寝ても寝ても疲れがとれない

ご質問有り難う御座います。
この時期、特にこの様な症状を訴えて来られる方は多いですね。
この様な症状は過労や睡眠不足、陽気の変動や過度のストレス、冷え等、様々な原因により起きてくる事が多いです。
この様な原因によって脳や内臓が疲労すると、脳の中で作られる脳脊髄液(筋肉、内臓、神経等に送られる栄養の組織液)の生成と循環量が少なくなってしまう為に倦怠感等の症状が起きやすくなります。
カイロプラクティックでは脳脊髄液の生成と循環を高めたり、疲労している内臓(疲労や冷えが強い場合は特に腎臓)の働きを高める事によって疲労感を改善させていきます。
私の所属している会で、兵庫で開業されている先生を一応紹介致しますので、宜しければお問い合わせ下さいね。



田中治療室
兵庫県姫路市広畑区東新町2丁目7-1 広一ビル3F北号室
TEL079-238-5111

田中接骨院
兵庫県明石市魚住町清水2145
TEL078-942-9056


いちはら治療院
神奈川県藤沢市辻堂1-3-13江戸惣ビル2F-A
TEL0120-14-0091

はじめまして、川井筋系帯療法の川井太郎と申します。

疲労の原因については様々なものがあります。

年齢・性別からすると病的な原因としては甲状腺機能障害などが考えられ、また、他の症状でステロイド剤や安定剤などの過剰使用によって起こる場合もあります。

これらについては、病院で検査、相談する方が良いでしょう。

また、一般的な慢性疲労の原因としては、

1、睡眠不足
2、栄養不足
3、身体的ストレス
4、精神的ストレス などが挙げられます。

今回の場合、

1、睡眠不足はあまりないようですが、逆に寝すぎてもダルさや疲労感が出ることがあります。
睡眠時間を7時間半から8時間程度にして、規則的な生活習慣をするようにしましょう。

2、栄養の偏り、バランスが悪いと血行不良による冷えや疲労感が出やすくなります。
体形や食生活状況によっても異なりますが年齢、性別からすると、カルシウム、マグネシウム、鉄分、ビタミンC、タンパク質の不足が考えられます。
肉、魚、豆類、野菜、果物などまんべんなくバランスよく摂るようにして、不足しがちな栄養素は良質なサプリメントで補うようにしましょう。

3、身体的ストレスとしては、日常生活動作(運動)の不足と｢身体のゆがみ｣による筋肉の過剰な緊張などがあります。
不規則な生活や外出が少なくだらだらした生活ですと、日常動作不足で疲労しやすくなります。
また、「身体のゆがみ」が多いと筋肉が過剰に緊張した状態になりエネルギーも消耗が激しく、血行不良も起こってきます。
信頼できる手技療法専門家(整体やカイロなど)で｢身体のゆがみ｣を詳しく分析してしっかり整えましょう。

4、精神的ストレスが多いと脳疲労のほか、やはり筋肉も緊張しやすく身体的疲労感が強くなります。
物事を気にしすぎる、考えすぎると自分で精神的ストレスを作り出します。思考を切断し気分転換を図りましょう。




川井筋系帯療法治療センター http://www.kawaikinkeitai.co.jp/

肉体的な疲労よりも、精神的な疲労や無意識のうちに飛び込んでくる感覚(目からの視覚的な情報や耳からの耳障りな音や声といったもの)が、長引く疲労感やだるさには、関係している可能性があります。無意識のうちに体調へ影響を与えているケースもとても多いです。

何かストレス状態が長引くようなことや、強いストレスを受けた心当たりがなければ、自分では「これくらいのことは当たり前だ。」と我慢したり、気にしないように過ごしていることによって、体にストレス反応が出ているのかもしれません。

ストレス反応は、これ自体は悪いものではないのですが、場合によっては、体の緊張を起こしたり、ホルモンバランスを崩したり、血行を悪くさせるように働いてしまいます。

市販の疲労回復剤で、楽になったと感じるケースもありますが、つらいようであれば、カイロプラクティックで、自律神経系の調整、筋肉の緊張を和らげ血流を回復させる施術などを受けてみてはいかがでしょうか?

東洋医学では、ご質問のような状態を「虚証」として分析します。

「虚」は、体の働きが弱っていたり、気血や精が不足したりしているような、「エネルギー不足」の状態を言います。

エネルギー不足にもいろいろな原因があって、主には「陰虚」「陽虚」「気滞」などの異常から起こります。

足がだるく重いというのは、腎の精気が弱っているときに起こる症状です。体が冷えるのは、体を温める働きをする陽気が虚していると考えます。

体が眠くてだるいのは、脳に精気がうまく昇らないためであると考えます。

そこで、鍼灸や漢方などで腎の陽気を補うような治療を受けられると良いのではないでしょうか。

本来は、こうした症状からの分析を、体のしめす所見と合わせて確認し、治療方針を決定しないと間違いも起こり得ますので、お近くの鍼灸院もしくは漢方医の先生に相談していただくのがよいかと思います。

このような状態になった背景に、強いストレスや、長期間にわたる過労、睡眠不足、飲食の不摂生、慢性病の存在などあることがあります。栄養失調や貧血なども分かりますので、いちど健康診断もお受けになり、慢性病の可能性を否定しておくと安心です。


ご参考になりましたら幸いです。


吉川祐介
Wecareカイロプラクティック&ナチュラルケア