対象:一般歯科・歯の治療
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1週間前サッカーの試合で相手とぶつかり歯を強打しました。
唇の裏側が真っ青になって内出血していましたが、その時は打った痛みの方が強く歯が痛いとは言っていませんでしたが、1週間たった今頃歯が痛いと言い出したので、歯医者で見てもらう事にしました。
レントゲンを撮ってもらいましたが、歯が折れてはいないとの事で、様子見と言われましたがまた痛みが続いていて痛み止めを毎回飲んでいる状況です。
1週間経ってからの痛みは何か歯の根で悪い事が起こっているのでしょうか?
補足
2012/08/10 20:44中学2年生の男の子です。キーパーしていました。
前歯2本が痛いと言っていましたが、前歯の裏の歯と歯ぐきの境目も痛いと言いだしました。
ママチャンルンルンさん ( 和歌山県 / 女性 / 39歳 )
回答:3件
歯を強打した後は6週間程度の経過観察が必要です。
初めまして、つくばオーラルケアクリニックの飯田です。
転倒やスポーツ中の衝突事故などにより歯を打撲した場合、歯の根っこや周りの歯槽骨に目立った損傷がなくても、歯の神経(歯髄)がダメージを受け壊死している場合もございます。そのため今後6週間程度の経過観察が必要です。
強打してからまだ1週間程度であれば、歯を押すと痛いなどの症状があっても不思議ではありません。根が折れたりしていなくても、根を支えている周りの組織が損傷し炎症を起こしているためだと思われます。(もし歯がぐらついている場合は固定したうえで)しばらくは安静を保ち、前歯への負担を避けなければなりません。歯の周囲の組織が修復され、症状が落ち着いてくるまでには4~6週間程度様子をみた方がよろしいかと思います。
歯髄が生きているかどうかについては現時点で判定する方法はありません。「電気歯髄診」と言って、弱い電流を流して歯が生きているかどうかを判定する器械がありますが、ぶつけた直後は歯髄が生きていても反応しないことがよくございます。
歯髄が死んでいる場合はぶつけてから1カ月ぐらいすると、歯の内部が暗い色に変色してきますので、その場合は後から根管治療(神経を除去し歯の内部きれいにする治療)が必要になります。根管治療を行うにしても歯の根っこの周囲が治ってからになりますので、今は様子を見ていて大丈夫だと思いますよ。お大事になさいませ。
つくばオーラルケアクリニック http://tsukuba-occ.com/top.html
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回答専門家

- 飯田 裕
- (茨城県 / 歯科医師/医学博士)
- つくばオーラルケアクリニック 開設管理者/院長
患者さんの性格や体質に合った「オーダーメイド治療」を提供
インプラント治療では、患者さんの身体的負担を軽くするため、シンプルな治療法の採用、短時間でダメージの少ない手術を実践しています。完全予約制による丁寧な診療と、近隣医療機関との緊密な連携、充実した検査体制で安全性の高い医療を提供します。
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袋 晃子
歯科医師
1
お子様のお話ですよね?
こんにちは群馬県前橋市歯科ラブアンドテイース院長の袋 晃子です。
おそらくお子様が怪我をされたということだと思います。
ぶつかったのは前歯でしょうか?
痛みがでてくるのは歯のどこかに破折が起こっていて、それによって歯の中の神経がある部分
(歯髄腔といいます)で炎症が起こっている可能性があります。
痛みが引かなければ、神経の処置をせざるを得なくなりますが、
この場合、歯根が完成しているかどうかによっても処置が変わってくると思います。
永久歯であるとすれば、年齢によっては完全に歯がでてきていてもまだ根の先端は完成していませんので
神経組織のすべてにさわると根の先端が完成する前の処置となり、根の成長がそこでとまってしまいます。
その辺も見極めながらの慎重な処置が必要になりますので痛いのはかわいそうですが
我慢ができればもうすこし状態を観察された方がよいかと思います。

福井 只美
歯科医師
4
すでに歯科医の診察を受けられたのですね
まず歯科医師に診てもらっているということですね。
心配はいらないとは思いますが
以下に考えられることを記載させて頂きます。
過剰に不安に思わないでくださいね。
歯科医が診て破折などはないということですね。
破折がなければ歯の中の歯髄(しずい、一般的に神経と言われている部分です)が
外界と交通したわけではないなら感染はあまり考えられないことになります。
他に考えられるのは
お子様の外傷が上の顎(あご)の前歯で起きた場合
歯が骨の中にめり込んだような状態で動いている場合があります。
以前の歯並びとは変化はありませんか?
この場合、受診した歯科医も以前の歯並びを知らなければ判断できない事があります。
動いていないか?よく観察してみてください。
上の顎の骨は柔らかいので考えられます。
また、歯の歯髄(神経)は生きているかどうか調べてもらいましたか?
おそらく歯科医が行っているとは思いますが
電気診断や冷たいものへの反応でも判断できます。
失活(神経が死んでいる場合)している場合は治療が必要です。
また痛みの種類でも判断できます。
触れると痛い、ズキズキ痛い拍動痛(はくどうつう)などによっても違います。
受症された方の年齢も問題になります。
これは歯の根が完成しているかどうか?
ということでも外傷に対する痛みなどの反応が違います。
永久歯の場合は重要なことはその歯の将来です。
外傷歯は骨性癒着(こつせいゆちゃく、アンキローシス)を起こすことがあります。
必ず起きることではありませんが
将来、歯を失う可能性があります。
これはすぐにはわかりません。
症状が治まっても例えば一年後にレントゲンを撮影してもらい
歯根が骨に吸収されているような像があるかどうか診てもらうことをお勧めします。
どちらにしても痛みが長く続く場合
お子様なら小児歯科の専門医院、あるいは口腔外科医のセカンドオピニオンを聞くのも
一つの方法です。
彼らは外傷の対応に慣れているはずです。
評価・お礼

ママチャンルンルンさん
2012/08/11 00:01早々のお返事ありがとうございます。
一般に歯医者さんと言ってもでもいろいろ専門があるのですね。
痛みが引かない時は口腔外科医を受診したいと思います。
ありがとうございました。

福井 只美
2012/08/11 12:05評価していただいてありがとうございます。
私自身も子供の頃に交通事故に会ったという患者さんの治療経験があります。
強打した歯はやはり根が吸収してしまい抜く事になりましたが
他の部位の歯を移植して、その後矯正治療をして治しました。
これはすべて損害保険会社の負担でした。
事故が6歳の時ですべてが終わったのが25歳でした。
長くかかりましたがとてもよく治って本人も喜んでくれました。
事故が教育現場で起きた場合は
損害保険の適応になるかどうかも確認されてもいいかもしれません。
歯科は医科と違って一般歯科という開業の仕方をしています。
たとえば医科だと脳外科医が風邪の診察はしません。
風邪には詳しくはないと思います。
歯科も大学病院では科にわかれています
その専門性の高い先生も多く一般歯科として開業されています。
しかし、これは患者さんには見えないことです。
得意、不得意もあるはずです。
中学2年生ですか
元気いっぱいにサッカーしているわけですね。
これだと怪我はたえないですね。
大きな病院には口腔外科が併設されていることがあります。
是非一度行ってみてください。
何もなければ安心を得ることができます。
(現在のポイント:-pt)
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