対象:住宅設計・構造
家を建てる事が決まり、今間取りを考えています。
そこで悩んでいるのが、リビングの一部に畳スペースを作るという事です。夏はフローリングにソファで良いと思うのですが、冬は、コタツを置きたいのです。コタツをフローリングに置くと痛いし、ホコリが目立つのでは?と思い畳のスペースを作るべきかと悩んでいます。
畳=和ですが洋の中に畳をと考えています。
南側に西側からダイニング、リビングと仕切りのない間取りを考え中です。畳スペース(小上がりではなく)を洋でおしゃれにするにはどうしたら良いでしょうか?教えて下さい。
りえどんさん
回答:5件
洋の中の和
はじめまして
畳と言うと一段上がった和室をイメージされがちですが、最近ではフローリングの一部に畳を埋め込む(段差なし)方法がよく見られます。(リビング中央を畳スペースにしたり、コーナー部に設けたり)
フローリングと畳が融合した部屋は違和感を感じるかもしれませんが、壁・天井の仕上げで和風にも洋風にもアクセントが付けられます。
夏は畳をラグマットなどでカバーしてソファーを設置する方法もありますが、季節ごとの家具の移動は案外面倒で、夏でも畳スペースでゴロ寝なんてことも(^^)
また、イスを使った生活の目線と畳座位での目線も変るため、テレビの位置や収納への物の出し入れなどの感覚が変る点も注意が必要です。。
ご参考まで
やすらぎ介護福祉設計 斎藤
回答専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
齋藤 進一が提供する商品・サービス
バリアフリー住宅(新築・リフォーム/リノベーション)のご相談
終の棲家としての「介護福祉住宅・障がい者住宅・車椅子住宅・高齢者住宅」の考え方をアドバイス致します。
リビング空間の畳スペースについて
りえどん様
はじめまして。 サカイデザインネットワークの酒井です。
新しいお住まい楽しみですね。 ご質問の畳スペースですが、冬にコタツのライフスタイルであれば、リビング空間に畳スペースを計画するのはオススメです。 リビング空間の「洋」と畳スペースの「和」をミックスした「モダン和風」な雰囲気でインテリアをまとめると良いと思います。
畳は半畳サイズの「へりなしタタミ」にしたり、リビングの家具や照明、内装材(壁紙や建具など)に「和」のテイストをとり入れつつモダンにコーディネートするとお洒落なリビング空間になります。 たとえば、照明や建具に和紙や障子、格子のデザインなどを効果的に使うのもオススメです。
リビング空間につながる和室(畳スペース)のデザイン事例写真を添付致します。 またコラムでも同様のテーマでご紹介したものがありますのでご覧下さい。
参考になりましたら幸いです。
●コラム
リビングにつながる和室
心が休まる空間〜畳と格子
心が休まる空間
回答専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
酒井 正人が提供する商品・サービス
新築・リノベーション・インテリアなど自分らしい住まいづくりをするために考えます
和と洋の融合スペース
りえどん様へ
はじめまして。古未来工房の藤倉静子と申します。
リビングのスペースに畳スペースがあると、ごろりと横になりたい時や
コタツにして冬場のスペースとしても重宝しますよね。
洋の中に畳、それをなじませながら仕切りの無い間取りで空間も広々と
感じられるでしょう。
先日設計いたしました事例もそんな御要望で設計いたしました。
御参考になれば幸いです。
ポイントは床より約30cmあげて、畳を墨色にしてモダンな和を洋室につくっています。
床よりレベルを上げることで、ダイニングやソファーでくつろいでいる
家族のアイレベル(目線)が揃うことで、コミニケーションが取り易くなります。
一段あがっていますのでほこりも気にならないでしょう。
りえどん様の素敵な家づくり応援しております。
古未来工房
回答専門家
- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
運営 事務局が提供する商品・サービス
記事制作に関するご相談
村上 治彦
建築家
1
和でも洋でもない空間を。
(現在のポイント:-pt)
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