これから、本年度(平成25年)分の住民税を支払うにあたり、郵送された課税明細書を見ています。
給与収入の欄には、430万円と記載されていますが、昨年(平成24年)の12か月分の給与明細を見て【所得税+雇用保険+健康保険+厚生年金などの控除分+手取り分の給与額】を合算すると、360~70万程で相違があるのですが、この給与収入とは何を指すのでしょうか?
平成24年の1月までは派遣社員、2月に転職して社員になりましたが(派遣先とは別の会社です)、平成24年1月(派遣会社からの給与)と2月~12月の転職後の給与を足した額が370万程です。
転職先は年俸制のため、ボーナスはなく、毎月の給与以外の支給は基本ありません。
思いつく限りでは、非課税だとは思うのですが、交通費くらい(年間約10万)です。
ひとつ気になっている点として、転職後の会社で年末調整後に発行された平成24年分の源泉徴収票(給与収入は430万と記載)の摘要欄に、転職前の派遣会社の名称と、恐らく、平成23年1年間と平成24年1月分の給与額・社会保険額(金額からの推測なのでよく分かりません)が書かれていることです。
平成24年の12月末は派遣社員でしたので、派遣会社で年末調整を依頼したはずと思っていますが、恥ずかしながら、はっきりと覚えていません…。
そういった点から、何らか転職前の給与などが加算されているなんてことはあり得るでしょうか?
摘要欄にある前職の給与(?)を足せば、430万はだいぶ超えてしまいますし、そもそも平成24年分の住民税はどう計算されたのかも不明です…。
(派遣会社も転職後も、給与天引きではなく普通徴収です)
今になって何も分からず悶々としつつ、過去払ってきた住民税よりも年間にして10万近く高い金額に驚いています…。
給与収入について、そもそもどのように計算されるのか、どなたかご教授頂ければ幸いです。
どうぞ宜しくお願いいたします。
ななんさん ( 東京都 / 女性 / 25歳 )
回答:1件
林 高宏
税理士
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前職合算ではないでしょうか
はじめまして。早速回答させて頂きます。
年末調整は、文字通り年末に1年に1度だけ行われます。
この際、中途採用の場合、以前勤めていた会社の分も、現在の会社が引き継いで計算することになっています。このことを前職合算と呼びます。
但し、前の会社の分は去年中のものだけが対象になります。
あくまで所得税・住民税と言うのは、1月から12月までの1年間の収入に対して課税しますので。
源泉徴収票を見ると、摘要欄にその前職の収入・源泉所得税などが記載されています。
摘要欄にある前職の給与(?)を足せば、430万はだいぶ超えてしまいます
ーこれがちょっと気になるところです。通常は一致します。非課税分の給与も入れて記入したのかもしれませんね。
また、平成23年1年間の分も記載されていることが、ちょっと気になります。
市役所には、前の会社の源泉徴収票も、今の会社の源泉徴収票も提出されています。
気になるようでしたら、市役所でお聞きになったらいかがでしょうか。
評価・お礼
ななんさん
2013/07/03 04:19ご回答ありがとうございます。
基本的なところもよく分からずにいたので、参考になりました。
よく見てみると、私の見方がおかしかったようで、アドバイスの通り、平成24年度の源泉徴収票の摘要欄に記載されていた平成23年度の転職前の給与を転職後の平成24年の給与に足すと、430万と合致するようでした。
結局のところ、平成24年の給与に平成23年に派遣社員として働いた金額が加算されているというおかしなことになっておりました…。
まずは市役所に確認し、年末調整もやり直しになる?のでしょうか。
まさか間違いがあるなんて思ってもおらず、無頓着ではいけないなと痛感しました…。
それにしても、さすがにかなりの大きな間違いであるのに、気づかれないものなのですね…。
専門家の方のアドバイスを頂けて感謝しております。
林 高宏
2013/07/03 12:21平成24年の給与に平成23年に派遣社員として働いた金額が加算されているというおかしなことになっておりました
これは珍しい間違いですね。従業員が多いと経理担当がこういう間違いを起こすケースが稀にあるのかもしれません。
1)現在の会社にこの点を指摘し、正しい源泉徴収票を出しなおしてもらい、所得税が納めすぎになっている分を返してもらってください。
2)訂正後の源泉徴収票を市役所にも提出してもらい、正しい住民税に直してもらってください。
これでうまくいかないようでしたら、またご質問ください。
(現在のポイント:-pt)
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