対象:心と体の不調
回答:1件

快眠コーディネイター 力田 正明
快眠コーディネイター
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喘息などの睡眠阻害要因の疾病は、睡眠に大きく影響します。
shainingさん
今回のご質問は、喘息を持病でお持ちのご親戚の方の、睡眠への影響をご心配されているのですね。
結論からいいますと、睡眠への影響は、十分にあると思います。喘息の発作は、明け方にでることが多いのですが、その発作により睡眠は断眠されます。発作の前から、息苦しさなどの症状がでていると思います。本人は、寝ているのでわかりませんが、それも睡眠の質を悪くします。結果、睡眠の量と質が確保されていないので、次の日に眠気がきます。
このケースは、元の原因である疾病の治療をし、完治までできなくても、状態を改善することが、1番の対応策です。その上で、睡眠薬などを処方されるのはいいと思いますが、あくまでも、睡眠阻害要因の治療が優先されます。
睡眠改善を考えるときの因子(要素)として、睡眠阻害要因としての疾病があります。
その病気が不眠を発症させることもあります。少しまとめておきます。
1.脳梗塞。脳出血などの後遺症として不眠が発現します。
2.呼吸器系の病気(喘息、気管支炎など。息苦しさ、夜間のせきが不眠の原因になります。
3.消化器系の病気(胃炎や逆流性食道炎など。痛みや不快感が睡眠を阻害します。
4.皮膚の病気
(アトピー性皮膚炎、じんましんなど。強いかゆみで無意識に掻いてしまうと睡眠を阻害します。)
5.間接の痛み(慢性腰痛やリウマチなど。 痛みが睡眠を阻害します。)
6.怪我などの痛み(骨折などの大きな怪我や手術のあとの痛みは一時的に不眠を生じます)
今回の回答が、shainingさんのご参考になれば、うれしく思います。
評価・お礼

shainingさん
2012/05/28 21:35回答をありがとうございました。
親戚に伝えたところ、睡眠がとれている
つもりがとれていなかったんだね…と言ってました。持病の喘息の状態を良くするようにするとも言ってました。ありがとうございました。

快眠コーディネイター 力田 正明
2012/05/28 22:18ご参考になりましたでしょうか?
睡眠に影響を与える持病をお持ちの方は、それが睡眠に影響するということまで、意識が届かない人が多いです。
持病の発症が起こると、そのつらさに対応することで精一杯になります。当然のことです。ご親戚の方に、少し睡眠への影響という情報がインプットされるだけでも、要らぬ不安を解消できます。
お役に立ててうれしく思います。 過分な評価もありがとうございます。
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