対象:ホームページ・Web制作
回答数: 3件
回答数: 7件
回答数: 3件
はじめまして。
私はニュージーランドのとある小規模な日系企業に勤めております。
会社は3つの都市に拠点を持っており、その3拠点をVPNで結んでおります。他の2拠点はファイルをシェアする際には私の拠点へアクセスしなければなりません。
経緯を話すととても長くなってしまうのですが、私の会社には1つの拠点に2台のサーバーがあり、1つはファイルサーバーでもう一つはメールサーバーの役割を果たしております。
しかし、これら2台のサーバーは購入から既に5,6年が経過しているものと思われます。私は入社してまだ2年目なのですが、会社側のサーバーなどのネットワーク管理が全くされておらず、今まではニュージーランドのITの会社に任せていたのですが、信頼できる対応をしてもらう事が出来ず、この4月から日本人の方にお願いをしております。
今回、その日本人の方の勧めもあり、この2台のサーバーを廃棄する方向に話が進みつつあります。今後は最近登場したDrop Boxやホスティングサーバーなどを使用して運営していこうと話をいただいております。
さらにVPNも廃止し、ADSL回線による安定した運営とシンプルなネットワーク構築を提案していただいております。
ただ、他の社員さんが他ニュージーランド人のITコンサルティングの方に相談をしたところ、その2人とも「なぜサーバーを廃棄するのか分からない」と今後も持ち続けるべきだとの話でした。
他のスレッドでサーバーを持つことに関してのメリットやデメリットのお話を見させていただいたのですが、日本の小規模な会社(20人以下規模)の場合はどのようなネットワーク構築をされている場合が多いのでしょうか?
それと現在、日本のITの方に提案していただいているこの提案に関してはどのようにお考えになりますか?
宜しくお願い致します。
Taro Kumaraさん ( 大阪府 / 男性 / 26歳 )
回答:5件
ニュージーランドのインターネット事情にもよりますが
初めまして、マジック・プロジェクト 海岸と申します。
まず、導入済みのサーバが5、6年経過していると言うことですので、故障率から考えますと、破棄もしくは入替は正しい選択だと思います。
次にメールサーバですが、日本国内であれば人数的にも、維持に関わる費用を考えるとホスティングの方がメリットが高いと考えます。
但し、ニュージーランドのインターネット事情詳しくはないので、良いサービスがあるかどうかは何とも言えません。
また、日本国内のサービスを借りるという選択肢もあるとは思いますが、ニュージーランドから日本国内への経路によっては、遅延などが発生しやすいなどデメリットがあるかもしれませんので、これも何とも言えません。
最後に、VPNとファイルサーバですが、これは御社のセキュリティポリシーをどう考えられるかです。
社内ファイルサーバをなくして、会社の重要事項までも外部の会社、しかも他社と共有しているサーバ上に置くことに問題がないかと言うことです。
どこまで、ファイル共有サービスを展開している会社を信じるかに寄りますが、経理データのやりとりや個人情報、重要事項のやりとりを考えると、拠点間VPN及びファイルサーバは何かしらの形で残す必要があるように感じられます。
ちなみに、ファイルサーバは、ファイル共有の目的だけでしたら、NAS(ネットワーク接続ストレージ)という選択肢もあります。
以上、ご参考になれば幸いです。
──────────────────────────────
ホームページ制作・システム開発のマジック・プロジェクト
海岸秀憲
評価・お礼
Taro Kumaraさん
ご回答、ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
回答専門家
- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
運営 事務局が提供する商品・サービス
記事制作に関するご相談
外部に置くほうがよいでしょう
環の小坂です。
この情報だけでは断言できませんが、
規模コストなどを考えるとメールサーバーは外部に置いたほうがよいでしょう。
(中に置く必要性・メリットはないように感じます。)
ファイル共有は何をどの程度行っているかにもよりますが、
VPNで行う場合もありますので、
現状が必ずしも駄目とは言い切れません。
が、管理上の問題を考えると
・グループウェアなどで共有する。
・drop boxなどを活用する。
などが選択肢として確かにあがるでしょう。
サーバーを破棄するかどうかは、社内で使えるのであれば
そのまま使えばいいと思います。
評価・お礼
Taro Kumaraさん
ご回答、ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
回答専門家
- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
運営 事務局が提供する商品・サービス
記事制作に関するご相談
谷口 浩一
Webプロデューサー
-
コストという側面からすれば
サーバを外に出す、すなわち、ホスティング業者に依頼するのが賢明だろうと思います。
こんにちは。
チームデルタの谷口です。
サーバを自社内に置いて、安定稼働させるには、自社内で賄おうが、業者に委託しようが大きなコストがかかりますよね。
企業規模が小さくなればなるほど、経費に占めるサーバ維持管理コストの割合は大きくなる傾向にあるのではないでしょうか。
ですから、メールやファイル共有といった貴社の要望を満たすホスティング業者がありさえすれば(いくらでもあると思います)、そちらを利用されるほうが有利です。
圧倒的にコストが軽減できると思いますよ。
その必要があるのならVPN回線で各拠点からアクセスする方法もあります。
ただし、企業内のネットワーク環境、システム環境というのは、個々の企業の事情により、実にまちまちです。
たった1つの小さなリクエストを満たすために、ホスティングができず、自社内でサーバを運用するケースは多々あります。
そういった、ホスティングのメリットをどうしても享受できない事情のあるサーバ運用というものは世の中にはたくさんあって、当社でもそうしたサーバを複数お預かりしています。
中には、9年間トラブルなしで稼働しているサーバもありますが、これは割合ラッキーなケースです。
障害による損失の大きさにもよりますが、5年を経過したサーバは、そろそろそれなりのリスクを抱えているのも事実です。
サーバをホスティングすれば、そうしたリスクの多くがなくなります。
貴社に特別な事情がない、または、他の方法でそれらをカバーできるのであれば、外出しされることをお奨めします。
ご参考になれば幸いです。
成功するWeb戦略とホームページ制作のチームデルタ
谷口浩一
評価・お礼
Taro Kumaraさん
回答、ありがとうございます。
大変参考になりました!
