対象:一般歯科・歯の治療
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今月の1日に差し歯だった歯がとれてしまい2日に近くの歯医者で治療を受けて差し歯をそのままつけてもらいました。
それで安心していたのですが、先ほど、くしゃみをしたらその治療してつけてもらった差し歯がとれてしまいました。
いくらなんでもおかしいと思うのですがこれはありえる事なんでしょうか?
治療を勧められて悩んでいるので信用できるところの歯医者で治療がしたいです。
この歯医者は信用していいと思いますか・・・?
何か怖くなってしまって質問しました。
綾女さん ( 福岡県 / 女性 / 28歳 )
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堀内 晃
歯科医師
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Re:差し歯が取れて治療して1週間でとれました・・・
はじめまして長崎の堀内と申します。
さて、お問い合わせの件ですが、差し歯がつけてもらってにもかかわらず、1週間で取れたということですね。おそらく察するに前歯付近の歯だと思われますが、、、
そもそもその差し歯が取れた原因を考えていただきたいんですが、以前治療されたときに、神経の治療をしてそこに土台の金属をつけて、さらに差し歯をつけたと思われます。
それがなんらかの原因でダツリされたわけですよね?
そこの原因はなんだったのか、、、不思議だと思いませんか?
もともと差し歯は天然の歯と材質が違います。これは当然ですよね。
天然の歯の削れるスピードと差し歯が削れるスピードが違えば、使っているうちに当然のことながら差が生じますよね?差し歯の素材は、保険治療のものですと裏側は金属です。ということは天然の歯よりも削れるスピードは遅いですし、素材としても硬い、ということは差し歯だけに強い力がかかるわけですよね。
普通にかむだけでその差し歯にだけ強い力がかかるわけですね。差し歯にしていた歯は根っこ、土台、かぶせ歯のパートに分かれているわけですから一番弱いところにその力が集中して「ガクッ」と取れますよね?おわかりでしょうか。
差し歯が一度取れた時点でこの差が生じていてどんなにしても取れるという環境だったわけです。
ですから、その環境を変えないといけないわけですね。
また、かみ合わせというものは、実は常に変化しています。
頬杖やあご杖、横向き寝、うつ伏せ寝などをされるとさらに変化します。
ただでさえ、歯は年齢とともに磨り減っていくわけです。磨り減ると切れの悪い包丁のような状態になります。当然力を入れないと切れません。
ですが、「今年で永久歯が生えて10年たったから歯が磨り減ってかみにくいな~」なんて感じる人はいません。
そこに付け加えて、頬杖などをされることで歯は動きます。それによってかみ合わせが変化し、差し歯などに加わる力が強くなることってよくあることなんです。
ただし、そのかみ合わせを治療?するということ自体は、保険治療の中には存在しません。
ですから、こういった差し歯がダツリすることを予防したいということであれば、そのあたりに詳しい専門医のところでしっかりしたかぶせ歯の治療を受けられることなんですね。
ご参考にされてください。
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