お金の事について全く無知なので、教えて頂きたく質問させていただきます。
今、家づくりを考えております。
そのことを主人の両親に話したところ(主人は本家の長男です)、形見分けも兼ねて援助をするとの話がありました。
とても有難いことなのですが、金額が1,000万〜1,500万ととても大きい上に「税金がかからないよううまくそっちでやりなさい」と、何回かに分けて持って来るつもりのようでその一部をすでに手渡されて困っています。
こちらとしては、まだ土地も具体的な事もまだ決まっておらず、税金のことも全く勉強していないので、待って欲しいとお願いしたのですが、全く聞く耳を持ってもらえません。それどころかもうしばらくしたら、また残りの金額の一部を手渡されそうな勢いです。
上記の金額の援助を受けて家を建てる場合、贈与税がかかると思いますが、贈与の際に「相続時清算課税制度」と従来の方法とどちらかを選択できるというところまでは分かりました。
それぞれの方法のメリット・デメリット、我が家の場合、どちらを選択するのが良いのかなど教えていただけませんでしょうか。
因みに、主人の実家には土地建物があり、それは後々相続することになると思います(とても田舎でそれほど高額なものにはならないと主人は言っております)。
無知な者の質問で恐縮ですが、ご教示宜しくお願いいたします。
ぎんさんさん ( 山口県 / 女性 / 36歳 )
回答:1件
慎重に行動しましょう
こんにちは、ぎんさんさん。
広島のコンサルタント、若宮光司です。
ご両親の行為は大変ありがたいお話ですが、慎重に行動しなければいけません。
単純に贈与としてしまうと1,500万円に対する贈与税は、470万円にもなってしまいます。
相続時精算課税制度が利用できれば、その金額ですと税金はかかりませんが手続きが必要ですし、税務署は相続税の対象として記録されていますのでお父様がお亡くなりになった時にも書類の提出が必要となります。
従来の住宅取得資金の贈与税特例は、税制が変わって廃止されていますので、
1.一般贈与で進める
2.相続時精算課税制度を活用する
3.親からの借入金にする
4.親の名義で建てる
などいろいろな方法からぎんさんさん一家にとって一番良い方法を選択しなければいけません。
さらに名義にぎんさんさんも加えるのか、とかいったことも検討する必要があるかもしれません。
まだ何も決まっていない段階で問題として認識されたことは賢明だと思います。
建築資金のお金のことだけで判断せず、相続、税金など幅広い視点で検討されることをお勧めします。
回答専門家
- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
運営 事務局が提供する商品・サービス
記事制作に関するご相談
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング