対象:心と体の不調
回答:2件
認知に切り替える習慣
こんにちは、強迫性障害、7月の安倍元総理の銃撃事件がもとで強迫観念を持ち始めた人が増えているというニュースが流れていましたが、ロシアとウクライナの戦争も自分の身に置き換えたら恐怖ですよね。
性格も几帳面で責任感も強く、神経質な傾向にあるかもしれません。また過去にトラウマとなるような経験があったのかもしれません。不安は起きていないことを起きているように考えて感情がフリーズしてしまう状態ですが、応急的には薬で不安を和らげることになります。そして合わせて精神療法・カウンセリングが行われますが、現在通院している心療内科では認知行動療法等のカウンセリングはしているのでしょうか。強迫行為はありますか。
認知行動療法では、あえて不安となる強迫観念を引き起こしてそれを打ち消す強迫行為をしないことで慣れていく練習をすることを行います。日常で起こる不安な状況を思い浮かべてください。それらに点数をつけてみてください。一番恐怖を感じるものを100点にして少ないのは20点くらいで順位付けをしてみましょう。軽いものからその繰り返し行為を減らしていく練習となります。
例えば家を出る時、何度も戻って確認する習慣があるとしたら、2回確認したら、「これでお終わり、大丈夫と言葉に出して」終わりにする。鉄道職員の指差し呼称です。
戦争という強迫観念があるなら、毎日新聞であえてロシアウクライナの記事を見ながら、読み終わり、「今の日本には起きていない」「よし、今日やるべきことをしっかり責任果たしてやり遂げよう」と宣言して仕事を始める。認知の切り替えと言葉に出して区切りをつける。そしてやるべきことをやる習慣をつけてみましょう。
回答専門家
- 佐藤寛朗
- (心理カウンセラー)
- ミック研究所 理事長
カウンセリングは自分探しの共同作業
カウンセリングを始めて20年以上、カウンセリングの基本的なスタンスは相手に応じて方法論は変えていますが、カウンセリングの妙は一期一会の縁と出会い、そこに不思議な意味を感じています。
ご相談に対するご提案。
memmさま
ご質問をありがとうございました。
心療内科で強迫性障害と診断をされたのですね。
不安が強い場合、生活上大きなストレスがかかっている可能性もあるので、
ご自身の生活上のストレスが何かを吟味されるといいと思います。
また、それに対応するストレス緩和が大切になってくると思います。
まずは、ご自身のストレス要因を探られてみて、ノートなどに書き出す等整理されることをおすすめいたします。
ご相談くださりありがとうございました。
SHINO NAKAMURA
回答専門家
- shino nakamura
- (心理カウンセラー)
- shino nakamura
沢山の気づきが得られる様、自身の困り事を多角的に見ていきます
子育てに悩む親のご相談、特に引きこもり・不登校の本人をはじめ家族全体のご相談が強みです。また、ACやHSP、毒親、過去の傷つき、トラウマに関するご相談、ご自身の特性や家族・対人関係含む悩みを多角的な視点から見ることを得意とします。
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