対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
回答数: 3件
回答数: 3件
子どもが産まれました。保険会社にも勧められたので「こども保険」に入ろうと思うのですが、加入する場合のポイントを教えてください。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
回答:2件
子供保険利回りに注意!
子供保険で貯蓄しようとしているのならば、今はやめましょう。その理由は子供保険が固定金利だからです。加入時の金利が保険期間中はずっと適用されます。そうすると金利が低いときに加入した場合にはインフレリスクがあります。インフレリスクとは、景気がよくなったときに物価があがり、貨幣価値が下がってしまうというリスクです。言い換えると物価上昇率より運用の利率が上回らないと貯金が目減りしてしまうということです。金利が高いときにはいい商品なのですが。
それではどうしたらいいのかということですが。株などの金融商品をやっていないのならば、今は銀行などで積み立てておいたほうが得策でしょう。
株などをやっているまたはやってみたいという方は、今の日本の経済情勢からみると証券会社で扱っている「るいとう」のような商品も面白いですね。
回答専門家

- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します
「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
辻畑 憲男が提供する商品・サービス
貯蓄の方が“効率的”です
子供が生まれると、まるで保険に入ることを義務づけられているように、皆さん「学資保険」「こども保険」に加入しています。保険ですから当然死亡保障があります。子供に万が一のことがあった時の為に死亡保障を準備する親はいないでしょう。また、お父さんやお母さんの死亡保障も付いていますが、お父さんやお母さんは、別に死亡保障の保険に加入していますよね。「こども保険」の保険料には、この死亡保障のための費用も含まれます。また、手元に戻ってくるお金が、総支払保険料を上回るかどうかも疑問です。上回るとしても、どれだけ上回るかです。
「学校に行くための費用を貯める」という事が目的ならば、子供が生まれた時から毎月1万円を、タンス預金で良いですから、確実に積み立てましょう。18年経てば“216万円”準備することができます。私立大学文化系や理科系の初年度費用を賄うには充分です。保険とちがい、現金(預貯金でも良いですが、換金性のよいもの)であれば、子供の思いも掛けない事態にも対応できます。
子供に関して心配なのは、通院や入院の保障でしょう。この分野では、まさに保険の機能が発揮されるところですが、極力費用は抑えたい。例えば、全国共済の「こども保険」なら月額保険料は1,000円で、入院日額保障5,000円です。しかも、年末には、その年の実績に応じて還付金がありますので、実質の保険料は何百円となります。
「学資保険」の最大のメリットは、保険料負担者に万が一のことがあっても、残された子供がまとまったお金を受け取れる権利は残るということです。でも、子供が生まれた時に18年〜20年間の掛け捨ての1,000万円の死亡保障保険を家計の中心者に掛ければ、保険料はかなり安く、万が一の時にも効率的に子供にお金を残してあげることができます。
回答専門家

- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
運営 事務局が提供する商品・サービス
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A