対象:不動産売買
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はじめましてotakです。
現在妻名義のマンションに居住しています。
当然、住宅ローンは妻名義です。
現在は共働きですが、近年中には、妻は専業になる予定です。
所得がなくなるのに返済は妻が行なうのは・・・
と思い名義を私の方(夫)に変更しようと思っています。
このタイミングで、住宅ローンの借換えをしようとも思います。
この場合、どういった手続きをするのか、また変更するとどれだけの費用(手数料・税金)が掛かってくるのでしょうか。
この辺りの回答をお願いします。
ちなみに、現在のローン残額は2千万程あります。
otakさん ( 愛知県 / 男性 / 40歳 )
回答:1件
夫婦間の不動産売買について
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
住宅ローンの名義だけを「otak」さんにすることは、
物件名義(所有権の持分)と住宅ローンの名義(債務者)が
合わなくなるのでできません。
ご相談のポイントとしては2点で、
・返済を「otak」さんが行いたい。
・住宅ローンの借り換えをしたい。
であれば、いくつか方法があります。
1.奥様が、他銀行で借り換えを行い、奥様名義の住宅ローンを「otak」さんが支払う。
奥様名義の住宅ローンをご主人が返済する場合は、
贈与税の対象となる場合がありますが、ローン支払金額が
年間で贈与税の基礎控除110万円以内であれば贈与税もかからないと思います。
借り替えにかかる費用は、繰上げ返済手数料、抵当権抹消費用、
新しく借りる住宅ローンの銀行事務手数料、抵当権設定費用となります。
仮にローンを完済したとしても、物件名義は、奥様のものです。
2.新しく「otak」さん名義の住宅ローンを組んで、奥様から現在のマンションの全部
または一部を買取る。
奥様が売主、ご主人が買主で、不動産売買契約を行います。
売主側には、印紙代、抵当権抹消費用、
買主側には、印紙代、抵当権設定費用、銀行事務手数料、不動産取得税、
所有権移転費用等がかかります。
また、親族間売買の住宅ローンになるので、
仲介業者への仲介手数料(実質的には、重要事項説明書、売買契約書の作成費用)
がかかります。
所有権の全部を買取る方法と、一部(例えば、奥様の住宅ローン残債相当分)を
買取る方法があります。
金融機関によっては、買い取りに対しての融資を行わないケースが
あるので事前に確認をしてください。
どちらの方法にしても、それなりの費用がかかるので、
贈与税の基礎控除110万円以内で現在の住宅ローンを「otak」さんが
支払ってあげるのも一つの方法だと思います。
少しでもお役に立てれば幸いです。
回答専門家
- 真山 英二
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント)
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
正しい知識で安心して人生最大のワクワクを楽しんでもらいたい!
人生最大級の買物である不動産購入は、自分や家族が主人公でこだわりを実現していく「人生最高のエンターテイメント」と言えるのではないでしょうか。正しい知識と情報を身に付ける事で、安心してワクワクの不動産選びを楽しんでもらいたいと考えています。
otakさん
内容について補足させていただきます。
2009/07/16 09:12真山さま ご回答ありがとうございます。
名義変更をする場合は、住宅ローンと物件名義の両方を行なうつもりです。
110万円以内で私(夫)が支払えば贈与税も掛からないのは承知しました。
しかし、妻が無職となった状態で、繰り上げ返済をすると贈与税はどうなるのか。
私が病気または死亡した場合、無職であろうとも返済は続いていくので当然、
支払えなくなる=売却するまたは私個人の生命保険等を支払いにあてる。
(個人生保は返済とは別で残してあげたいと思います)
今の住宅ローンは生保付になっており、本人死亡後は支払いが保険にて行なわれるため
ローンは無くなるものです。
今は、夫婦間の売買にて全て私(夫)名義にするのが最善と考えております。
当初の質問にも挙げてありますが、今後の参考にしたいので、
変更に関しての概算を算出はできないのでしょうか。
変更にあたって事前に資金繰りを行なっておきたいです。
以上です。
otakさん (愛知県/40歳/男性)
(現在のポイント:2pt)
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