対象:ブランド戦略・ネーミング
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競合他社との差別化を図るために、会社のブランディングを推進していく必要があることを認識しているのですが、どこから手を付けていけばよいのか悩んでいます。社内に対するモチベーションアップの意味も含め、新規で社名ロゴを作成し、会社にキャッチコピーを作り、ホームページやパンフレット、名刺を統一デザインでリニューアルするなど、形から入ろうかと考えています。が、ブランディングとはこういった形から入る作業を進めることで、達成されるのでしょうか。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
回答:10件
ブランドは顧客の頭の中でつくられます。
よく「商品は工場でつくられるが、ブランドはお客様の頭の中につくられる」と言われます。
商品が顧客に信頼と愛着を持って迎えられ、多くの顧客から高い評価を得て
リピート購買されたときに初めてブランドとよべるようになります。
「ブランディング」とは、顧客の頭の中に商品やサービスや企業についてのこれらの品質を
「ブランド認識」として強く印象付け、信頼と愛着をかちえる一連の行為です。
顧客はさまざまな接点(コンタクトポイント)を介してブランドと接しています。
ここでのブランド体験が強固なブランド認識をつくります。
であるならば、コンタクトポイントで、そのブランドの特質を強調した体験を
提供することが鍵になります。
まず何よりも商品そのものが最大のコンタクトポイントです。
その品質はもちろん、パッケージデザインも欠かせない要素です。
それ以外に、売り場の雰囲気も、店員も、付帯サービスも、広告宣伝も、ウェブサイトも、
周囲からのクチコミも、友人からの評価コメントも重要であると言えます。
これらのコンタクトポイントに一貫性を与えるのが「ブランドコンセプト」です。
もうひとつ忘れてはならない存在が社員です。
サービスの接点には必ずといっていいほど社員がいます。
店頭で接客する販売員、クライアントと商談をする営業、
電話の問い合わせに応対するお客様相談室または受注センター。
それぞれがバラバラな応対をしていては会社の社風が一致しません。
社員全員が共有意識を持ってあたらなければ、ブランドを確立できません。
有能な経営者は無意識のうちにそれをわかっているため、社員教育を疎かにはしません。
社員をコントロールできなければ、顧客をコントロールすることはもっと難しいことだからです。
詳細は弊社ホームページをご参照ください↓
http://www.beauty-labo.jp/category/1212912.html
回答専門家

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ブランディングは目的ではなく、課題解決の手段です。
ブランドに取組さえすれば、商品が売れて、社員が元気になり、株価が上がり、新入社員がたくさん入ってくると漠然と考え実行すれば、結果としてどれも手に入りません。
ブランディングは何を解決するために行うのか、目的により行うブランディングは異なるからです。
競合との差別化を図りたいとのニーズを、どうすればもっと買ってもらえるようになるのか、と解釈すれば実行すべき事は次の4点です。
(1)どの市場でどの顧客を獲得するのかを定める。
(2)その顧客が当該商品を選定し購買する際の決定要因は何かを探る。
(3)その要因の中で、自社が他社より上手に対応出来ることは何かを見つけ出す。
(4)そのことを効果的に伝えるメッセージは何かを定め、顧客に発信する。
(1)〜(3)はそれぞれが整合し、矛盾がないように設定しなければなりません。
そして(4)のメッセージを効果的に伝える手段として、社名ロゴやステートメントやHPなどのクリエイティブの開発を行えば良いのです。
それにより、顧客が認識しない無意味な差別化をしたり、競合にすぐに真似され、上手に対応されることで差別化してしまうことの愚を避け、自社の強みを差別化・競争力の源泉にすることができます。
形から入るブランディングに関しても、どのようにイメージされることが、ある課題解決につながるのかが明確に判っていれば、あり得ます。
ナポレオンは立派な軍服を着させることで、兵隊の意識を変えさせ強い軍隊にしました。実際、女性支配人の制服をシャネルに定め、支配人になる目標に向かって社員が頑張っているホテルチェーンもあります。
また、良い新入社員をもっと採りたいという課題に、オフィスのエントランスをブランディングツールと捉え、デザイン変更で効果を上げた企業もあります。
目的に応じてブランディングの範囲・方法が異なることをご理解いただけれと存じます。
参考 http://www.brand-innovation.com/about/
回答専門家

