対象:住宅設計・構造
容積率について。
大変細かいことになりますが、容積率を目一杯にしたいためご教授いただけたらと思います。
昨年、建築法の改正があり、EVは容積率が緩和されましたが、
【例えば、敷地50坪で建ぺい率40%・容積率80%の場合】、
2F:20坪(EV1坪含む)
1F:20坪(EV1坪含む)
地階:20坪(EV1坪含む)の場合、
合計60坪の1/3=地階20坪分が緩和、
ここで質問です。
容積率緩和後、この場合の容積率は40坪なのですか?
それとも40坪−2坪(2F+1FのEV分)=38坪なのですか?
それとも40坪−3坪(2F+1F+地階のEV分)=37坪なのですか?
もし、この場合の容積率が37坪や38坪だとすると、地階に2〜3坪増やせるので、細かいことですが悩んでおります。
地階の容積率は「住居部分全体」の1/3が緩和されますよね。
しかしEVは容積率が不算入になりましたが"床面積"には参入しますよね。
私の認識では、EV分も含めた全体の床面積の合計の1/3、この場合、20坪分が緩和され、緩和後は40坪になるのかなと思うのですが、でも、EVは容積率には不算入だから38坪?いや地階部分のEVも不算入だから37坪?
と頭の中がごちゃごちゃになっております。
アドバイスいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
れおれおんさん ( 神奈川県 / 男性 / 35歳 )
回答:1件
EVの容積率不算入の解釈
複合的なものは難しいですね。
これに関して運用的な指針が出てるかどうか調べきれていませんが。
一応基本的なとこから類推するに、EVを含めた床面積で地下緩和を計算して地下20坪が緩和されて地上40坪。
そこから1階2階のEV面積を引いて38坪でいいかと思います。
先にEV面積をマイナスすると複雑な計画では数字変わってきますね。
40坪MAXですから、2坪増やしても大丈夫ということで良いかと思います。
増やした床面積が地下だった場合は、そこから地下のEV面積をマイナスする事は可能だと思います。
と言う事は、その場合は3坪増やせますね。
なんか非常に分かり難いですがこれで良いかと思います。
<あーす・わーくす http://office-ew.com>
評価・お礼
れおれおんさん
2015/03/18 17:14なるほど。そういうことなんですね。
非常に分かりやすい回答をありがとうございました。
すっきりしました。
本当にありがとうございます。
回答専門家
- 小松原 敬
- (神奈川県 / 建築家)
- 一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
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