対象:生命保険・医療保険
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医療保険に対する考え方でとても迷っています。
加入すべきという意見と加入すべきでないという意見、
両方あるようですが、多くの専門家の方の意見はどうなのでしょうか。
私が今迷っている方向性としては、以下のような感じです。
特に35歳女性(妻)の保険で悩んでいます。
1.60歳(又は65歳)払込終了の終身医療保険に加入
※保険料は月額2300円程度。現在加入中で先進医療特約がないので、
見直し検討中(旧CURE)。新CUREで入り直すか?ただ入り直すと
一日5000円60日の保障で月額3000円近くになる。
2.オリックス生命のリリーフWに加入(65歳払込)
※一日3000円で死亡保障150万円の内容。保険料は月額3300円。
総支払保険料より死亡保障が高いので、損をしない。死亡保障がない妻には
最適かもと悩み中。ただ、ちょっと保険料が高い。一日3000円でいいのか?
3.65歳までは県民共済の入院保障2型に加入。老後は貯蓄で対応。
※老後に医療保険がなくなるのがちょっと不安。死亡保障もなくなるので、
葬式代をどうすればいいか。
4.加入せず、全て貯蓄で対応。
※本当に大丈夫なのか不安。
ちなみにがん保険は終身で富士生命のがんベストに入っています(先進医療付)。
いかがでしょうか。それぞれについて専門家のご意見を伺えたらと思います。
よろしくお願いします。
たかとらさん ( 岡山県 / 男性 / 35歳 )
回答:2件
保険の考え方
こんにちは。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。
奥様の医療保険だけではなく、死亡保険もですね。
まず保険加入目的を考えましょう。
保険は万が一のときにお金に困るから加入するのです。将来にわたってお金に困らなければ加入する必要はありません。
よって、奥様が入院されたときに預貯金などでカバーでき、そのお金がなくなっても生活が困らなければ、加入する必要はないでしょう。もし困るのであれば加入したほうが安全です。
保険会社がどこがいいのかについては、女性疾病特約や三大疾病特約などどんな特約をつけたいのかにより変わってきます。
保障期間は一生涯を選んだほうがいいです。ただ、医療保険はどこもインフレリスクには対応していないので保険料の払込期間については60歳払い(65歳払い)などの先払いをするよりも終身払いを選び、差額分を預貯金で貯めていったほうがインフレリスクには対応できるでしょう。
死亡保険の目的は、葬儀費用の準備資金ですか。
これは保険でカバーされたほうが、総支払額も少なくいいです。
死亡保険に関してはインフレリスクをヘッジする保険(変額保険(終身型)や利率変動型終身保険など)があるのでこの種類を選ぶといいです。こちらは、インフレリスクをヘッジしているので60歳払い(65歳払い)などの短期払いを選ぶといいでしょう。
人間必ず死ぬので保険期間は終身にしましょう。
具体的なアドバイスについては、お会いしてもっとお話をお聞きしないと難しいです。
お近くの独立系のファイナンシャルプラナー(国際資格CFP保持者)にご相談されるといいかもしれません。NPO法人日本FP協会でご紹介しております。
評価・お礼
たかとらさん
2014/05/07 18:00早速の回答ありがとうございます。
目的を明確に、まさにその通りだと思います。そこが絞れていないから、
迷うのかもしれません。
医療保険を考えるにあたっての心配は老後の医療費と貯蓄に対する負担です。
我が家は基本的にシングルインカムで、妻はパート勤めのため、それほどの
貯蓄ができるか、余裕があまりない気がしています。
そのため、医療費は貯蓄対応できればいいという一方で、他に資金が必要に
なる可能性を考えると、できるだけ安い保険料で、一生涯の医療保障を
考えたいというのが正直な気持ちです。これが目的と言えるかもしれません。
なので、保険未加入の選択肢は低いです。一番悩んでいるのは、2と3の
選択肢の間で揺れているといった感じでしょうか。
共済とリリーフWの差額を貯蓄することでも対応ができるのかもという頭が
どこかにあり、決めきれていない感じです。1はいいのですが、死亡保障が
ないので、別で用意すると総額が増えてしまい、家計に負担がかかるなと
感じています。
もう少し頭を整理してみようと思います。ありがとうございました。
回答専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します
「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
辻畑 憲男が提供する商品・サービス
釜口 博
ファイナンシャルプランナー
-
医療保険には加入しないという選択肢からスタート
たかとら 様
この度はご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャルプランナーの釜口でございます。
http://www.bys-planning.com
奥様のリスク対策をきっちりと考えられていますね!
