対象:住宅設計・構造
南北両面道路の物件で、北面道路の方が高く、南面ひな壇(1.5メートル程度擁壁で上がっている)の物件があります。
出入りは北側の道路からで、南側からは出入りできません。
この物件で、南側の半分ぐらいの面積を南面道路の高さまで掘り下げ(擁壁を削る)、北側半分はそのままとして、スキップフロアの建物を建てる…というようなことは一般論として有り得るでしょうか?
(南側が一階、北側玄関部が1.5階、南側に2階、北側に2.5階、南側に3階(またはロフトスペース)…というイメージです)
なお、物件は1種低層住宅専用地域に所在しています。また、北側道路は普通の4メートル程度の道路ですが、南側は幅1メートル少々の通路程度の道で、車は通れない道になります。
宜しくお願い致します。
shi-njiさん ( 兵庫県 / 男性 / 34歳 )
回答:2件
定番のスキップフロアありだと思います。
こういう土地の場合、いろいろなパターンの設計ができるのではないでしょうか?
10人の建築家がいれば10通りの面白い設計が出てくると思いますよ。
文面でイメージしてそれをまた文章で伝え返すのは難しいです。
やはり、建築家の設計に期待しているのであれば、何人か、ピックアップして直接コンタクトしてみるといいと思います。
気軽に相談すればいいと思います。
お客様よりサイトを見ての直接のお問い合わせ建築家はうれしいものです。
最初は、ラフプラン程度、無料でやってくれると思いますよ。
より具体的に前進すると思います。
shi-nji様家族にとってよいプランに巡り合えますように
若林正義
回答専門家
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野平 史彦
建築家
-
私事で失礼ながら、、
shi-nji様
ちょっと私の自邸の話しをさせて頂きます。
私の家は崖地に建っております。
東南6m道路に面した細長い崖で、
土地を購入した時には、道路レベルで崖をくり抜いてRCの車庫が築かれており、
階段を5mほど上がったところ、道路側に面した敷地の半分が平坦な敷地で、
敷地中央に1.5m程の擁壁が立ち、その後ろはまた崖の斜面となていました。
細長い敷地の中央に擁壁で段差のある土地なので、
まともに家が建てられる状況ではなく、長い間売れずに残っていた土地でした。
そこで計画したのが、shi-njiさんがお考えのスキップフロアの家です。
土地が安かった分、基礎にお金がかかりましたが、
首都圏にありながら緑に囲まれた開放的で眺めがよく、
それでいてプライバシーが守られた快適な家ができました。
スキップ毎にゾーニングされているので、廊下がなく、
機能性にも優れていると自負しております。
しかし、スキップフロアの家は、バリアフリーとは対極にある様な家で、
生活動線には常に階段が介在し、住み始めて一ヶ月くらいは膝が痛かったです(笑)
でも、すぐに慣れて、足腰が丈夫になったかも?
さて、設計者というのは、その敷地を見て、その特性をどう活かそうかと発想します。
私はそれが自然な事だと思いますので、平らな土地でなければ家が建てられないというのが一般論なら、そんな一般論はナンセンスです。
その土地に建つ家の有り様、というのはその土地が私達に語りかけてくれるものです。
美しい家は必ずその土地の特性が活かされている家なのです。
ですから、shi-njiさんがその土地に持った家のイメージはとても自然なイメージの様に思いますよ。
(現在のポイント:-pt)
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