投資信託は安全ですか？

おかあさん様 バームスコーポレーションの杉山と申します。

運用会社は、投資家のためにのみ運用することが法令で定められています。詳しくはこちらに書いてあります。たとえば、関連する会社でお金が足りなくなったから、ファンドから資金を融通するということは禁止されています。

また、実際にファンドの運用資金を預かっている受託会社(信託銀行)はファンドの資産を他の資産から分別して管理することが法令で定められています。つまり、信託銀行が破綻してもファンドの財産は保全されていることになります。破綻の穴埋めに、ファンドの資金を使うことはできません。

というわけで、すべてがぱあというわけにはならないでしょう。ただし、解約や買い付けが停止されることは考えられます。9.11のテロ事件の後も、一部のファンドでしばらく解約ができなかったことがあると思います。今回も同じような話です。
詳しくはこちらをご覧ください。

おかあさん様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。

ご質問の件、投資信託は、「分別管理」が、法律で義務付けられており、顧客の現金や有価証券は、会社自体の経理とは、別経理で、管理されます。

万一、証券会社や信託銀行が破たんしても、顧客の資産は、時価ベースで、保全されます。なお、運用会社は、運用指図をするだけなので、顧客の資産を直接預かることはありません。

また、証券会社で取引をする場合は、投資者保護基金というのもあります。

万一、破たん証券会社に問題があり、顧客の資産を完全に返還できない場合や、証券会社から信託銀行へ信託されるタイムラグで、証券会社の破たんがあり、返還金不足が生じた場合も、不足分は、1顧客あたり1000万円を限度として、投資者保護基金から補償されます。

コワいのは、投資信託で運用している株式や債券の発行体が破たんした時ですが、投資信託は、銘柄が分散されているため、すべてがパアになる可能性は、極めて低いといえます。

以上、ご参考にしていただけると、幸いです。

おかあさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。

リーマンの破たん後、同じようなご質問をよくいただきます。
やはり心配ですよね。

投資信託に関しては証券会社(または銀行)、運用会社、信託銀行、いづれが破たんしたとしても
会社自身の財産とは別に管理されていますので、大丈夫です。

詳しくはこちら投資信託協会の回答をご覧ください。
http://www.toushin.or.jp/cgi-bin/framed.cgi?27

銀行の預貯金であれば、破たんした場合は預金保険機構で1000万円とその利息は保障されていますが、それ以上に関しては財政状況によって減る場合もあります。

その点投資信託であれば、金額で上限がありませんのである意味預貯金よりも安全と言えます。
もっとも預貯金と違って元本割れというリクスはありますが・・・


株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/

おかあさん様

初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。

現況は投資信託も大きなマイナスを出し、ご心配なさるのも尤もと思います。

投資信託の資産は、信託銀行が投資信託の保管・管理を行っています。
そして、信託銀行は自行の勘定とは別に、分離して管理を行っていますから、関連する企業が倒産しても、保有されている資産は元本保証はありませんが安全です。

投資信託の仕組み
販売会社(証券会社、銀行等)は
おかあさん様に、投資信託を販売し分配金や習慣金を支払うだけで、資産を管理していません。

運用会社は
資産の運用と受益証券を発行しまが、資産は保管していません。

信託銀行は
投資信託財産の保管と管理を行っています。

はじめまして、おかあさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。


投資信託の仕組として、株式投資信託の場合は個別株式の運用、債券型投資信託の場合は1社の社債や1国の国債での運用ではありませんよね。
複数の株式や複数の社債や国債などで運用されているので、その中の投資先が倒産やデフォルトになっても複数の投資先があり投資をしていますので、全てが無くなる事は無いでしょう。

また、企業は倒産したとしても、企業は固定資産などの破産した時に整理できる資産を売って投資家などへも資産を分けますので、0になるという事はありません。


*証券会社や販売会社が倒産した場合
証券会社など販売会社が破綻した場合は、投資信託は別管理されていますので、預貯金のような1000万円とその利息までは保証するといった枠はなく、時価で保証されています。

*運用会社の破綻
この場合は、投資信託などは他の運用会社へ引き継がれるか、繰上償還という形になると思いますので、この場合もその時の時価は保証されています。

ですので元本割れというリスクはありますが、0になるというリスクはほぼ0%に近いでしょう。


ただ、ファンドを選ぶ時には短期的な運用の良し悪しではなく長期的に見て運用の安定しているものを購入しないと元本割れや早期償還になってしまいますので注意をしましょう。