日当たりのついてのシュミレーション

工藤住環境設計室の工藤です。
コンベックスさんと同じ悩みをお持ちの方の設計を、現在進めています。
まず、土地購入時の日影検討・決定プランの日影検討。

一種低層地域の壁面後退や北側斜線などの、隣地とのクリアランス・日当たりを考慮した法や条例が有るのですが、現実的に冬至時に日当たり（直射日光を受ける）の良い部分を1階に望むのは難しいです。
太陽高度が低くなり南側に2階建て程度の建物が有る場合、当該建物の南面に設ける1階窓に、直射日光を当てる為には、隣地建物との間隔を9m以上空けないと当らない計算になります。

季節・時間帯を検討してどの部分に日が当たり、それをうまく室内に導入するかが大事だと思います。

コンベックスさん

はじめまして。土地の購入、急いでおられるようですね。ご質問の日当たりの件ですが、土地の規模から考えても日当たりは十分確保できるように計画できるでしょう。

用途地域が第１種低層というのは、日当たりなどの住環境を守るために作られていますから、そのあたりは安心されるといいと思います。

例えばこの画像は、北向きの家のリビング空間ですが屋根面からの光を入れるなどの工夫などをすれば、周辺環境に左右されずに安定した光を入れることも可能です。

日当たりのことを重視されるのでしたら、建築家の方に家づくりを相談＆依頼されると良いですよ。日当たりや快適性を追求している住まいづくりをしている建築家もこのＡＬＬ ＡＢＯＵＴに沢山いると思いますので。

参考になりましたら。

八納啓造 拝

コンベックスさんこんにちは。
けんデザインの中谷です。
急ぎで決めたいとの事ですが、皆様がお書きの様に第一種低層住居専用地域であれば、住環境としては良いと思います。
日当たりについては北側斜線である程度は守られていると思いますが、北側斜線といっても5m+0.6勾配から5m+1.25勾配と各自治体によって異なっていると思います。
千葉県南部との事ですが、緩い規制ですと南側は高い建物である可能性があります。逆に厳しい5m+0.6勾配の地域ですと、南側の建物は少し屋根が削られていたりして日陰になり難い形になっており、北側に道路がある事で自分の土地には斜線がかかり難い事になりますので、有利です。
とはいえ、例えばどうしても1階にリビングが欲しい等の要望がありますと、中庭案や吹き抜けを作ってトップライト案等で対応しなければならないと思います。
いづれにしても1階への採光は何らかの工夫が必要になるかと思いますので、設計事務所へご相談頂くのがベストだと思いますが。
（勿論土地をお買いになる前に相談されるのが一番良いのですが。）
ご参考までによろしくお願い致します。