空き巣対策を意識した外構の作り方

最悪なケースは、高いブロック塀など敷地内が表から全く見えない外構（門扉フェンス）ですね。
このような外構に家を空き巣が見ると、「そのウチに入ろう」という気になります。

犯人は軽業師だと思って下さい。

背丈以上のフェンスだって簡単によじ登れますし、隣接したフェンスの上を伝って来るケースも多々あります。

敷地内が見える低い塀のほうがまだマシです。


では空き巣が最も嫌がる外構とは、どのようなものでしょう。

図のように、高くて中が見える格子門扉フェンス(デザイン化された高級品もある）で、足をかける部分が無く、トップがオーバーハングになっているか、トゲのある物が良いですね。


プライバシーを守るには、ガラスを型ガラス（凸凹）にするか、カーテンなどで家の中を見えなくしましょう。
家屋内を見られるのも、家族構成などを不審者に知られる場合があるので危険です。

又、せっかく空き巣が嫌がる外構を造っても、敷地内の樹木が茂っていては死角が出来て何にもなりませんから、もし植木を植えた場合は定期的な庭木の剪定が必要になります。

物置の位置も窓やドアを死角にしないよう気をつけて下さい。

建物の凹みや表から見えない裏手、あるいはワンボックスカーを置くと死角になる側面などは、防犯カメラや凸面鏡などで、死角をなくしましょう。

参考→http://www.nccc.jp/mm.backnumber056.htm

住宅の空き巣対策の一番よい解決方法は､四方から見えること｡ では､｢住まいて｣のプライバシーの確保は､となると大きな問題があります｡ しかし､高いブッロク塀は禁物｡

問題の解決策として､
１．垣根は植木で､人がしゃがんでも見える高さでつくる｡
２．フエンスはスドウシのものを採用 (格子型､金網型､他)､インテリアに十分配慮を｡
３．窓の位置に､針葉樹の植木を配置するのも一手です｡ 但し､下場は枝をはらうようにしましょう｡
４．最後に､街並みを地域一体のものと捉え､外構を統一することが地域安全対策上､一番好ましい｡ 地域住民との対話を大切に｡