対象:お金と資産の運用
回答数: 2件
回答数: 7件
回答数: 1件
おせわになっております。イスラエルとイランの軍事衝突を心配している個人投資家です。
イランのマフムード大統領が再選されました。これによりイスラエルのイラン攻撃が現実味を帯びてきました。国境を接していない国同士なので紛争(戦争?)が長期化することもありえます。イスラエルとイランの2国合わせたGDPは世界の1%程ですが経済的には悲観的となるかもしれません。
仮に両国の間で何らかの軍事行動があった場合、株価は下落すると予想します。その時に慌てないために個人投資家はどういう心構えをもっておけばよいでしょうか? 9.11の経験などを踏まえて回答いただけたら幸いです。
どうぞご教授お願いいたします。
Moriya, Tomoさん ( 東京都 / 男性 / 30歳 )
回答:2件
投資準備資金・緊急予備資金は常に確保する。
Moriya, Tomoさんへ
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの上津原と申します。
軍事衝突があった場合、経済的には一時的に大きなダメージを受けることがあります。
ただし、軍事衝突があった際に恩恵を受ける会社(軍需関連など)や軍事衝突による影響がない会社(メディア・医薬品など)も存在します。
軍事衝突が起きても経済は動いています。
株式などの金融市場の閉鎖(数日間の休場はのぞく)といった事態がない限り、今もっている株式がある場合、そのまま保有しておくのが結果的に良い場合もあります。一時的には急落しても、事態が落ち着けば相場が反発するからです。
国債については、売却するのも一つの方法です。軍事関連の予算が膨らんだ場合(またはそのことが予測される場合)、債券の発行によって債券の価値が急落することがあるからです。
投資のための準備資金がある場合、
下落リスクも考慮に入れながら、数回に分けて株式に投資するのも良いでしょう。私も、イラク戦争のときに報道関係の会社に投資をしたりしていました。
冷静な投資判断は、投資の結果に左右されないお金が多く準備できた上でのことです。そのためにも、生活のためのお金や投資準備資金を常時確保されることをお勧めします。
評価・お礼
Moriya, Tomoさん
ご回答ありがとうございます。
余裕資金のほかに私のポートフォリオに金ETFがありますので、戦時下に値上がりする金ETFを売却して株式投資信託の穴埋めに使おうとかとも考えています。リバランス程度に金ETFと株式投資信託を調整するか、金ETFを全額売却して株式投資信託の穴埋めにつかうか悩ましいところです。
回答専門家
- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。
「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
-
基本は分散投資です。
Moriya Tomoさん、こんにちは。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
投資の基本は分散投資です。
新興国の投資は比率を下げられるなどして、リスクを軽減するようにされれば良いと思います。
またドルコスト平均法も株価の下落などの時には、将来的には有効になる事がありますので、銘柄や国や地域の分散だけではなく時間の分散も実行されると良いと思います。
評価・お礼
Moriya, Tomoさん
ご回答ありがとうございます。
たしかに先進国よりも新興国の方が軍事衝突のリスクは高いですね。軍事リスク以外にもカントリーリスク全般に言えることですが。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A