対象:ブランド戦略・ネーミング
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商品に名前をつける際、響きのよい外国語を使う事はよくありますが、そのような商品のなかには、日本ではいい意味の言葉でも、元は否定的な意味ものが存在しています。商品を日本のみで売り出すとして、このようなネーミングは問題ないのでしょうか?
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
回答:1件
ネガティブ・チェックという手法もあります。
語源や由来だけでなく、口語体として慣用句化している言葉もあります。
そういった言葉と同じ「音」になってしまったり、
似た印象になってしまったり、ということは、少なくありません。
今回は「国内販売」の案件ですので、
厳密にネイティブチェックを通す必要まではないかと思いますが、
それでも、商品名の名称ですから、
「ネガティブ・チェック」をしてみても、良いかもしれませんね。
具体的には、定量調査を行います。
各年代や、性別、職業などをある程度の定量ずつに分けて、
モニター調査/アンケートを実施します。
それによって、各年代が抱くイメージを、事前にチェックするのです。
回答によっては、意外な結果が得られたりします。
思ったよりも全員が気にしていなかったり、
予想していなかった世代から別の言葉に聞こえる、という回答が得られたり。
調査結果によって、商品のターゲットとなる世代への印象を重視したまま、
多世代への商品名の潜在リスクを回避することも可能になります。
ネーミング/コピーライティングには、
故意にネガティブワードを入れるショッキングネーミングも存在します。
その場合は、逆説的に、その不安をその商品が解決している必要があります。
そういった商品ならば、ネガティブワードを戦略的に使う意味も、
それが印象に残ったりするので、案として出てくるわけですが…。
今回は、ネガティブチェックの結果によって、
ネイティブの否定的な意味を理解するヒトの割合で、判断してみてはいかがでしょう。
それが高くないならば、国内販売であれば大きなリスクではありません。
響き/音感だけで商品名を選ぶ、というのはよくあるのですが、
チェックの結果、ネイティブワードそのままを避けて、
印象や音感が似た、造語にすることでリスクを回避する。
というのが、商品名をつける際のテクニックだと思います。
回答専門家

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