対象:新築工事・施工
度々お世話になります。
新築中でほとんど完成の段階です。
今日気づいたのですが、1階屋根に雪止めがついていません。
施工ミスなのか…明日にでも確認しますが、これからやり直しは可能でしょうか。
切妻屋根です。
玄関前に落ちて来たら、危ないと思いますが、そもそも1階はつけないものなのでしょうか。
ちなみに今までの家は1階もついていました。
雪止め付の平瓦です。
やり直しのリスクはありますか。
リスクがあるようでしたら、諦めようかと思います。
これまでもあちこちやり直していて、先々が心配です。
どうぞよろしくお願いいたします。
まあたんさん ( 東京都 / 女性 / 39歳 )
回答:2件
木下 泰徳
アップライフデザイナー
1
雪止めをつけることにリスクはないと思います
こんにちは、初めまして。質問を拝見しました。
建築にかかわる問題は一般に現場を見ないと正確な回答はできないものですが、雪止めをつけることにリスクなどないと思います。
夏に近づくこの季節、ついつい雪のことを忘れがちですが、今年の雪はすごかったですよね。
屋根の勾配が玄関に向かっているのならなおさら雪止めはつけておくべきだと思いますよ。
また雪止めには、軒樋の破損を防止する効果もあります。
施工ミスとまでは言えないと思いますが、やり直しは可能です。
しいて言えば、1階の屋根につけない理由として意匠的なことがあるかもしれませんが、安全第一ですね。
評価・お礼
まあたんさん
2014/06/07 09:33ご返事ありがとうございました。
雪止めは、安全を第一に考え設置してもらいたいと思います。
また、ご近所にも迷惑はかけたくありませんので…。
意匠的なのかは、説明を受けていないのでわかりません。
施主側も勉強しないと、満足する家は建てられないと…後悔、反省です。
この度は誠にありがとうございました。
吉田 武志
建築家
-
よく造り手と相談してきめたほうが良いです。
栃木県宇都宮市で工務店及び一級建築士事務所を営んでおります。ヨシダクラフトの吉田武志と申します。住宅の新築とリフォーム・リノベーションを設計施工で行っております。質問を読ませて頂きました。
雪止めを後付する場合、考えられるリスクは屋根からの漏水でしょう。
新築中の建物の屋根材の種類が書いてないのでわかりませんが、屋根材の種類により、引っかけるタイプと、ビス留めするタイプがあります。
引掛けられるタイプは、雨に濡れる面にビス穴は見えませんが、ビス留めするタイプは、
ビス露出なので、ビスとビス穴の狭い隙間から漏水する可能性はあるかもしれません。シーリング等の防水をしても引掛けタイプと比べると可能は高くなるでしょう。
カラーベストコロニアルと瓦は、屋根材を浮かせて、金物を引掛けられますので、ビスが露出せず安心。
しかし、板金屋根は、屋根材を浮かせてということが難しいでしょうから、ビス露出で留めるタイプになることが多いと思います。ただし、シーリングの打ち方を工夫して、劣化しないように金物の裏でシールする等の配慮をすれば、板金屋根でも漏水の危険は殆ど無くなるのかもしれません。充分、施工例を持っている職人が良いと思います。
いろいろと、新築工事の不手際があったようですが、施工者と相談して、雪止めを付けた場合のメリットとデメリットを聞いてから判断されたら良いと思います。
物事には必ず、メリットとデメリットがあるので、よく相談して決めてください。
ヨシダクラフト http://www.yoshidacraft.net
評価・お礼
まあたんさん
2014/06/07 09:27ご丁寧な回答ありがとうございました。
これから工務店に相談をしてみます。
最後に教えていただけると幸いです。
瓦は陶器瓦(平瓦)です。
雪止め付の瓦です。
こちらとしては、二階屋根瓦同様に、後付けの雪止めではなく、雪止め付瓦に変えてもらいたいと思っています。
一部屋根瓦を葺き替えるリスクを教えていただけますか。
お忙しいところ申し訳ありません。
宜しくお願いします。
吉田 武志
2014/06/07 10:36高い評価を頂きましてありがとうございます。
質問が理解できました。
お金は掛かりますが、それ以外のリスクは無いと思います。
雪止め付瓦を取り付ける周囲の何枚かを外して取り付けることになると思います。
図面や見積もりに1階部分の雪止めの記述が無いとすると、
計画していなかったということになります。
造り手が1階は必要ないと考えたのか、忘れたのかは分かりません。
お話してみてください。
ただ、物作りの品質が上がるのは、工場生産のように同じものを造り続けた時だと思いますが、
住宅建築は、敷地と要望がそれぞれのお宅で違うので、全て番うものになるので、難しいのです。
私も正直にお話すると、忘れたことが皆無ではありません。
多分、程度の差はあれど誰でも同じではないでしょうか。
(現在のポイント:-pt)
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