対象:インテリアコーディネート
水周り(キッチン、トイレ、洗面所)と玄関ホールの床材をフローリングではないものにしたいと思っています。
選択肢としては、大理石、大型タイル、大理石調床材といったものを検討中なのですが、見た目、肌触り、メンテナンスの面から考えると、それぞれどれがお薦めでしょうか。
さくさくさくさん ( 東京都 / 女性 / 32歳 )
回答:3件
中村 雅子
建築家
6
水周りの床材
氏家 香澄
インテリアデザイナー
1
水まわり及び玄関ホールの床材について
こんにちは
リベルデザインの氏家です。
まず、さくさくさくさんのライフスタイルから考えてみましょう。
玄関からあがってすぐスリッパをはきますか?
靴下をはいた状態で暮らしていますか?
あるいは家ではだいたい裸足?
床は靴をぬいで生活する日本人にとって
床材は素足が直接ふれる材なので、見た目も重要なのですが
手触り(足触り)を重視したほうがよいのです。
たとえば、キッチンやトイレはもしスリッパで生活するのであれば
大理石または大理石調のタイルも明るくて素敵です。
キッチンだけでも足元に床暖房などがはいると冷気があがらず
快適かもしれません。
洗面室は、浴室への脱衣室を兼ねていますか?
だとすると裸足でふれる機会も多いのでコルクなどがおすすめかと思います。
最近ではイナックスさんからサーモタイルといって
ひんやりした感触のない多孔質のタイルがでていますので
検討の余地があるかもしれませんね。
さくさくさくさんが検討していらっしゃる
大理石、大型タイル、大理石調床材などはどれも素敵ですが
もし木造住宅だとするとあまり大判のタイルや石材は家の伸縮に対して硬い素材なので
目地やタイル自体のワレが心配かもしれません。
工務店さんなどとよく相談をしてみてください。
下地がモルタルなど、しっかりした素材であれば問題ありません。
CFやPタイルという樹脂系の素材も水まわりにはよく使用されますが
意外とホコリや髪の毛を吸着するので考え物です。
いずれにしても他室とのかかわりもあります。
住宅の場合、あまり床材を部屋ごとにかえてしまうと
切り替える境目の部分に「見切り材」という
目地棒のようなものをいれなければならないので案外うるさくなります。
その素材だけでなく、隣り合う材との厚みの違いなども
検討しながらすすめていかれることをおすすめいたします。
安部 かつみ
インテリアコーディネーター
1
水周り及び玄関ホールの床材について
さくさくさん、はじめまして。
OFFICE曜の 安部かつみ です。
水周りと玄関ホールの床材についてご検討中ですね。
まず水周りの床材ですが、キッチン、トイレ、洗面所とも実用面を優先して、汚れにくい、お手入れのしやすい、水濡れに強い、水にぬれても滑りにくい素材をを選びたいものです。
大理石、大型タイル、大理石調床材は見た目にとてもステキですしお手入れもしやすいのですが、肌さわりを考えると、コルクや竹タイル、合成樹脂タイル、合成樹脂シートもお勧めです。
特に、キッチンは、長時間、立ち仕事をしますので、足腰に負担のかからないように、ある程度クッション性のある床材をご検討されてもよいかと思います。
フローリング以外のものをお考えのようですが、もしLDKのように床が一続きでしたらキッチンもLDと同じフローリングにしてはいかがでしょうか。その方がすっきり感はありますが。
それに、食器などを落とした場合を考えると、硬いタイルや大理石ですと割れ安いことが心配ですし…
玄関ホールの床材は、肌触りが良く、滑りにくいものを優先して選びたいところですが、見た目も大切にしたいスペースです。
大理石、大判タイル、大理石調床材でしたら、玄関のタタキとやホールにつながる廊下と調和させればステキですね。
水周りも玄関ホールも、さくさくさんのライフスタイルや、生活のポリシーを考え合わせて、また、ご希望になるお住まいのイメージに合わせてお選びいただけたらと思います。
さくさくさんの夢が叶うお住まいになりますように。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング