対象:住宅設計・構造
回答:5件
かなりの水圧ですね
こんにちは やすらぎ介護福祉設計 斉藤と申します。
一般的なプール(25m×13m)で約325tの水量だったと思うので、これに匹敵する容量ですね。
地下にRCで埋設とのことですが、深い水槽ほどかなりの水圧がかかります。
貯水雨水が漏れるような工法・強度では、小さなクラックに圧力がかかり崩壊の恐れも考えられますので、施工方法は吟味されたほうがよいと思います。
土木の分野となりますが、ダムなどのRC部分からの水漏れが土砂崩れなどの自然災害を引き起こした例があります。そこまでの規模でなくても施工者責任が伴いますので、防水工事はされることをオススメいたします。
ご参考まで
回答専門家

- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
防水はされたほうがいいと思います。
こんにちは。
300tもの雨水貯留の目的にもよりますが、
防水はされておいた方が良いと思います。
防水モルタルでは、若干の不安が残りますので、
できれば、プールのようにFRP防水か塗膜防水がよいでしょう。
目的は、トイレや庭の水まきといった、
俗にいう「雨水再利用」でしょうか?
災害時の緊急用水でしょうか?
用途によって判断が分かれると思います。
ご参考までに。
野村正樹
回答専門家

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森岡 篤
建築家
-
防水は必要です
takiさんこんにちは
300tとは大きな水槽ですね。独立の貯水槽でしょうか。
雨水水槽は、防水は必要です。
鉄筋コンクリートで箱状の構造物を作る場合、最低2回コンクリートを打設する必要があります。
1回目は、下の床部分、2回目で廻りの壁と上の床を作ります。
下の床と、壁の下部に打継部ができますが、この部分はコンクリートを一体にすることはできず、スキマがたくさんできている状態なのです。
「多少」の漏れではなく、水を溜めることができず、水槽の機能を果たせなくなってしまう可能性があります。
漏れても、環境的には実害はなさそうですが、防水することをお勧めしますよ。
水槽内の防水には、塗膜防水やモルタル防水が使われます。
参考にしていただけたら幸です。

本田 明
工務店
-
一般的には、防水は必要です
地下水槽などの簡易な防水には、バンデックスのような塗布防水が一般的かと思います。
現場打ちの地下防火水槽などによく施工されている種類の防水です。
ただ飲料水とするなら、チャンと防水のメーカーに安全性を確認する必要があると思います。
また、スラブ(床版)と立ち上がり壁のコンクリート打継部分には、止水板を配置することもよくあります。
リンク先の図面の板を垂直に配置し、真ん中の丸い所まで、スラブ打設時にコンクリートに打ち込んでおきます。
防水も大事ですが、300tもの水槽を作るのであれば、ちゃんとした構造計算をした上で、
コンクリートの厚みや鉄筋の配筋をしないといけないのではないかと思いますが、その点は大丈夫なのでしょうか?
また、そのような地下構造物を施工する場合は、コンクリートの二次製品を使うことの方が最近は主流になってきていると思います。
既製品コンクリート防火水槽の例
補足
既製品の場合はそれ自体で防水が保たれますので、別途防水工事は不要です。
上記の回答の「飲料水とするなら・・・」部分は削除してください。
基本的に、雨水貯留で飲用は衛生上から不可です。
また、水道水などを地下にためる場合などでも、そのような水槽は不可で、
飲用水用に地下の構造躯体とは離れている独立したタンクを作らなければなりません。
(現在のポイント:-pt)
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