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俯瞰して自社をみつめなおしましょう!
競合他社と差別化するための、シンボルとしてのロゴやキャッチコピー、情報を共有するためのホームページは、おっしゃるように必要ですね。でも、その前に自社のブランドのポイントを整理する必要があります。
その際に、「競合他社と差別化を図るため」という視点で考えてしまうと、本末転倒になってしまう場合があるので要注意です。
本質的に、自社がもつ、得意なところ(お客さまから評価されているところ)をもう一度みなおし、
それが、いまのビジネスの現場で通用するものなのかどうかを考えることが大切です。
その時の視点は、“俯瞰”してみること”です。
俯瞰することで、業界の全体像、社会の全体像、川上から川下までの全体像が見えてきますので、
その中から自社の“いいところ”を差認識するのです。
それを元に、よりよい見せ方をするのがクリエイティブの仕事になるのです。
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ブランディングについて
ブランディングとはマークやロゴ、ネーミングなどといったものだけではありません。
企業や組織に利益をもたらす経営に欠かせない「無形資産」です。
経営者が「企業価値の向上」を経営戦略の上位に位置づけている企業では、ほぼ全ての企業がブランド戦略に取り組んでいます。
ブランドの競争力=ブランディングの源は企業の文化でです。
企業にとって大切なブランドを形成するのは他ならぬ従業員の思考や行動そのものです。
弊社のブランディングも経営陣の強い想い、それを受けた従業員の思考・行動によって日々強化され創られていっています。
したがって、形よりもまずは御社の文化の確認が優先すべき事項だと思います。
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私は、私というブランドです。
ブランドを確立していくのに、順序や正解はないと思います。
何をすれば答えが見つかるかは、他の専門家の皆さんが言われていますので、申し上げる必要もないと思いますが、少し違った切り口でブランディングの考え方を提案させていただきます。
ブランドとは例えば、「老舗」という言葉の持つ意味や、「はつらつ」や「若々しい」「フレッシュ」と言う言葉の持つ感覚を、企業(店舗)が社会(消費者・お客様)とのコミュニケーションするときに、相手に自分を伝えたいイメージだと思います。
企業の中でもブランディングというと、難しく考えがちですが、企業を私個人と捉え、私が好きなあの子に少しでも私を理解してもらい、好きになってもらうために自分をどう表現すべきか。と捉えなおすと少し分かりやすいのではないでしょうか。
ロゴの作成、コーポレートスローガンなど、この「自分をどう表現すべきか」が曖昧だと、形や色の使い方が、考える方向と違ったものになってしまう可能性があります。ですから形から入るにしても、その色や形を使い「どう表現すべきか」という「理由」が必要になってきます。
またご質問にあるように、社外・社内に対するモチベーションアップのためにも、顧客や株主、社員やその家族と言った、全ステークホルダーに向けたメッセージでもあるべきで、企業の中・長期計画にリンクし、未来を見据えた企業戦略でもあるべきです。
ニッチマーケット上のブランディングでは、差別化を強く出せば認知されやすいでしょうが、幅広い年齢層の多くの方から長く親しんでもらおうと考えれば、コンプライアンスやコーポレートガバナンスなどの、企業統制の整備も合わせて考えないといけないでしょう。
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唯一無二のユニークを求めて
株式会社プリズンの吉田でございます。
ブランディングについて色々手法をお考えだと思います。
仰っていることは全て大切な方法ですし「やるべきことをしっかりやって」が前提にはなりますが・・・
一番大切なことは
''「本物しか残らない」''
ことだと思います。
ブランディングの結果、お客様の心を勝ち取ったブランドは「本物」です。
しかしちょっと待ってください。
「本物」の要素ってなんでしょう。
それは・・・''「唯一無二のユニークさを持つこと」''です。
つまり、このブランドは「○○○○が特徴である」ということが、ハッキリ言えるものかどうかが大切です。
そしてその特徴は「他ではない特徴」であればあるほど、ブランド力を発揮できます。
''・同じような商品やサービスが他にはないか?''
まずブランディングを行う歳、最初に手をつけるとするならば、ブランディングを掛ける商品やサービスを今一度見つめ直し、「本物」であるかどうかを考えて見てはいかがでしょうか。
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藍原 節文
経営コンサルタント
-
ブランディングのポイントは「振り返り」です
ブランディングは
ブランド認知⇒ブランド期待⇒ブランド経験⇒ブランド満足
によって、顧客の頭・心の中で形成され、育てていくものです。
おはようございます。販売促進支援とデザイン制作を行っております
ファースト・シンボリーの藍原です。
ブランディングにおいて最も重要なことは、
''「自分を見つめ直すこと」=「自社&自社の製品の特徴を見つめ直すこと」''
です。
会社に限定してお話しますと、
''■何のために設立されたのか''
''■何を目指して、何を目的としているのか''
''■どのような特徴を持っている会社なのか''
''■他社と比較しての強み・訴求ポイントは何なのか''
''■顧客ターゲットは誰なのか''
''■現在の市場でのポジショニングはどうなのか''
''■顧客からどのように認知されているのか''
''■今後どのように自社を魅せていくのか''
といった部分を、しっかりと見つめ直すことからスタートしていくのが良い
と思います。
弊社でもクライアント様の事業計画を作成したり、販売促進支援・営業促進
支援を実施していますと、結果、ブランディングになっていることがあります。
上記に挙げた部分が明確になった上で、
社名ロゴを作成したり、会社にキャッチコピーを作ったり、ホームページや
パンフレット、名刺を統一デザインでリニューアルしたりする、
といった活動を実施していきましょう。
私なりの一言回答ですが、
''「芯(軸)のないブランディングは、見せかけだけのブランディングである」''
顧客の心に響くような、芯がしっかりとあるブランディングを実施していき
ましょう。
芯がしっかりとしていれば、
顧客に認知していただけるブランディングを行い、顧客がブランドに対して
期待をし、ブランド経験をして、ブランドに対する満足感を抱く
といったブランディングが成功するのではないかと思います。
株式会社ファースト・シンボリー

