対象:民事家事・生活トラブル
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専門家への頼み方と相談の仕方について質問があります。
91歳のおばには2人(兄妹)子供がいて、2年前に同居していた息子(兄)を亡くし、嫁と二人で暮らしていました。妹は嫁ぎ先で暮らしています。兄妹どちらにも子供は居ません。兄は定年退職し退職金を受け取った翌年に亡くなり、(公務員であったため)遺族年金や死亡保険金も全て嫁が受け取っています。住んでいる建物は生前は兄と嫁の名義でしたが今は嫁の名義、土地はもともと姑の名義でしたのでそのままです。他に兄姑名義のアパートを1棟持っていましたが、妹が相続して現在は妹夫婦が家賃収入を受け取っています。遺産相続の際に、嫁が姑の面倒を見ると言うことを条件に全てのお金や証券類を嫁に渡しました。姑の手元には現在自分の厚生年金が二カ月に1回16万程入るようです。
兄の生前から続く長年の嫁姑問題の確執の果てに、先日、荷物や家具類も全て運び出し、突然嫁が出て行きました。聞くと、その1月程前に妹の家に弁護士を通して家裁に来るようにという連絡が2度あったそうです。その連絡を無視して妹は行かずにいたらしく、今回、嫁が出て行った後に、また弁護士から、妹が嫁に言った言葉や行動を書き連ねた文書と共に、家裁に出向かなかった妹の落ち度は甚だしいものがあると言った内容の書類が届いたそうです。おばは老人性難聴にかかっていますが、生活は普通に出来ます。尿漏れや何度も同じことを繰り返したり、物を置き忘れたりといった軽い痴呆の症状があるようです。
この先、どのようにしていったらいいのか妹は考えあぐねて私に相談に来ました。専門家に相談するよう助言したのですが、そもそも、どんなことを得意とする専門家(弁護士さん?)に相談したらよいのか?どんな手順を踏んで依頼すればいいのか私もまるでわかりません。また、嫁の弁護士から届いた書面に書いてあった「家裁に出向かなかった事」がどの程度の落ち度として測られるのかもわかりません。
以上についてご助言を頂ければ有難いです。宜しくお願いします。
補足
2012/09/16 20:59アドバイスいただき有難うございます。
先週、嫁の弁護士から「嫁の自転車はそのままにして置いて下さい」とまた文書が来たそうですので、折り返し妹が「おばの年金が入る通帳を返してくれるよう」FAXしたそうです。すると、その先生が直接自宅に通帳と印鑑を持ってきてくれたそうです。
その後、「兄の死後におば名義の貯金を嫁名義に書き換えていたがそれをどうしたのか?また、姻族関係終了届けを嫁が出しているが、おばと嫁の名義になっている家についてはどうするつもりなのか?」という2つの質問を投げたそうですが、まだ回答は来ていないとのことです。
妹は、女手ひとつで育ててきたおばが、爪に火を灯すように貯めてきたお金を嫁が自由に使って、おばに渡さないことに憤りを感じているようです。
妹には木本先生から頂いたアドバイスを伝え、弁護士の先生に依頼するよう話しました。すると、嫁の弁護士の先生に質問している上記2点について、回答が来てから弁護士の先生に頼みたいと話していました。出来るだけ早い方が良いと私としては思っているのですが、妹はのんびりしていてじっくり考えているようです。
弁護士の先生にも得意不得意があると聞いたことが有りますが、この場合は何が得意な先生にお願いするのがベストでしょうか?また弁護士会に紹介をお願いすれば良いのでしょうか?
何度も申し訳ありませんがご教示頂ければ幸いです。
なすさん ( 東京都 / 男性 / 44歳 )
回答:1件
木本 寛
弁護士
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家裁からの呼出状の内容を確認すべきでしょう。
愛知県弁護士会の弁護士 木 本 寛が回答します。
家庭裁判所にお嫁さんは調停の申立をされたようですが、その申立
ての内容をまず確認する必要があります。
対策はその申立内容を確認した後にすることになりますが、おそら
くお嫁さにからは姑さんの扶養に関して扶養義務ある妹さん(姑さ
んの実子)を相手方として扶養に関する調停申立をされたと推測で
きます。
そうであれば、家裁にその事件番号(家裁からの調停期日呼出状に
記載されています)を特定して調停申立書の謄写を申請して下さい。
申請用紙は家裁に備え付けてあります。
ただし、謄写申請(コピーの交付を受ける)については家事事件の
記録は審判官(家裁の裁判官)の許可を得られないと認められない
場合があります。
家裁の調停申立書の謄写が許可されない場合、お嫁さんが委任され
た弁護士に連絡を取り、相手方の主張、どうして家を出られたのか、
どのような家事調停をされたのか等をお聞きしてみる方法もありま
す。
直接、家裁の調停申立書の謄写申請や、相手方弁護士への連絡がし
ずらい場合、弁護士委任される方法もあり、その場合、受任をした
弁護士が謄写申請や、連絡、交渉をしてくれます。
(現在のポイント:-pt)
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