対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
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37歳 女性です。
現在以下の保険に加入中です。
普通終身保険 ながいきくん
保険金額 800万円(保険料9,440円/月)
災害特約 800万円(保険料640円/月)
疾病障害入院特約 800万円(保険料8,960円/月)
契約の効力発生年月 平成8年4月
保険料払込済年齢 60歳
このうち、入院特約の見直しを考えています。
現在ほどの保障内容(入院日額12,000円)は必要ないと考え、日額5,000円程度として、現特約を減額するか、または(入院特約のみ)解約のうえ他社の医療保険に入り直そうと思います。
その際気になることが2点あります。
1.減額・解約した場合、返戻(還付)金はどの程度返ってくるか? これまでに支払った保険料を大幅に下回るようなら、現契約をそのまま維持した方が得策か?
2.ながいきくんの入院特約保険料は割高な印象があるが、その分他社商品にはないメリットがあるのか? 解約して他社の医療保険にすることで不利になる点・注意点などは?
以上について、ご教示いただければ幸いです。
郵便局へ行くと言われるがままになってしまいそうなので、事前に多少の知識を得ておきたく、よろしくお願いいたします。
いずれにしろ、基本契約(死亡保障)部分を変更するつもりはないのですが、保険料を抑えたいため、入院保障を見直したいのです。
今のところ、他社への乗り換えに傾いています。
月額保険料2,000〜4,000円程度で、入院日額5,000円保障のおすすめプランなどありましたら、併せてご教示願えるとありがたく存じます。
できれば、ひとつ年齢が上がる(9月初旬)前に手続きを終えたいと考えています。
急な質問で恐縮ですが、よろしくお願い申し上げます。
補足
2009/08/18 06:33「払済」というご提案を拝見し、目から鱗の思いで簡保へ問い合わせ、詳細判明です。
【解約還付金】
主契約・特約とも解約 約232万円(既払保険料:約304.5万円)
特約のみ解約 約118.5万円(同:約153.5万円)
【払済契約に変更後の保険金額】
(変更前各800万円)
主契約 約384万円
災害特約 約273万円
入院特約 約318.5万円(入院日額約4,780円)
以上がコールセンターへの電話で明示されました。
驚くべきことに、通常消滅するはずの特約部分が残るのだそうです(積立金等があるからとの説明)。
入院日額5,000円の希望にはわずかに不足ですが、これなら払済にしても新たに別の医療保険に入り直す必要ないかもしれない…と一瞬喜びましたが、少し考えると、入院特約部分既払保険料約143万円に対して、この保険金額はそれほど率がいいとはいえない(掛捨でより効率のいい医療保険がある)ようにも思えます。
また、事情により、現時点での保険金額優先順位は死亡保障>入院保障のため、払済後も残るという特約部分は不要だから、その分を主契約に上乗せできないか? という欲が出てきました(つまり、全解約した場合の還付金約232万円で主契約のみを買い直し、死亡保障を増額したい)。
この点はコールセンターでは判断不可→地域本局窓口へ確認すると、結論から言えば「できない」とのこと。しかし、どうも歯切れの悪い印象で「できない」根拠は示されません。約款等に明記されてるのかどうかも、曖昧なままでした。
これは本当に「できない」ことなのでしょうか?
可能な範囲で調べてみたのですが、やはり分かりません。
長々と下手な説明で申し訳ありませんが、お分かりになる方がいらっしゃいましたら、ぜひお知恵を拝借したく、よろしくお願い申し上げます。
Na*tsuさん ( 大阪府 / 女性 / 37歳 )
回答:5件
現状の保険を活かしましょう。
おはようございます。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。
保険の見直しについてですが、保険は万が一のときにお金に困るから加入するのです。死亡保険含め、万が一のときにどのくらい保険でカバーしたら良いのかを再度検討されたほうが良いように思えます。
入院特約についてですが、基本的には現状のままのほうが良いです。その理由としては、現状の入院保険は4日免責ですが、保険は確率でできています。平成8年に加入されているのであればもう13年経っており今よりも入院する確率が低いときに加入されているので保険料が今よりも安いからです。
現状日帰り入院やいろいろな特約が出てきてはいますが、不足分は現金をためていったほうが賢明です。1日入院12000円にしても二人部屋や一人部屋に入院したら、保険だけではカバーできません。
もし、追加で加入されるのであれば医療保険ではなく、今の医療保険を補完するようながん保険などの検討をされたほうが良いと思われます。
保険料を下げるのであれば、解約ではなく現状の入院日額の減額と死亡保険金額の減額の検討をされると良いでしょう。
評価・お礼
Na*tsuさん
早速ご回答いただき、ありがとうございました。
そうですね、今の契約を活かせれば一番よいのですが、保険料と入院日額のバランスを考えると、簡保よりは掛捨ての医療保険の方が効率よく思えてしまいます。入院特約に毎月9,000円はちょっとつらくて。保険だけで備えるのでなく、並行して貯金も必要ですね。
先の質問に補足を加えました。これに関しても、もしお分かりになるようでしたら、またよろしくお願いいたします。
回答専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します
「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
辻畑 憲男が提供する商品・サービス
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
-
生保見直しの件
Natsuさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
質問1について
・返戻金が幾らくらい戻ってくるのかにつきましては、残念ながらこちらでは分かりかねます。
・郵便局あるいは専用の相談窓口がありますので、そちらでご確認ください。
質問2について