田邉 康雄
経営コンサルタント
-
商標登録していますが?
私はブランディングの専門家ではありませんが、自分自身が分ランディングを実施しています。その経験から、常識で回答します。
形から入ることが悪いとは思われません。なぜならばブランドは形だからです。
―― 自社の商品・サービスをイメージ(すなわち形)にして、そのイメージを消費者に与えて他社の商品・サービスに対して差別化を図るものと私は理解しています。
―― 私の場合は、''ISOマネジメントシステム''に関する経営サポートするサービスをISOMS®という商標で登録しています。ISO9001、ISO14001を完全に統合する経営サポートするサービスを、T-ISOMS®、という商標登録しています。さらに、全社一丸となってISOマネジメントシステムを推進する活動を経営サポートするサービスをTISO®という商標で登録しています。
これらの登録商標を用いてホームページ、会社パンフレットなどを作成しています。正に形から入っています。これが悪いとは思っていません。
―― もしかして、商標登録をしておられないのでれば、早急に登録されることをお勧めします。その場合は、弁理士に御依頼することが得策です。自分でも登録申請はできますが、能率的ではありません。「餅は餅屋」です。

山藤 惠三
クリエイティブディレクター
-
ブランディングのフロー
こんにちは、
エスオープランニング、山藤です。
結論から先に言いますと、
形から進めても良いと思います、
しかしながら、
条件があります。
1 コンセプトや企業理念がしっかりとあること、
2 ブランディング化のコンセンサスがきっちりとれていること、
3 具体的なブランディング・イメージがあること、
この3点をしっかり持っていれば、形から進めていっても良いかと思います。
逆に言いますと、
上記、3点がしっかりしていないと、
形から進めてゆくのは、あまり良い方法ではありません、
理由は、
立ち返るところ、フィードバックするスタンディングポジションが無いからです。
ブランディングは、最終的には、
デザイナー、コンセプターなどからによる、平面、立体、映像、その他での、
企業イメージを形成するものです。
ご質問の通り、
最終的には、形にしてゆかなければならないので、
ある意味、必要な作業です、
しかしながら、
形(デザイン)には、必ず内容を反映、網羅するものなので、
上記の条件、内容が必要になります。
ご参考になれば幸いです。
オールアバウト/専門プロファイル、山藤
デザインと映像のエスオープランニング

ウジ トモコ
アートディレクター
-
誰のためのブランディング?
こんにちは ウジトモコです。
なるほど、おっしゃる通りですね。
ご質問をして、誰かの意見を参考にすると言うのはよい事です。
ただ、もし、本気でブランディングを取り入れたい、
ブランディングで大きく飛躍したいと強く願うのなら
大切な事にまずは気づいて頂かなければいけません。
ブランディングをするのは、業者ではありません。
ブランディングをするのは、質問者の│All About ProFile│さん、
「あなた自身」だという事です。
私たちはプロとして予算やスケジュールが合えば
全身全霊でお手伝いしたいと思っています。
ですから、ビジュアルアイデンティティを活用した
リスクの少ないブランディングへのアドバイスをさせてください。
**1、目的地をはっきりとさせる
なぜ、ブランディングを今回取り入れたいと思ったのでしょう?
それでどうなりたいのか、まずはシナリオをしっかりとたててください。
**2、自社の強みを確認する
これは、現状のサービスから将来性までをも含めます。デザイナーも含めて、ブランディングを請け負うのが外注先だとしたら、ここは社外の人間には見えません。サービスはもちろん、人材や周囲環境に至るまで、競争力と可能性の根拠を確認してください。
**3 市場(顧客)を分析する
ブランディングは時の流れと共に育つように計算をしてつくっていかなければ、費用をいくらかけても足りませんよね。現状の顧客は?見込客は?新しい市場は?顧客を知り、顧客のニーズを知る事です。
**4 敵を知る
差別化しなければならない対象をきちんと理解してください。誰に似てはいけないのか、どの企業よりも秀でるのか、あるいはすでについてしまった自社の負のイメージを取り去るのか、具体的な課題を確認します。
**5 戦略を可視化する
きちんとマーケティングされた戦略を可視化するのであれば、効果のよいブランディングが望めます。こちらもぜひ参考に>>
(現在のポイント:-pt)
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