犬が食べたそうなのに食べない

17歳というのはかなりの年齢です。内蔵機能なども気になるところだと思いますし、同時に年齢から体重が減ってきている可能性もあります。

病院の方で血液検査はなさいましたか?まずおしっこの検査や血液検査をしてみるといいです。慢性の疾患があることも多くありますが、年齢的に老衰になっていく動物も同じような症状がおこることもあります。

早めに血液検査で異常がないかチェックしてみてください。もしすでにしていて異常がないのでしたら、更なる検査(レントゲン、超音波など)をお勧めします。

こういったとき、口が原因はまれです。口に異常がないのなら全身状態のチェックが必要です。

食欲がないという事に関しては、原因は口の中だけではなく、消化器やその他の臓器に何らかの問題がある場合もあります。
口の中に口内炎があったり、歯が痛い場合でも食欲はおちますが、例えば胃に炎症があったり、腎不全などの病気があっても食欲は落ちることがおおいです。改善がなければ、血液検査などで全身状態を評価してみるのもいいかもしれません。
また、あまり食欲がないからという事で、ワンちゃんの好きなもの、例えばおやつ類などばかり与えていたという事はなかったでしょうか。いつものご飯は食べないけれど、おやつは食べるといった様子があれば、ご飯を食べなければおいしい物をくれる!と覚えてしまっているかもしれません。
ただ、2キロも体重が落ちてしまっていることや、年齢のことを考えると、一度全身的な評価を行える検査をすることをおすすめします。