対象:税務・確定申告
回答:1件
不動産を処分しないと固定資産税はかかります
こんにちは。
固定資産税は、不動産が会社の名義であれば会社に対して課税されます。
会社をたたむということは、財産も負債もなければ簡単なのですが、財産がある場合には処分しなければなりません。
処分したうえで、お金を残余財産の分配として株主さんに戻すことになります。
第三者への任意売却、代表者が適切価格で買い取る、いずれかだと思います。
その際に、値上がり益などが生じていた場合には、清算所得に対して法人税が課されます。
会社の不動産である以上、取り壊す費用も基本的には、会社以外に負担するべき人はいないと思います。
それらの方法が難しいということであれば、誰かに貸して、家賃を受け取り、固定資産税などの経費に充当していく、という、つまり不動産賃貸業の会社にしてしまうことも、
キャッシュがトントンにできるならば、当座の対処としてはあり得ると思います。
財産がなければ、休業で法人をそのまま特別な清算や解散の手続きをせず、放置してしまう人も多いのですが、不動産があるとすれば、基本は財産を処分して、残余財産の分配をしなければ区切がつきません。
やはり地元の税理士さんか、行政書士さん、不動産の登記もありますので司法書士さんあたりに相談する必要がありそうです。
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