矯正治療の結果に不満があるときは？

はじめまして。むつみデンタルクリニックの倉田です。

矯正治療の場合、患者さんの希望する見た目や咬み合わせと、歯科医院側が治療終了だと考える見た目や咬み合わせが異なることがあります。
こういった場合、少しづつ違いを詰めていく作業が必要となります。

今回の場合、失礼ですがエスハイさんも歯科医院側もその努力が足りないように感じます。
こういった場合に一番良くないことは『感情的になる』ことです。治療期間についての補足がなかったとはいえ、支払いを拒否したり、それに対して弁護士を立てて回収に出るといったことは双方が感情的になっていると言えます。

この先の方針としては
・他の歯科医院で治療を受ける(ただし、費用は今まで払った額に近い金額がかかると思います)
・治療を受けた歯科医院で話し合い、治療の継続か転院を決める。
(転院の場合でも、費用は今までよりもかからないことが多いです)
などがあります。

もう顔も見たくない!とお思いでしょうが、一度今後の方針について話し合われることを勧めます。

矯正治療について

千葉県松戸市 歯科 むつみデンタルクリニック

歯HOO!ブログ〜松戸市の歯医者さん〜

はじめまして長崎の堀内と申します。
矯正治療後の結果に対してご納得いかないということですね。

私自身矯正医ですが、常にこういった問題が起こるかもと思いながら診療に当たっています。
よくあるのが、治療開始前の時点で患者さまの描くゴールと歯科医師が描いているゴールがすでに違っていたということ。そして、そのゴールに到達するためにどれだけの作業が必要かについて双方の思惑が違っていたということだと思います。

つまり、歯科医師としては、「難しい治療だから患者さまの努力がかなり必要だろうな」と思っている反面で患者さまは「ぼちぼちしていれば、思ったようになおるだろうな」と思っておられると大きなズレとして結果に現れるだろうということです。

ちなみにオープンバイトということでしたら、ベロの訓練やゴムの使用、あるいは矯正用インプラントなどについてがんばってくださいねとか使用したほうがいい結果がでますよ。などという提案というかアドバイスのような話があったのではないかと思われます。

このあたりを話半分みたいだったりするとやはり最終的に結果がでないということはあります。
また、噛み合わせがしっくりこないということなんですが、もしかするとうつ伏せ寝や横向きね、頬杖などの癖はありませんか?態癖といいますが、こういった癖がありますと、ほとんどの場合、矯正医は通常通り治療しているのにいつまでたっても歯がきちんと並ばないということで治療が長期化することが多々あります。

ご相談されているのにちょっときついことを申し上げるようで心苦しいのですが、こういったことにもし、お心当たりがあられるようでしたらなかなか難しい部分があるかもしれません。

他の矯正医に歯並びの状況がどうなっているか聞いて、場合によっては、元の矯正の先生と もういちど冷静に相談されて継続する。あるいは、相談先で継続の治療をお願いされるのもいいかと思われます。