対象:住宅設計・構造
戸建てを建築中です。
色々とミスがありましたが、そのたびに妥協して了承してきました。金額がアップしたことがあったり、素人目にですが工事が雑であったり、図面と違う施工や大きさが違ったり、ローンについての説明が間違っていたりなどです。
施工間違いなどについては直すということなのですが、
あまりにもミスが多かったので、今後に不安を覚え、解約も考えているとハウスメーカーに伝えました。
相手側の対応は、
「解約となれば、工事途中のところまでは施主に買い取ってもらうことになる。裁判となったらおそらく不利。」と言われました。
しかし、解約を避ける方法として、
1 今後ミスがないように努力する。
2 しっかりと検査して安心してもらえるようにする。
3 営業からのローンの説明と実際との内容に違いがあったが、ローンは実際のもので組んでもらい、差額分を会社側が負担する。(約30万円)
4 迷惑や不信感に対して、些細ではありますが、形を持ってお詫びを。内容は話し合いで。
このように提示されました。
1、2についてはトラブルがなくても当たり前にすることだと思っています。
色々あったので、今後大丈夫なのか不安です。
3については、まぁ、良いと思います。
4については、その内容はどの程度してもらうのが妥当なのでしょうか?
自分がこのようになるとは思っていませんでした。
入金したお金を返してもらって忘れて、新しい家をと考えていたのですが、そう簡単ではないようですし、とりあえず誠意を見せてもらうことにしました。
特に4についてのことと、他にも要求したほうが良いことや新たに契約書(確認書)などを作成したほうがよいなどありましたら、教えてください。
どうぞよろしくお願いします。
幸さん ( 北海道 / 女性 / 28歳 )
回答:2件
ハウスメーカーのミス
アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。
せっかくのマイホームですが、色々あって残念ですね。
心情お察しいたします。
さて、ご質問の件ですがハウスメーカーに限らずこうした問題はありますので
ハウスメーカーだけということではなく、一般的な見方でお話したいと思います。
まず、工事前に最終図面が作成され、この図面で施工するという約束がされている
と思います。
しかし図面通り施工されていないのならば、壊してでも図面通り施工してもらうべきです。
また、この最終図面がない場合は更なる問題だと思います。
さらに、ご自身の最終図面と業者の図面が違っていると施工ミスは発生しやすいですね。
特に今後ミスがあれば、写真やビデオなどで証拠記録を必ず残すことです。
また、営業や監督など業者との打合せには、打合せ日時や詳細な内容など、必ず記録
を残して「言った言わない」の問題を避けるように防衛することをお勧めいたします。
もし、何か直すことになったら期限をつけてやらせるようにし、できない場合には
ペナルティを科すぐらいは検討すべきです。
(この時は「覚書」等で双方書面を持つようにします。)
最終的に、あまりにひどい施工なり食い違いがあれば、損害賠償請求という手段を視野に
入れるべきかと思います。
引渡やローンの実行をしてしまうと、完成したものでOKしたことと同じになりますから
業者と一線を引く意味で、引渡を受けないとか残金を支払わないなどの手段が考えられます。
また、「住宅紛争処理支援センター」という財団法人もありますので、相談されるのもいいかと
思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
詳しいご説明が必要でしたらお気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。
(当方でも有償ですが、こうした工事中のサポートを行っておりますのでご検討下さい。)
回答専門家

- 寺岡 孝
- (東京都 / お金と住まいの専門家)
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
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寺岡 孝が提供する商品・サービス

中山 峰生
建築家
1
ハウスメーカーのミスへの対応について
ジオ工房の中山と申します。
ご相談内容を拝見いたしました。
大変ご苦労されていることをお察しいたします。
さて早速ですが、ご相談の4.については今後の施工業者の対応を見て決めても良いように思われます。
又、建設を続ける事を前提にした場合で施工業者との対応をどの様にしていくかについて、ご提案したいと思います。
今後の対応で特に気をつける点としては、打ち合わせ事項等については必ず文書、書面で交付してもらう事、そしてこちらから要望する場合についても出来る限り文章で表現し、対応するように心がけることがよいかと思われます。
これはトラブル防止や文書にする事により、施工業者も今まで以上に慎重に対応するようになる効果が期待でき、さらなる不信感を防止することに役立つと思われます。
又、第三者機関等(設計事務所、検査機関)の利用も検討することをおすすめします、これは施工業者と施主の間に立ってもらい公平な立場で物事を判断してもらい適切なアドバイスを受けることが出来ます。
さらには、専門知識を持って施工業者に問題点等の解決を図る助言、指導等を行ってもらうことが出来ます。
そして、今後の対応として特に重要なことは、今ある問題点又は不安な点を今の段階でたとえ時間がかかっても、ちゃんと解決しておくこと、問題点、不安な点を先送りにはしないことをおすすめいたします。
大切な住まいですから、施工業者との信頼関係を今一度築き直すように努力してみてはいかがでしょうか、私も心より応援いたします。
(現在のポイント:-pt)
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