対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
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初めまして、30歳の主婦です。
夫の生命保険のことで相談があります。
夫は現在30歳、10月で31歳に。
現在加入中 JA養老共済
期間 2004から2024年 20年
月額8832円
(主契約部分の月額は4346円、定期部分は4486円と記載されています。)
主契約 100万
(中途給付金 主契約の10%)
定期特約 900万
災害給付特約 1000万
がん全保障全入院長期保障特約 5000円
通院特約 3000円
38歳で満期を迎えてしまうため、主契約のみを残して解約するつもりで、他の保険会社で定期死亡保険と医療保険を契約しました。
それで、解約しようとしたとき、終身共済への転換を勧められました。
(死亡と医療の2つ勧められましたが、医療は別会社で契約したため、記載しません)
転換内容は以下のとおりです。
終身 300万
期間 20年(50歳で払込完了)
年額46910円×20年=938200円
充当共済掛金789826円となっています。
もし転換し、50歳で解約すると、返戻金が1985000円となっています。
今までかけてきた、
主契約部分の4346円×12ヶ月×12年と半年=651900円
+これから20年かける938200円=1590100円が終身共済の掛け金となると思うのですが、これは合っていますか?
掛け金はトータル160万ほどなのに、死亡時は300万、もしくは解約するまでは返戻金は年々増え続ける内容になっているので(例えば60歳で2240000円) 、なにか裏があるのか、私は何か勘違いをしているのか、分からなくて困っています。
この転換はどうなのでしょうか?
私はいい話だと思っていますが、なにか落とし穴があるのでしょうか?
転換は損とよく聞くので、やはり損しているのでしょうか?
どなたか教えて頂けませんか。
よろしくお願いします。
ディーマさん ( 東京都 / 女性 / 30歳 )
回答:1件
転換について
おはようございます。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。
転換とは、転換時のご年齢で再契約をするということです。
今回は一時金(充当共済掛金)789826円と938200円(50歳までの総支払額保険料)の合計金額1728026円で終身保険300万円に加入するということです。
特にいい話ではありません。
終身保険は死亡保険金額も解約返戻金についても確定(長期の固定金利)であるため、今のような低金利の時にはインフレリスクがあります。インフレリスクとは物価上昇時の貨幣価値の下落リスクです。そのことを踏まえ検討してみてください。今後の物価動向次第です。
60歳時に2240000円の解約返戻金ですが、30年間で511974円の利息です。一年当たりの利率は今の預貯金よりもいいですが、高い利回りではありません。
現状の経済情勢が今後10年、20年続くのであれば転換されてもいいかと思います。
判断が難しいですね。もし、死亡保険が目的でないのであれば転換時の解約返戻率をみて、5年、10年ぐらいの返戻率が高いのであれば転換され経済情勢次第では途中で変えてもいいかもしれません。
死亡保険が主目的であるのであれば転換され終身保険にかえるか、他社とも比較し検討してみてください。
評価・お礼
ディーマさん
2016/08/21 12:17ご回答ありがとうございます。
分かりやすい説明をして頂き、感謝しております。
インフレリスクなんて、考えもしなかったので、もう少し考えてみます。
10年先、20年先のことなんて分からないので、難しいところですね。
ちなみに転換後の5年先の返戻金は+9000円ほど、10年先は+48000円ほどでした。
すみません、もう1つ質問なのですが、現在加入中の保険も、転換後の保険も予定利率1.75%となっているのですが、利率のことだけ考えると、転換しても損はしないということになりますか?
辻畑 憲男
2016/08/22 08:53評価ありがとうございます。
転換後の解約返戻率が5年後より100%を超えるのですね。貯蓄のみならず死亡保険の目的があるのであればとりあえず転換されて、今後の経済情勢により検討されてもいいかと思われます。
現在加入中の保険と転換後の保険の予定利率が同じならば損をしないかどうかについてですが、年を取っている分損はします。また、保険会社が保険料を決めるのは予定利率の他に予定死亡率、予定費率により決めます。よって、予定利率だけ見てもわかりません。
よって、保険の予定利率は預金とは違い、予定利率=利率(利回り)ではありません。
よって貯蓄目的で考える場合には解約返戻率を運用年数で割って検討しましょう。
例えば30年後の解約返戻率が130%であれば、
30%÷30年=1%(一年当たりの利回り)だと思ってください。
実際には毎月保険料を支払う場合には、もう少し利回りはUPします。
また何かございましたら、お気軽にご相談ください。
回答専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
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