奥様も心強いことでしょうね。
あくまでも参考意見として捉えていただければと思いますが、
私は4をおすすめいたします。
日額5,000円の終身医療保険は、短期払い(60歳など)の場合、
総支払が70万円~90万円。
現在の一般病床の平均入院日数が18日。
5,000円×18日=90,000円
手術給付がない場合、8回~10回の入院をしなければ元が取れません。
もし手術給付金を受け取ったとしても、4回~5回の手術をともなう入院を
しなければ元が取れません。
たかとら様ならご存じだと思いますが、健康保険が使える範囲の治療でしたら、
健康保険に高額療養費制度がありますので、自腹できるお金は少額です。
ただ、がんに対する保障は、医療保険や死亡保障よりも重要だと思います。
なぜなら、健康保険が使えない治療(すべて実費で医療費を支払う治療)
になる可能性が一番高い治療が、がんだからです。
奥様はがん保障はすでに、費用対効果NO1のがんベストゴールドに
ご加入ですので、医療保険は加入しないという選択肢もありだと思います。
ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。
http://www.bys-planning.com/
評価・お礼
たかとらさん
2014/05/07 19:06早速の回答ありがとうございます。
保険に加入しないという選択肢ですか。前の方の回答に書かせて頂きましたが、
一番考えてなかった選択肢ではありますが、釜口様の話を聞いていると、
なるほど一理あるとは思いました。
現在妻が加入中の旧CUREは、5年前に加入したもので、60歳払込、月額2300円
程度のものです。このまま払い続けると支払保険料は今からで83万円程度です。
ちなみに今までが14万円程度。ただ、先日3日間の痔の手術入院をしたので、12万円
程度の支払いを受けました。(これは入り直しには影響しないようです。)
つまり85万円程度が総支払保険料となるので、釜口様の指摘に合致しそうです。
支払保険料を全て貯蓄に回していれば、老後の医療費は保険があるのと同じ以上に
対応できそうな気もしてきます。ただ、現役時代の貯蓄が貯まっていない、あるいは
教育費などに使われる可能性を考えると、無保険よりは共済で2000円以下の掛け金
のコースに入っていれば、割戻金も考えて安心料ぐらいでは考えれる気がするので、
4よりは3の方で考えたいようにも思います。
また、何より4の場合、目的の一つである葬式代の死亡保障がありません。
リリーフWは月額3300円で死亡保障が150万円ですので、医療保険をなしにして、
その分を医療費用の貯蓄にするにしても死亡保障のみを別途入ると考えると、
月額3300円で貯蓄と死亡保障は無理なように感じます。
やはり、前の方の回答にも書きましたが、2か3で悩むところです。
3なら現役時代は死亡保障が共済に入っているので、老後の死亡保障をどうするかです。
医療費は共済で割戻金を考慮すると、リリーフWとの差額は月1900円程度。30年で
68万円程度。リリーフWは日額3000円コースですから、手術を伴う入院を考えても
1カ月の入院を4回以上すれば3よりは有効と感じます。ただ、リリーフWは基本的に
掛け捨てのため、解約せず死亡保障を受けるのが大前提での有効性ですが。
と、回答を書いている間に私の場合は死亡保障の確保という医療保険とは別目的が
一定のウエイトを占めているので、2が有効のように感じてきました。
ただ、何分素人で見落としている視点もあろうかと思いますのでもう少し熟慮します。
釜口 博
2014/05/07 19:21高評価をいただきまして、ありがとうございます。
保険はその方のライフプランの一部であり、その方の考え方の
基づいて決められていくものです。
ですから最終的には、たかとら様のお考えが正解なのです!
ファイナンシャルプランナーは、相談者の決定を見守ることが仕事です。
ベストな選択をなされることを祈っております。
(現在のポイント:-pt)
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