・現在、加入している生命保険につきましては、支払い保険料の面を考慮した場合、Natsuさんのお考えの通り割高である点は確かです。
・他社の生命保険に加入し直した方が支払い保険料は安く済むと考えます。
・尚、保険商品のご提案につきましては、コンプライアンスの関係もあり残念ながらここでは出来かねます。
以上、ご参考にしていただけますと幸です。
リアルビジョン 渡辺行雄
評価・お礼
Na*tsuさん
ご回答いただき、ありがとうございました。
先の質問に補足を加えました。これに関しても、もしお分かりになるようでしたら、またよろしくお願いいたします。
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
2
いろんな要素で考えましょう。
はじめまして、Na*tsuさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
死亡保障も何故この金額が必要か考えて見られても良いでしょうね。
NA*tsuさんが亡くなられた場合に、資金面で生活が困る方がおられるのであらば死亡保障は必要になりますが、おられないのであれば多くの死亡保障は必要ありませんね。
また思われているように日額12000円の入院給付金は、少し厚い保障になっているように思いますね。
ただ特約については、解約した時の戻り金は無いでしょうが、今後の支払を考えていく場合に保障が厚い分、保険料を多く払っていくのか、家計節約で保険料を抑えながら必要な最低保障を確保していくのかを考えられると良いと思いますよ。
また女性の方で気になるのは、女性特有の疾病もありますね。
他社の保険会社で主契約として医療保険に加入していき保障の幅を広くしておくのも方法でしょう。
まず、保険でどういった不安に保障を準備するのかを考えられて、保障内容、保険商品を選ばれると良いと思います。
評価・お礼
Na*tsuさん
早速ご回答いただき、ありがとうございました。
入院への備えは保険料を抑えつつ最低限の保障を確保したく、よって、簡保特約よりは他社で主契約として医療保険加入が理想的なのですが…すでにある簡保をなるべく無駄や損失少なく見直したいと思うと、難しいところです。
先の質問に補足を加えました。これに関してお分かりになるようでしたら、またよろしくお願いいたします。
釜口 博
ファイナンシャルプランナー
3
ながいき君の入院特約につきまして
Na*tsu 様
この度はご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャル・プランナーの釜口です。
よろしくお願いいたします。
1.減額・解約した場合、返戻(還付)金はどの程度返ってくるか? これまでに支払った保険料を大幅に下回るようなら、現契約をそのまま維持した方が得策か?
⇒解約返戻金の額はかんぽ生命に確認してみて下さい。
60歳払いの特約ですから、現段階では特約に対しての払込保険料相当額よりも低くなるのは確かです。
2.ながいきくんの入院特約保険料は割高な印象があるが、その分他社商品にはないメリットがあるのか? 解約して他社の医療保険にすることで不利になる点・注意点などは?
⇒確かに入院特約の保険料は他社に比べて割高です。
廉価な終身医療保険に比べて保険料が高いのは、解約返戻金が貯蓄されるからです。
この特約を見直しされるかどうかは、Na*tsu様の医療保険に対する考え方次第です。
医療保障だから、ずっと確保していきたいというお考えでしたら、掛け捨てで一番コストパフォーマンスが高い終身医療保険に加入された方が良いでしょう。
反対に医療保険もどこか地点で解約して、お金にしていきたいというお考えであれば、現在の契約を継続されるのも一つの方法かと思います。
私がもしNa*tsu様が加入しておられる保険と同じ内容にご加入の方から相談を受けた場合、「払済」をご提案します。
「払済」とは保険料の払い込みをストップして主契約の保険を残すという方法です。
http://profile.allabout.co.jp/pf/bys-planning/column/detail/14513
ご不明な点などがございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
http://www.bys-planning.com/
評価・お礼
Na*tsuさん
再質問にご回答いただいたままお礼も申し上げず、申し訳ございません。
その後現在までの経過ですが、結局ながいきくんの特約のみを解約し、ソニー生命総合医療保険(低解約返戻金特則付)に加入することにほぼ決めました。
解約還付金をソニー生命の保険料に充当すると考えればよいかと判断したからです。特定疾病診断給付金特約を付加しますので、実際は還付金だけでは賄えませんが…月額5,000円強(特約込)の保険料で、入院日額は減らしたものの給付金分の保障を加えられて、まぁ納得のいく選択になったかと思っています。
素人が保険について調べるのは本当に難しく大変で、今回この場で「払済」をはじめ貴重なアドバイスを頂戴できたこと、とても助かりました。しかも、郵便局への同行・折衝まで申し出てくださり、感謝申し上げます。
実は、中央郵便局行ってみました。
検討の過程で、払済の一本化を目指すより前述のようにする方がスムーズだろうなと、気持ちは固まりつつあったのですが、説明だけでも求めてみようかと思い…結果、徒労でした。地域の本局での対応とほとんど同じでした(私の交渉力不足でもありますが)。
やはり、民間と較べると、簡保は…なんというか…「適当」な感じが拭えません。ソニー生命のライフプランナーさんと保険の組立をしてみて、余計にそう感じてしまいました。
おかげさまで、誕生日前(今月中)に契約できそうです。本当にありがとうございました。
ファイナンシャルプランナー
-
解約返戻金のあるタイプですので高めです
Na*tsuさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンター(はだのひろこ)です。
確かにかんぽの特約の医療保障は高めです。
解約返戻金のあるタイプですので死亡時には終身保険部分+アルファが支払われます。
医療保障が12000円も必要なければ、主契約の終身部分を減額する方法もあります。
400万円にすると半分の6000円になりますね。
主契約はいじりたくないということですが、一生涯の保障に800万円は必要でしょうか?
