対象:事業再生と承継・M&A
現在70才過ぎの両親が小さなマンションを個人経営し青色申告しています。20年近くたち老朽化が始まり修繕をしいられていますがまとまった資金が無く、立地は良いのですが3分の1空き部屋があり、税金と生活費これから先の父達の老後の備えや生活費、相続時の備えも十分でないため どのように継承していくべきか悩んでいます。今はすべての無駄を省いてあと15年続けていきながら生活を支えながらいずれ壊す資金(2000万かかるらしい)をためようと人手をかけないようにしていますが会社経営にした方がいいのではないかと悩んでいます
クーちゃんさん ( 福島県 / 女性 / 39歳 )
回答:2件

澤田 勉
保険アドバイザー
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今後の選択肢を並べてみましょう
先週プロファイルに登録したばかりのライフィ澤田と申します。
時間が経っての回答ですが、ご了承くださいね。
まず、両親の意向も関係するとは思いますが、
クーちゃんさんが選択できる選択肢を全部書き出してみてはいかがでしょうか?
例えば、
1)不動産を所有する(相続税の問題が発生)
→このまま維持する(空室の心配)→その後どうする?
→修繕する(修繕費はどうやって?でも空室は埋まる)
→新築に立て直す(銀行融資は受けられる?いつまで返済?)
2)不動産を売却する(現金化されるので、相続税心配なし・生活費心配)
→修繕してから売却→(修繕費は?)誰に?
→このまま売却→だれに?
メリットとデメリット、発生する問題点と解決方法など、書き出していくうちに
方向性が定まるのではないでしょうか?
その中から実現可能な方法を検討してみては?
法人化したほうが良いか?はその次に考えるべき行動だと感じます。
結論を出さずに先延ばしにすればするほど、
解決が難しいものになりやすいものです。
まずは具体的に考えて動いて!

田邉 康雄
経営コンサルタント
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相続専門の税理士に御相談されることをお勧めします。
私自身が1987年に小さなマンションを個人事業主(青色申告)として経営開始して以来、もう21年が経ました。この経験から申し上げます。
―― 会社経営にした方がよいとお悩みの御様子。私はコンサルタント事業を会社経営にしていますが、マンション経営は個人事業主でやっています。会社経営にすると会社に対する「贈与」や「出資」という煩雑な問題があるのでこれを避けているものです。
―― 私は父親から相続した自分の土地の上に、母親にマンションを建設してもらいました。その際母親は、建設資金を銀行から借り入れました。母親が亡くなって相続が発生した際は、借入金も相続しましたから相続税はゼロでした。
―― 私が以前土地を父親から継承した際、相続税を払いました。サラリーマンの身で当面収入につながらない土地の相続税を支払うことは20年間の分割払いとは言え大変な負担でした。
このような苦しみを3人の子供にはさせてたくないという思いから、今の仕組みを構築しています。それが私父親の義務であると思っています。
―― 人それぞれ事情が異なります。ですから私の例が御参考になるかどうか分かりません。そこでコンサルタントに依頼されることをお勧めします。コンサル料が必要ですが、支払うだけのことはあります。
「もちは餅屋」
ということわざがあります。私は経営コンサルタントですが本件は専門家 トウマ公認会計士税理士事務所に任せています。もう25年の付き合いです。満足しています。
(現在のポイント:-pt)
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