やめるか、とどまるか

sophyさん、はじめまして。
若年者向けキャリアカウンセラーをしております、小松崎浩司と申します。

毎日、夜遅くまでお仕事お疲れ様です。

SIer(システムインテグレータ)の世界では、大きく分けると
・コンサルティング、要件定義
・設計
・開発
・保守・運用
の仕事に分けられます。
特に、sophyさんが属されている、開発や保守・運用に携わる人たちは受注する仕事に比較して仕事ができる人が少なく、万年オーバーワークに見舞われてしまっているのも実情です。
※当然私たちの生活が快適に過ごせているのも、sophyさんのような技術者の方のお力おかげです。

その上、sophyさんはお仕事をしている上で、周りの開発メンバーの人よりも進捗が遅れてしまっていると感じられ、ご自身の中で頑張っているという思いと、実際にできる結果とのギャップにストレスを感じられているのだと思います。

学生時代、編集の仕事をなさりたかった、ということを書かれていらっしゃいましたが、今でもその思いはおありでしょうか?
編集といっても文芸書の編集もあれば、ファッション誌、学術書までさまざまです。
しかし、今まで積み重ねてきたスキルがあれば、ちょっとずれるかも知れませんが、類似したお仕事があります。
「テクニカルコミュニケータ」、あるいは「テクニカルライター」と呼ばれるお仕事です。
技術資料や取扱説明書、ユーザマニュアル等を制作する仕事です。
今までの経験を生かして、情報システム系のマニュアル制作等の世界を探してみるのもいいのではないでしょうか?
先ほど、リクナビNEXTにて「テクニカルライター」で検索したところ、5件しか募集はありませんでしたが、リクルートエージェントなどの人材紹介会社さんに問い合わせてみると募集があるかもしれません。

こんにちは、sophyさん。My人事の葉玉です。

SEの仕事は、実は文系だからこそ出来る事もあるし、けっこう文系で
MGクラスになった方は、多いのではないかと思います。

但し、やはり「好きこそモノの上手あれ」で、そこに何かしら惹かれる
ものがないと、続ける根気(=努力)は培われないでしょうね。

sophyさんの場合、石の上にも3年と言いますが、目の前の仕事を投げずに、
ここまで頑張ってこられたわけですから、一つの節目として、このまま今の
職場で頑張るのか、もう一度、キャリアプランを組み直し、転職に踏み切る
のか、お考えになられるのは当然だと思います。

お勧めしたい考え方としては、すぐに転職、という事ではなく、1〜2ヶ月
かけて、ご自身のイメージにあった職種や業態を、まずは、一から研究し、
具体的な情報収集(ネット求人誌等)を行う事。

ご自身の求めたいキャリアプランを明確にした上で、そういったイメージの
職種や業態を得意とする中堅以上の人材紹介会社(数社)に登録し、現職を
辞めないで、根気よく、ご自身が譲れない基準以上の会社(求人)を探す事。

そういった転職活動をしていく中で、現職を続けるのか、新たなフィールド
に進むのか、年内中(1年)くらいを目途に、ご自身で結論を出す事。

せっかく現在、上場企業に正社員として勤めてらっしゃる限りは、慎重に
次のステップ(転職目標)に関する「メリット」「デメリット」を検証し、
信頼のおける家族や友人等のアドバイスにも耳を傾けた上で、進むべき道を
決められた方が、後々、悔いが残らないのではないかと思います。

末筆ながら、sophyさんのご活躍とご健勝を、心よりお祈り申し上げます。

sophyさん、初めまして!

アースシップ・コンサルティングの松山淳です。

日々のお仕事、ホントウにお疲れさまです。

SEというお仕事は、とてもハードなものですね。

なんらかの形でモチベーションが落ちてくるということは

致し方のないことです。

これは、何もsophyさんに限った話ではありません。

他社のSEの方でもsophyさんと同じように感じている方々は、

たくさんいますので、安心して下さい。

SEの仕事に行き詰りを感じて、

事務系の部署(総務、人事、広報、宣伝など)に異動して

その後、イキイキと働いている人を、私は知っています。

sophyさんは、学生時代にマスコミ志望だったのですね。

私は広告代理店出身の人間で、私もそうでした。

ざっくりとですが、二つの方向性があると思います。

**1)社内のマスコミ的な部署への異動
一部上場企業ですと

広報や宣伝の仕事をしている部署があると思います。

それらは社内のマスコミの仕事ですね。

人事なども採用をする際、様々な宣伝計画を練りますので

そのひとつかもしれません。

これらの部署で働けるよう社内で動く。


**2)転職を視野に入れ業界について調べてみる
1)をしながら、同時に、

どんなマスコミの仕事が自分に適しているのかを

もう一度、自分なりに調べてみる。

マスコミといっても様々な職種があります。

ただ、マスコミ業界では

「残業の少ない会社」という希望は恐らく望めないので

それは覚悟しておいた方が良いと思います。

「不安」は「漠然とした現実」から生まれます。

実際に自分で調べ、

マスコミ関係の人と会い、話を聞いたりして

「漠然」としたものを「明確」していくと

不安感は払拭されていきます。

そのプロセスを通して、

「この人生で一番したいことは何だろう」

という問いと向き合うことになる思います。

今、モチベーションが落ちているのは、きっと

その問いを考える時を与えられているのだと思います。

sophyさんがイキイキと働けること、祈っています。