転居先での住宅購入

アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。

急な転勤は大変ですよね。私のお客様で埼玉の勤務先から神奈川の海老名に転勤になってしまった方がいらっしゃいました。ご主人は単身でしたね。2年ぐらい単身でまた埼玉に戻られましたがね…

さて、ご質問の件ですが、新しい街に住む際には周辺環境はよくお調べになって下さい。
交通の利便、買物、学校、病院の評判など生活に密接なことはご自身の目で確認されることですね。


特に首都圏近郊では、業者サイドから見れば売れる場所を仕入れることがベストです。
駅近、南道路、整形の土地、インフラ整備済、街並み完成済等の条件が成就されていれば時間がかかっても売れます。それも値引なしで…
つまり、それだけ希少価値、資産価値がある物件ということです。
現住居がすぐに売却できたのは、プラス条件が多くあてはまったからなんでしょうね。

逆にダメな物件を買うと、次に売却するとき苦労します。
見ておられる変形敷地などは、例えば他に物件がない地域なら検討する要素がありますが、郊外になればなるほどマイナス要因です。
他に普通の物件はあると思います。


また、建築条件付き土地は土地契約とほぼ同時期に建物の契約をすることが多いです。
間取りが決まらずに、建物の契約をすることはお勧めできません。
現に建物の契約をしてしまった為、止めるに止められない状況で悩んでいる方もいます。

こうしたことから、まずは腰をすえてじっくりと構えて考えることです。
ご希望のさいたま市内は広いですし、場所によって価格が大きく違います。また、物件は探せば結構ありますのであせらないで下さい。
いいところはきっと見つかりますよ。

以上、ご参考になれば幸いです。
詳しいご説明が必要でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。

*不動産購入サポート受付中! 詳しくはこちら

はまさん、こんにちは。田中と申します。
本当は一番に言いたいアドバイスは「急がないで!」なのですが....。
(そして、出来るならご自身達の生活に合った住宅を創って頂きたいのですが。)
でもいろいろとご事情もあると思いますので
挙げられた2物件について、私の見解をお話したいと思います。

1)三角敷地の新築物件について
売れ残っている原因を推測すると
現状を見ていないのではっきりとは言えませんが
変形敷地という条件から見て転売など将来を見据えたときに
売りづらい、多少、価値が下がる土地なのかも知れません。
または、土地ではなく建物のプランの問題かも知れません。
敷地に合わせた変形プランだったとしたら
物が置きづらい、使いづらそうな感じは有りませんか?
実際にそこに住んだつもりでプランの中を歩いてみたり
置きたい家具を置く場所などを具体的に想像してみて下さい。
寝室だけど持っているベッドが上手くレイアウト出来なかったりしませんか?

2)建築条件付きについて
建築条件付きの土地の「フリープラン」とはかなり広い幅の選択肢があります。
設計者が入って本当にフリーブランの場合もありますし
実際は契約の金額内では窓の位置が数箇所までしか変更出来なかった、
といったような、ほぼ建て売りに近い条件の場合もあるようです。
また、1500万という建築費は坪数や地域によって価格が違って来ます。
(都心に対して地方は工事費が割安な感じがあります。)
どの程度のグレードなのかは売り主に標準で入っている設備や仕上げ材などを
問い合わせてみてはいかがでしょうか。
あるいは同程度の他の住宅を見せてもらうのが一番判りやすいかも知れません。

いづれの場合も、実際にその住宅にどんな風に、はまさんご家族が暮らして行くかを
シミュレーションしながら検討されると良いと思います。