対象:新築工事・施工
家からクルマで5分くらいの場所に32坪の土地付き、建物面積30坪の家を2480万で購入するか
実家の空いているスペースに同じような建坪30の戸建を建てる迷っています。
しかし、私は長男で親からもココの土地(110坪)は後々あなたの土地になるんだから好きに決めなさい。
と言われています。
父親も空いている場所に30坪以上の家は建てられるし、土地代も掛からないから安く建てられると。
現在迷っている理由
1.私は30代ですが、妻がまだ20代で夏に出産予定です。
いずれココの土地に住む事は理解をしているのですが、今直ぐに住むとなると隣の家とはいえ、抵抗があるそうです。
2.2480万で家を買ってしまうと、実家に戻るのは大変かと思われる為、買わない方が良いのかもしれないし、
妻の事を思うと離れて住んだ方が良いとも分かります。
2480万の家を買うにしろ、貯金はあまり使いたくないのですが、それでも35年ローンで毎月7万くらいの返済でいけます。
払う分には苦労はしませんが、今後の事を考えると買うべきなのか、妻を説得して実家の隣に建てるのが良いか。。。
アドバイスをお願いします。
因みに、その2480万はまだ建売なのでこれから建ちますが、南向きで日当たりなどは良好です。
不動産の方も良い場所だから早い者勝ちと焦らせてくるので余計に悩みます。
くぅーちゃんさん ( 埼玉県 / 男性 / 32歳 )
回答:4件
家を買うか、実家の土地に建てるか
横浜の設計事務所です。
どちらにするかは、人によって考えは違うと思うので「私なら」でお答えすると
迷わず実家の土地に建てます。
こう言ってしまうのはなんですが、その値段をかけるならば実家の土地に家を
建てたほうが、遥かに良い家になります。
そんな有利な条件を棒に振るのはバカげている・・と私は思います。
遥かに良いと言うのはきちんとした設計と施工をするならば「遥かに」という
言葉が伊達では無いレベルだとその仕事をしてきた者としては思うからです。
奥様とご実家のご関係は建物によっても変わります。「スープの冷めない距離」
を保てればいい関係になれると思います。
<あーす・わーくす http://office-ew.com>
回答専門家
- 小松原 敬
- (神奈川県 / 建築家)
- 一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
富士北山の木で家を建てませんか
富士の裾野で育った産地直送の天然乾燥無垢材を使って、エコで健康的な家造りをしませんか。無垢材対応金物工法・特殊ビスによる5倍耐力壁で、耐震等級3でありながら風と光が通る大開口をもつパッシブデザインの家がリーズナブルに建てられます。
小松原 敬が提供する商品・サービス
専門的な知識をもって計画しましょう
天然乾燥の地域木材で耐震等級3がとれる木材を産地直送で使用
この家を買うと資産にはなりにくそうですね・・・
奥さまが夏に出産を控えられている中、とても悩ましいことだと思います。
ご質問の内容から察すると、奥さまはこれから出産を控えているので、精神的にもナイーブな時期のことと思います。その中で出産以外のことで色々と考えるのはとても大変でしょう。
そこで、奥様のこともありますが、まず建築の専門家の立場としてお答えしたいと思います。
建売の家は基本的に資産として残ることはほとんどありません。というのも、実際に将来売り出そうとした時には、毎月家賃並みのお金を払っていた差額程度しかお金が戻ってこないことがほとんどだからです。また将来なかなか売れない場合には、実家に家を建てようとすると、住宅ローンが残った状態になる可能性もあります。
そうなると将来実家に家を建てるとなった時に条件は悪くなる可能性があるでしょう。
これまでの経験からお答えするならば、お子様が生まれて育児もある程度落ち着き、奥さまも余裕をもって物事が考えられる時期になってから改めて考えられてもいいように思います。
焦ることが一番家づくりでは大敵です。じっくり進められたほうがよろしいかと思います。
八納啓造
回答専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
世界で一つ「あなただけの幸せな住まい」を共に造りませんか?
私たちの考える家作りの大きな目的は「家族の絆や幸せが育まれること」。そこでこれまで家作りに成功した人たちの「家作りの知恵」をベースに家族が共通の思いを持ち、向き合える住まいをご提案。家族の思いをカタチにします。
八納 啓造が提供する商品・サービス
家づくり全般で分からないことがありましたらいつでもご相談ください
志田 茂
建築家
1
土地と家に掛る金額と家族の関係
志田茂建築設計事務所 志田です。
土地+家の金額のうち、土地代は全体の半分またはそれ以上の割合になります。多くの人は、その「土地代」に苦労します。なので、ご実家の土地に家が建てられ「土地代」が掛らないのなら、それを選ばない理由はないと思います。土地代に掛る金額を(全部とは言いませんが)家に回せば、充実したものが作れます。ローンの額も少なく、背負ものが少なく、家を建てた後も、「余裕」を持って暮らしていけると思います。
ただし・・あなたのご両親(とくにお母様)と奥様の関係次第です。お若いですから、隣に住んだら「親の干渉がうっとうしい」と思う部分もあるかもしれませんね。でも、離れていても子育ての段階でご両親の世話になる事は必ずあるものです。ご長男という事でいずれは戻られるならば、早いか遅いかの違いです。
どちらの場合にもある「よい事」「悪い事」を書き出して、よくご夫婦で話合われる事が大切ですね。
奥山 裕生
建築家
3
家を買うか、建てるかのご選択
奥山裕生設計事務所の奥山と申します。
ご実家のこと、ご家族のことを配慮されてのお悩み、
ご相談者の方の優しいお人柄を感じます。
さて、家を買うか、実家の土地に建てるかという選択、
少しだけ、先延ばしされるというのも賢明な方法ではないでしょうか。
少なくとも、早い者勝ちと言われ、急かされた状況で決断してしまうのは、
将来を考えた時に、誰かが後悔をすることになってしまうかもしれません。
先延ばしと言っても、長い時間をかけられることはありません。
大切なのは、家づくりに関する正しい情報収集です。
家を買うにしても、建てるにしても、
建売住宅のメリット、デメリット、
また、ハウスメーカーや設計事務所に依頼する場合の
それぞれのメリット、デメリットなど、
まずは、そのあたりの情報を収集し、判断されてはいかがでしょうか?
お時間があれば、家づくりセミナーなどに参加されるのもいいかもしれません。
見えてくるものがあると思います。
大変、大きな金額のものなので、慎重にご判断されることをお勧めします。
情報を集めていく中で、ご夫婦で、家づくりに関する興味が生まれ、
ベストな方法が、自然と定まってくることもあるかもしれません。
家づくりは、本来、とても楽しいものです。
後ろ向きな選択や、迷いのある選択ではなく、
是非、ご家族皆さまにとって楽しく幸せな選択をされることを願っております。
詳しいご事情もわからず、好き勝手なことを申し上げているかもしれませんが、
お許しくださいませ。失礼いたしました。
奥山裕生設計事務所
(現在のポイント:2pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング