対象:保険設計・保険見直し
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夫(今年50歳)が今加入している生命保険の更新時期が近づいてきたので、どのような内容にするか検討中です。
夫は5年ほど前からうつ病を発症し、通院中です。
休職したりしていましたが、今は会社を辞めてしまい、無職です。
私(44歳)はフルタイムで働いており、子供は9歳です。
子供と私は私の実家で同居させてもらい、夫は夫の実家で同居させてもらい、なんとか生活しています。
夫は働けないので、障害年金を受けています。
生命保険は病気のため、新しい保険には入れず、今加入している生命保険を減額して更新する予定です。
日々の生活をするだけで精一杯なので、保険料を抑えつつ、子供もいるので、生命保険の内容をどのように
したらいいか、アドバイスいただけたらと思います。
今、考えている生命保険の内容
主契約(保険ファンド)・・ファンドへの積立は0円
新介護収入保障特約(10回固定型) 年金年額80万円 10年更新(69歳更新満了)
特定疾病保障定期保険特約 200万円 10年更新(80歳更新満了)
災害割増特約、傷害特約 各500万円 80歳まで
傷害損傷特約 給付金5万円
入院治療重点保障特約 基本給付金額5000円 10年更新(80歳更新満了)
災害、入院特約 日額5000円 10年更新(80歳更新満了)
これで保険料は14886円です。
悩んでいる点は、
1.介護の保障は必要なのか?介護なしの「収入保障特約」または「定期特約」でもよいのか?
2.もし、介護の保障をつける場合、「新介護収入保障」ではなく「新介護定期特約」の方がよいのか?(「収入保障」は年数が経過するごとに保障が減っていくんだと思うんですが、それがちょっと)
3.死亡保険金は、新介護保障を一時金で受け取った場合、763.76万円+特定疾病200万円で963.76万円です。(災害死亡だとそこから+1000万円です。)
最低1000万円の死亡保険金が必要かと思い、このように設計されているのですが、特定疾病を100万円にして、
新介護保障をもう少しあげるべきか、悩んでいます。
4.主契約部分は積立金が0円なので、終身保険となる部分が数万円しかないので、そのあたりも将来心配です。
一度、減額したり、保障を解約してしまうと、病気なので元にもどせないので、余計に悩んでいます。
長文になりましたが、アドバイスいただけたらと思います。
補足
2014/08/17 16:03早速の回答ありがとうございます。
介護特約についてですが、旦那のうつ病を心配して介護特約をつけようと思っているのではなく、もともと今加入している生命保険に新介護収入保障特約がついているのです。
なので、そのまま減額して更新しようと思っていたのですが、今回、改めて介護特約から給付金がおりる条件(要介護2以上の状態が30日継続、または要介護3以上の状態が180日継続)を見ると、そんな状態になる確率は低いのかな、と思い始めました。
柴垣さんも「介護保険の適用要件は意外と該当しづらい」と書いておられますね。
介護特約をはずして、単なる「収入保障特約」または「定期特約」に変更することは可能だそうで、その方が保険料が安くなります。
だけど、今回の10年更新の60歳までは介護状態になる確率が低いとしても、次回の更新の60歳~69歳については今よりも介護状態になる確率が高くなると思うのですが、一度介護をはずしてしまうと「新介護収入保障特約」にはもう変更できないので、今回、介護特約のついたまま更新するかどうか迷っていたのです。
(質問1)介護特約の必要性や費用対効果についての柴垣さんの考えはどうでしょうか?参考にさせていただければ、と思いますので教えていただけますでしょうか?
上に書いた給付金がおりる条件は相当ハードルが高いものと考えられますか?
死亡保障のことをもう一度考えてみたのですが、本当はもっとあった方がいいと思うんですが、保険料のことも考えて最低限の1000万で設定しています。
収入保障だと、年数が経過するごとに、1000万円から受取総額がどんどん減っていくので、子供のことを考えるとちょっと不安にもなります。
なので、1000万をずっと保障する「定期特約」の方がいいのかな、と思ったりします。
(質問2)子供の年齢があがるにつれ、死亡保障が1000万から減っていくのは、子供の教育資金のことを考えると額が少なくはないでしょうか?
最低1000万でもあった方がよいのであれば、「新介護収入保障」をやめて単なる「定期保険」にしようかと思いますが、金額についてどう思われますか? (介護か死亡どちらを優先に考えるかと言われると、死亡保障になります。)
lala7さん ( 大阪府 / 女性 / 44歳 )
回答:1件
柴垣 和哉
ファイナンシャルプランナー
-
病気の夫の生命保険について
はじめまして、lala7様。
柴垣FP事務所の柴垣と申します。
http://fp-shiba0315.jimdo.com/
私は立場上、うつ病など病気になられた方やそのご家族から生命保険や住宅ローン、家計管理、障害年金についてなどお金の相談を受ける機会が多くありますので、旦那様がうつ病になられたということでlala7様が悩まれる気持ちも理解できます。
生命保険に関しては、将来の万が一の事のためにお金を払っていて、現在の生活が厳しくなってしまっては本末転倒かもしれませんし、心配事をすべて保険でカバーしようとするとキリがありません。
lala7様はお子様がまだ小さいので今後の教育費の準備か将来の保障を重視するのかの優先事項を決めることも大事かと思います。
できるだけ保険は最低限にして貯金を増やしていくことも選択肢になるのではないでしょうか。
やっぱり貯金があった方が突発的な出費があった場合などにも応用が効きますので。
lala7様は介護に関して不安を持たれているように感じますが、介護保険が必要かどうかは一概には言えませんし、保険はないよりもあった方がいいものだと思います。
ただ、介護保障の保険金が支給される要件についても確認しておいた方がいいと思います。
介護保険の適用要件は意外と該当しづらい上に、保険料も高かったりします。
もし旦那様のうつ病の悪化を気にされているのでしたら、本当に適用要件に該当しそうかも検討してみる必要があるのかもしれません。
障害者の場合ですと、自治体によって多少違いますが障害の度合いによって、医療費が助成されたり、タクシー代が割引になったりすることもありますので、そういった公的な助成制度についても確認してみてはいかがでしょうか。
さて、質問にありますlala7様が悩まれている点についてお答えさせていただきます。
1.介護の保障は必要なのか?介護なしの「収入保障特約」または「定期特約」でもよいのか?について。
介護保障が必要か必要でないかは一概には言えませんので、ご自身のお金を何に優先的に使うかにもよると思います。
介護なしの収入保障特約か定期特約かはこの介護保障を死亡保障の一部とお考えなら、介護なしでも構わないと思います。
ただ、うつ病になられているので保障の変更はできないのでは?
そこは保険会社に確認された方がいいと思います。
2.介護の保障をつける場合、「新介護収入保障」ではなく「新介護定期特約」の方がよいのか?について
そこは保険料とのバランスになると思います。収入保障は年々保障が減少していく分、保険料は割安になります。lala7様は保険料も抑えたいとのことでしたら収入保障の方が合理的かと思います。
3.特定疾病を100万円にして、新介護保障をもう少しあげるべきか、悩んでいます。について
介護のためにお金を用意することを優先するのであれば、介護保障を上げることも選択肢だと思います。
ただ増額できるかは保険会社に確認が必要です。
4.主契約部分の終身保険が数万円しかないので心配です。について
葬式代などに関して不安を持たれているのでしょうか。近年では葬式代は数十万円~からでも可能だったりします。場合によっては貯金でまかなえるかもしれません。
以上、ざっくりとした回答になりましたが、少しでも参考になれば幸いです。
補足
lala7様、補足されてたことに気づいておりませんでした。
保険の更新日が近づいていたにもかかわらず、ご返信が遅くなり申し訳ございません。
以下の頂いた質問に回答いたします。
(質問1)介護特約の必要性や費用対効果について考えはどうか?
介護特約は、もちろんないよりもあった方がいいと思いますが、lala7様の家庭状況を考えると優先すべきものではないのかもしれませんね。
ご自身でもおっしゃているように、お子様の教育費のために死亡保障を優先したいという思いを素直に受け入れてもいいのかもと思います。
給付金が下りる条件に関しては、正直何とも言い難いです。確かに年齢が上がれば可能性としては高くなりますが、本当にそういう状態になるのかは予測できることではありませんし・・・。
(質問2)死亡保障が1000万から減っていくのは、子供の教育資金のことを考えると額が少なくないか?
お子様の教育資金だけを考えると年々死亡保障が減っていくのは合理的と言えますが、確かに「収入保障特約」ですと、例えばお子様が高校生の時に旦那様に万が一のことがあれば受け取れる金額は1000万円に比べればかなり少なくなり、進学先によっては大学までの教育費をカバーできないことになってしまいますしね。
そういう不安をお持ちなのであれば「定期特約」でもいいのかもしれません。
もしくは、「収入保障特約」にすればどのくらい保険料が浮きそうですか?その浮いた保険料と今貯金できる金額を合わせて、お子様の教育費のために貯蓄をしていくことをご自身で決心し、大学の教育費に備えるのも一つの方法といえます。
やっぱり現金があった方が色々と融通が利きますしね。
一般的には大学入学時に300万円ほどを教育費として準備できていれば安心と言えます。
保険商品というのは「これが正解!」というのがないのではっきりした回答にはなっていませんが、少しでも参考になれば幸いです。
柴垣FP事務所
代表 柴垣和哉
(現在のポイント:-pt)
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