対象:新築工事・施工
プレハブの2×6で新築中です。
棟上げ後に玄関、キッチンに合板補強や配線の為、石膏ボードが上の方が切断され、また元の場所に戻され固定されました。
見た所、4周釘が打ってあります。
設計さんに聞いたら外壁の耐力壁と、壁の中に入っている縦の柱、石膏ボードが耐力壁になります。と言われていましたが、補強などで石膏ボードを切断する時は大きく開口するわけではなければ構造計算はしなくても一様よいという事でした。
石膏ボードを切断しても、戻す時に受け材など、ちゃんと補強すれば切断する前と強度は変わらないと言われてたんですが、ツーバイフォーなどは上から下まで一枚の石膏ボードを使用するとネットに書いてあったので心配になってきました。
そして、1箇所鏡を付けたい場所があって、大工さんに話したら補強をしてくれると言ってくれてお願いしたんですが、壁の中の縦に入っている柱と柱の間の石膏ボードを縦に3ブロックに分けて切断し、また戻してある状態になっていました。
後から石膏ボードも耐力壁になると知り、すごく心配になってしまったんですが、石膏ボードが継ぎ接ぎになってしまうと耐震性は落ちてしまうんでしょうか?
現場監督さんや設計さんに聞かずに大工さんとのやりとりでしてしまった為、設計さんにも聞く事が出来ず…
設計さんに、補強を入れてもいい場所ですか?という聞き方をしたら、場所的には補強を入れる為に石膏ボードを開口しても大丈夫な場所ではあるが、費用がかかったり切った跡も残るからしない方がいいでしょうと言われました。
その継ぎ接ぎの石膏ボードが着いている所の外壁も耐力壁になります。
大工さんに直接聞いて石膏ボードを開口してもらった所だけ、上の方からの石膏ボードの切断ではなく、部分的に縦に3カ所開口してしまってる事も心配です。
補足
2015/04/03 07:20ちなみに、鏡を付ける為に補強を入れ、石膏ボードを切断したすぐ右隣に90センチ幅の窓があり、その窓の右隣が上の方から石膏ボードが切断されています。そして、またすぐ右隣の柱を挟んで、また上の方から石膏ボードが切断されている状態なので、石膏ボードの切断部分が多い壁になってしまい、耐震性が心配です。
ゆかりんりんさん ( 福岡県 / 女性 / 32歳 )
回答:1件
富樫 孝幸
建築家
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耐力壁の補強など
プラネット環境計画の富樫です。家づくりもいろいろ解らない点も多いかと思います。
参考としてお聞きください。
まず、耐力壁などさまざまな穴が開くことがあります。換気扇や給気口、コンセントなど。
こういう150mm~100mmr程度の小さな開口部の欠損については
一定の間隔で開いている場合は補強の対象部位とはなりません。
危惧されている配線用の穴も成型に開いていれば補強の対象とはなりません。
また、大きな穴の場合は開口補強を行い釘打ちで補強を行います。
4周釘が打ってあるとのことですので、開口補強がされているのではないでしょうか。
耐力壁の面材の継手については、継手部分に受け材を入れ、釘打ちなどの補強を行えば
構造上問題はありません。
枠組み壁工法の場合
内部は、見た感じではわかりませんが、すべての壁が耐力壁でないと思います。
耐力壁の場合、最小幅600mm以上、それ以下の小さな壁は耐力壁としては扱っていないのではないでしょうか。
詳細は国交省の告示に基づいて施工されていれば、問題はないかと思います。
わかる範囲でお答えしました。
素敵な家が完成するといいですね。
(現在のポイント:-pt)
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