もし、60歳以降に解約して老後資金と考えていらっしゃるのであれば、医療保障は特約ではなく、別に準備しておいたほうがいいでしょう。
一般の医療保険は今解約返戻金のないタイプがほとんどですからその分保険料も安く確保できますよ。
9月にお誕生日ということですと、できれば今月中のほうがいいですね。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
補足
追記に関して
かんぽは払済み保険にしても特約がのこるとの貴重な情報ありがとうございます。
しくみが一般の保険と違うということなのでしょう。
特約部分の解約返戻金で終身部分を買い増すことができれば一番いいのでしょうが、それができないということであればそうなのでしょう。
でも納得がいかないということであれば消費生活センターに相談して担当から確認してもらうという方法もあるかと思います。
できないということですと、解約返戻金で別の保険に一時払いで入る
または死亡保障がもっと必要ならば掛け捨てで確保し、残る解約返戻金は老後資金として運用を考えるといいかもしれませんよ。
評価・お礼
Na*tsuさん
先日は早速ご回答いただき、ありがとうございました。
個人的事情で、現時点では、生涯保障800万円は確保しておきたいのです。ただ、死亡時保険金としてばかり考えていましたが、おっしゃるように60歳以降解約すれば、年金代わりにもなるのですね。その可能性もあるなら、やはり医療保障は単体で加入しておくべきだと再認識しました。
先の質問に補足を加えました。これに関しても、もしお分かりになるようでしたら、またよろしくお願いいたします。
Na*tsuさん
特約部分が消滅しない払済について
2009/08/21 03:52釜口様
先日はご回答ありがとうございました。
評価より先に再質問で申し訳ありません。
「払済」という方法があること、まったく知らなかったので、たいへん助かりました。
ご提案を参考に、簡保へ諸々問い合わせた結果、現在補足に書き加えたような事態となっています。
特約部分が残るとは予想外で、ありがたいような困るような…で、戸惑っています。
補足に記入のとおり、特約不要で死亡保障に一本化できる払済契約が可能なら、万々歳なのですが。
担当の簡保職員さんは丁寧で、こちらの説明もきちんと聞いて下さったものの、「払済」に関しては当方が持っている知識以上のことは積極的に開示してくれないのだな、という印象でした。ですので、「できない」根拠も不明ですし、実は一本化可能なのではないかとの心証を抱いています。
釜口様は「払済」にお詳しいようですので、この点ぜひご意見を仰ぎたく、何度も恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
また、仮に一本化が不可だった場合、とりあえず特約のみ解約、主契約はそのまま残し保険料を払い続けた後、何年後かにその主契約を払済に変更することは可能なのでしょうか?
調べても素人では理解できないことが多く、すみません。
因みに医療保障に貯蓄性は求めていません。特に今の時代、保障と貯蓄は切り離して考えようと思っています。
Na*tsuさん (大阪府/37歳/女性)
Na*tsuさん
再質問ではないのですが…
2009/08/29 20:38羽田野さま
先日は当方の追記(補足)に対しアドバイスいただき、ありがとうございました。
お礼が遅れまして、申し訳ありません。
その後諸々検討した結果、ながいきくんの特約のみを解約し、ソニー生命総合医療保険(低解約返戻金特則付)に加入することにほぼ決めました。
「解約返戻金で別の保険に入る」という羽田野さまのアドバイス参考になりました。ありがとうございます。
払済にして特約が残るのは、かんぽでもかなり珍しいケースのようです。局員さんも驚かれていました。
「特約部分の解約返戻金で終身部分を買い増す」件については、生命保険文化センターというところにも訊ねてみましたが、かんぽ内の規定まではわからないとのことでした。
貴重なアドバイスを頂戴し、いろいろ勉強になりましたし、おかげさまで誕生日前(今月中)に契約できそうです。
ありがとうございました。
他に記入欄がありませんので、再質問からの連絡となり、失礼いたしました。
Na*tsuさん (大阪府/37歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
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