対象:クリエイティブ制作
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お世話になります。
デザイン料金のシステムについて質問です。
今後長期的な展開も予想されるため
最初に掲げるデザイン料金のシステムは
どのように設定するのが最善か教えてください。
この度ある企業のロゴ作成と
今後数店舗にわたり展開するであろう
店舗装飾のお話をいただきました。
始めの考えとしては
ベースとなる企業ロゴを2、3(縦横.Verなど)提案&作成。
それを店舗装飾(a看板、bウィンドウ、cドア入り口など)に落とし込み
それぞれabcに対し
縦横比率の違うバージョンのデザインを用意して
様々なケースに対応できるようにする。
(以上[ロゴデザイン料])
新店舗施行時には、
その現場ごとに合わせて調整は予想されるものの
デザインが大きく変わらない為
[ロゴ使用料]として一部いただく。
まだ確定ではありませんが
ロゴは、著作権の譲渡や、商標登録の可能性もあります。
懸念点としては
◎著作権の譲渡や、商標登録した場合、ロゴ使用料というものが可能かどうか。
◎実際は一店舗ごとに大きさの調整作業が考えられる。
以上、まだ経験が浅く、教えていただけたら助かります。
ponzさん ( 千葉県 / 女性 / 33歳 )
回答:1件
手順よくすすめることが大事です。
まず、ロゴデザインに関して
ベース案として、何案かプレゼンすると思います。
このとき、慣例としては3案程度が多いようです。
社名との関係(レイアウト例)等もここに入れ込みます。
縦使い、横使い等、ロゴのバリエーションは、
標準A4からA3サイズの大きさで、先方に提案します。
このとき、カラーバリエーションをいくつか提案すると思いますので、
サブとして、基本形のオプション・カラーも用意します。
そこで、一端絞り込みに入ります。
クライアントにコンセプト等をお伝えするとは思いますが、
クリエーター視点からの意見もお伝えください。
2,店舗装飾に関して
看板、ウィンドウ、ドア入り口等、個々の案件に対しては、
上記ベースの決定後の展開としてください。
まず、ベース案でギャランティを決定し、
後個々の案件で、新たに展開案という形でギャランティが発生します。
流れは、そのようにすると明快になると思います。
3,著作権に関して
著作権(意匠権)ですが、ここはよくもめるケースです。
著作権譲渡の場合、あなたがいくらで譲渡するかを
契約書等に明記すると良いと思います。
そこをクリアしてから、商標登録等も考えられますが
著作権を譲渡すれば、先方がその先の手続きを行います。
このとき、弁理士さんへの支払いも発生しますので、
その点を先方へ説明してください。
また、私論ですが、あなたが著作権を保持する場合、
商標登録を取得するのは、後々揉めるような気がしますが…
以上、ご回答が遅くて、申し訳ございません。
上記は、私の経験上のアドバイスです。
頑張ってくださいね?
補足
ちょっと回答がズレたかも知れませんので、
付け足します。
ーーー新店舗施行時には、
その現場ごとに合わせて調整は予想されるものの
デザインが大きく変わらない為
[ロゴ使用料]として一部いただく。ーーー
上記に関する使用料の設定は、弊社の経験難しく、正確に支払われないケースが多く、
新店舗に応じたデザイン展開案・カスタマイズとして頂くことが多くなると思います。
この場合、ロゴのカスタマイズ制作を必ずあなたに依頼するよう、契約書に記すと良いと思います。
なお、著作権を譲渡した場合、使用料は払われません。
評価・お礼
![](https://d32372aj5dwogw.cloudfront.net/home/profile/front/html/css/img/default/user_img_s.gif)
ponzさん
2012/03/22 16:30お礼が大変遅れ申し訳ございません。
目からうろこの詳しいご回答ありがとうございました。
手順が大切とのこと、お陰様で全体の流れがだいぶ見えてきました。
やはり最初で交わす契約書というのが、非常に重要になってくるのですね?
商標登録をする場合は、著作権の譲渡を行うようにしたいと思います。
その際の譲渡料ですが、ロゴの著作権譲渡料はどのように設定するのが一般的なのでしょうか。
また、その他契約書に記すべき注意点などございましたら教えていただけますか?
お手数ですが、再度アドバイスいただければ幸いです。
磯部 茂
2012/03/23 11:53その際の譲渡料ですが、ロゴの著作権譲渡料はどのように設定するのが一般的なのでしょうか。
また、その他契約書に記すべき注意点などございましたら教えていただけますか?
↑との質問ですが、著作権譲渡関し、明確な設定基準というものは、現在はまちまちと思います。
この件は、思いのほか、相手様の企業規模や、あなたのスタンス、クリエイティブワークに対する理解度等に
左右されるのが現状です。
ひとつの基準として、弊社ではロゴデザイン料金の50%を、著作権譲渡料として、相手様にご提示しています。
例)ロゴ制作料¥300,000の場合は、¥150,000を提示します。
また、契約書に関する注意点ですが、まず、ネット上の契約書のテンプレートをチェックしてみてください。
これはかなり勉強になりますし、それでも不安な場合は、専門家に依頼することをおすすめします。
契約期間他、上記にもあるとおり、ロゴの応用制作物が仕事が発生した場合、あなたに制作を依頼して
もらうような条項も良いかと思います。
また、本件の支払いに関する条項を設け、仕掛かり金、中間金、残金と、支払い期日も指定しておくと、
より安心して仕事に打ち込めると思います。
以上、お役に立てれば幸いです。
回答専門家
![磯部 茂](https://d32372aj5dwogw.cloudfront.net/home/profile/front/html/img/professional/ll/1324407067.jpg)
- 磯部 茂
- (神奈川県 / コピーライター)
- 有限会社ペア・ファクトリー 代表取締役
ひとの心に、化学反応を!
広告って心理学?…これホントです。謎を紐解く。広告作りは、ここに集約されると言ってもいいでしょう。売る仕掛け、アクションのスイッチ。このマーケティングの核を探ることは、人の心の広い海原を旅することと似ています…。
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