目代 純平
ITコンサルタント
-
最近は外部管理するケースが多いです。
チェックフィールド株式会社 目代でございます。
ご質問いただいたケースですが,それらのネットワークを設計した当初は
まだ外部のデータセンタなどでサーバを管理するコストが高く,
特に小規模法人の場合は自社にサーバを置くことも多かったと思います。
ここで,社内にサーバを置くことと,社外にサーバを置くことのメリットと
デメリットを挙げておきますね。
■社内にサーバを置く場合
☆メリット
・社内にサーバがあるのでメンテナンスなども楽にできる。
・社内にあるので(気分的に)安心。
・外部にサーバを置く費用がかからない。
・自社で好きな構成のサーバを使える。
★デメリット
・社内にあるので万一の場合盗難や火災,地震などの被害を受ける可能性がある。
・社内だと温度管理や湿度管理が難しいのでサーバトラブルの原因になる。また,
それらによってサーバの寿命が縮まる。
・停電の対策に気を遣わなくてはならない。
■社外にサーバを置く場合
☆メリット
・防火,耐震,入退出管理などがしっかりしているので,物理的に安心。
・また,温度・湿度管理もされているのでそれらが原因のサーバトラブルに悩まされる
ことがなく,またサーバの寿命も延びる。
・さらに,無停電電源装置なども完備されているので停電の心配がない。
・多くの場合はメンテナンスや保守も依頼できる。
・ホスティングを利用する場合は,自分でサーバ資産を所有する必要がない。
★デメリット
・サーバが目の前にないので,ほとんどの作業はリモートで行うことになる。
・センタの使用料が別にかかる。
・ホスティングの場合は先方で用意されたサーバを使わなければならない。
といったところでしょうか。谷口さんも言われているように,多くのデータセンタ
ならVPNを引くこともできますから,実質上はほとんど社内に置いているのと変わらない
運用が可能です。
もう少し詳しい回答が必要でしたら個別にお問い合わせください。
どうぞよろしくお願いいたします。
評価・お礼
Taro Kumaraさん
ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
岡本 興一
ITコンサルタント
-
インターネット関連は外・ファイルサーバは・・
インターネットに関係するサーバ(ウェブ、メール)は、外部にすべきです。
こうしたサーバの運営管理で、最重要事項はセキュリティ管理です。
新しい脅威が発見され続け、常に対応が求められます。
ただ故障しなければよいという運営と異なり、非常に多くの作業、人員を必用とするのです。
ウェブの改ざんや、盗聴というだけでなく、乗っ取りや、踏み台にされた場合には、経営に大きな打撃を与えることになるかもしれません。
そうした意味から、ネット関連サーバは、レンタルサーバの利用が圧倒的に安全で、低コストと言えます。
ファイルサーバについては、状況次第です。
中クラスサーバなら、設置された時に、適切な設定がなされており、大きな設定変更を加えずに運用されるのであれば、専門技術者がいなくても5年程度は深刻なトラブルなく使えます。
バックアップをきちんととっていれば、サーバが故障しても業務を止めないことも不可能ではありません。
ただ、エントリーサーバなら、これは当てはまりません。
故障率が2桁上がると思って下さい。
また、他の専門家の方がおっしゃっておられる通り、5年を経過したIT機器は、故障率が上がります。
したがって、現在のサーバの廃棄という考え方は、妥当な判断でしょう
また、故障する確率はゼロではありません。
もしかしたら、故障することもあるのです。
シビアなセキュリティコントロールを要求されない場合なら、自社運用も検討の価値があります。
故障率が低い機器、ソフトウェアを使っていれば、低コストで運用できるからです。
それでも、停止する可能性を重視して、ハウジングやレンタルサーバを利用するという考え方もあります。
状況によって、判断は分かれるでしょう。
集客につながるホームページ
ネットとセキュリティ〜ウィジット株式会社
岡本興一
評価・お礼
Taro Kumaraさん
ありがとうございます。
参考にさせていただきます!
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング