ヘルニアと冷房について

ご質問ありがとうございます。

椎間板ヘルニアに関する症状は、排尿障害や感覚鈍麻、運動神経麻痺などの神経圧迫による症状と痛みやシビレなどの機能異常による症状の２つあります。

神経圧迫による症状は、重症の場合は手術が適応されますが多くの場合、自然治癒します。ぱおぱお様の以前の症状も自然治癒したものと思われます。

今回、再発した腰痛は、おそらく圧迫による症状ではなく、機能異常による症状と思われます。

この機能異常とは、カイロプラクティックの視点からの見方で、カラダを統制する神経系がうまく働いていない状態を意味します。
この神経系がうまく機能しないと、筋の過緊張を起こしたり、自律神経の働きが悪くなり血流が滞ったり、さまざまな症状を引き起こします。

機能異常を起こす原因には、肉体的ストレス、環境的ストレス、また精神的ストレスまで幅広くあります。
職場移動などの精神的ストレスは、特に大きく影響するものと思われます。

上記の点を踏まえ、お困りの症状には、カイロプラクティックが有効だと思われ、また心身両面から症状を捉える療法を私はお勧めします。
心身条件反射療法

私のコラム「腰痛の今」シリーズもご一読頂くとヒントになると思います。

私が、東京でお勧めする先生を下記にご紹介しておきます。
朝倉 穂高B.C.Sc
河野 智行B.C.Sc

また、私でよろしければ、いつでもお力になりますので、気軽にご相談ください。

山中英司

陽開カイロプラクティック
横浜市青葉区青葉台1−3−9 東拓ビル5階
045-981-4431
http://www.hikaichiro.com/

冷えは筋肉の凝りを生みますが、その影響は限定的です。

文面から察するに、L5−S1間のヘルニアによって馬尾神経障害を起こしているようです。排尿･排泄障害が起きている場合は、いわゆる「レッドフラッグ」です。触覚麻痺なども危険な兆候です。

医者や病院が嫌い、とおっしゃっている場合ではありません。''すぐに病院にかかってMRI診断を受けてください！''場合によっては手術が必要です。

決して脅すわけではありませんが、重度の場合には性機能障害や下肢の障害を引き起こす可能性もありますよ。

もし、「手術は必要ない」との判断が出て、牽引や電気をすすめられるようでしたら、そこで初めて代替医療の出番です。その時はカイロプラクターにご相談ください。


藤原 邦康 【米国公認ドクター・オブ・カイロプラクティック】
カイロプラクティック＆ボディケア ''オレア成城'' Tel.03-6806-6684

追記の後のコメントです。
膀胱直腸障害は、強度のものだと24時間以内に手術になるかなり危険なサインです。
一応、1.5年ほど経っていますが、今後、継続して経過観察はする必要があります。どちらかのカイロプラクティックに通うことになっても、ご自身でも必ず頭に入れておいて下さい。膀胱の状態は一つのサインとなりそうです。
ちなみの藤原先生はあまり強いことを書いていらっしゃいませんでしたが、実際は、性機能どころではなく、一生、オムツです。

現在の状態についてですが、
職場が変わり、環境の変化を考えなくてはなりません。特に椅子の変化も考えに入れる必要があります。職場環境として、自分のデスクがある職場でしたか（最近、席が決まっていない会社も多くなっているので）？
もし、デスクがある職場だったのなら、椅子の要素は忘れないようにしてください。
冷房によるものであれば、腰周囲を温めてあげると楽になります。例えば、お風呂に入るなど。
職場にいるときは、上を羽織るようにしてください。それであまり変化がなければ、腰自体の問題です。

ただ、腰自体の場合でも、ヘルニアの悪化と別の腰の問題が考えられます。文面からそれを決める要素というのが見あたりませんので、専門家（カイロプラクティック）に診てもらうのがいいでしょう。

代替医療は、西洋医学「以外」の治療法です。鍼灸・カイロプラクティック・マッサージ・アロマ・サプリメントなどなど。

ご参考になれば幸いです。

ばおばお様へ

良く我慢してましたね。ヘルニアの場合、全員が牽引、電気治療は必ずしも有効ではありません。

身体の悪化する要因に冷えはあります。特に冷房の冷えは大敵です。

でも冷えで悪化すのはそういう何等かの悪くなる要素なり、基があるからです。

ばおばお様の場合はそれがヘルニアだったのです。

膀胱障害はヘルニアとしては重症ですが1年半も経過して、それが回復したそうですが、大事にいたらなくて、幸いでした。場合によっては大変な事になっていたかも知れません。

MRIを撮ってこられたので、それは良かったと思います。

代替医療でも充分治る可能性は大です。良い先生の治療を受けるのが大前提ですが。

身体が冷える事や疲労する事により腎臓の反射から身体に回転性の捻れが起こり、椎間板が圧迫され薄くなり易い状態となります。ですから腰痛や、ひどいとヘルニアになり易い要因となります。カイロプラクティックの治療ではその辺りのポイントを診ていきます。とにかく冷えや疲労には注意してくださいね。手術を要する状態でなければ改善と再発防止の為にも治療は有効です。

ぱおぱお様

以前は排尿障害もあったとのこと、かなりひどい状態だったと思いますので、今後も腰については注意が必要だと思います。ヘルニアがある場合は、腰を支える筋肉や関節などにも負担がかかっているケースが多いのですが、それに伴い、股関節やお尻の筋肉などにも影響を与えることがあります。（冷房での血管収縮の影響も受けやすくなります）

するとヘルニアが原因ではなくても、足に症状がでる場合もあります。今回の足の重たさは、ヘルニアそのものによる症状ではないかもしれませんが、身体のバランスは崩している可能性がありますので、一度カイロプラクティックの先生にバランスを見てもらうと良いかと思います。