猫の慢性腎不全

人生・ライフスタイルペットの医療・健康 2009/11/13 16:25

うちの猫は元々野良猫で、拾ってきてのが４月、８月にＦＩＶと診断されました。年齢は４歳です。発病を押さえる為、インターフェロンをしています。そのあとすぐ「慢性腎不全」と診断されたのですが・・。
症状といわれる症状は何もなく、血液検査での診断でした。８月下旬の数値は「ＢＵＮが38.6、Ｃreが2.3」９月上旬は「ＢＵＮ36.4、Ｃre2.3」そこで、慢性腎不全と言われ、投薬と食事療法を始めました。薬は毎日２回の黒い薬と、１回の白いバニラ味の薬です。
治療を始めて２週間後の検査で「ＢＵＮ33.1、Ｃre2.0」１ヶ月後の検査では「ＢＵＮ26.6、Ｃre1.6」でした。投薬を行って、数値が正常値になる・・という事はあるのでしょうか？ＦＩＶに感染した際、１度ウイルスが活発になる期間がありますが、ちょうどその期間に、ＦＩＶも腎不全も診断されています。・・慢性腎不全ではないのでは・・と、考えてしまいます。
私は素人ですし、愛猫を思う気持ちで、行き過ぎた勘違いをしていたら、大変、申し訳ないのですが・・。
アドバイス、おねがいします。

ｎReiさん（宮城県 / 女性 / 35歳）

回答：1件

RE:猫の慢性腎不全

2009/11/15 15:04 詳細リンク

: (5.0)

近年、猫の慢性腎臓病(CKD)はThe International renal Interest Society(IRIS)のステージ分類システム(慢性腎臓病をステージ1〜5に分類)が利用され病期の評価が行われます。

今回、ご相談をいただいた症例はクレアチニン(Cre)の値が1.6〜2.3でステージ2(Cre1.6〜2.8)に分類されます。ステージ2は残存する腎機能が約30%前後と推測され初期腎不全という評価になります。

初期腎不全の治療法ですが腎臓の血管を広げて腎臓保護作用のある薬の投薬、腎臓食の食事療法などが勧められます。また、定期的な血液検査、尿検査、血圧測定なども勧められます。

病気は慢性腎臓病です。投薬している薬の内容は正確に分かりませんが治療によって値の改善が認められていると思います。今後も継続的な治療が勧められます。