対象:年金・社会保険
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貯蓄プランに関して
エビエ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご質問の内容、拝見しました。
年払いの全労災のねんきん共済を検討するに至った経緯等が不明ですが、今の段階で5年定期預金よりも利率がいいかどうかは、単純に判断ができません。
というのも、掛け金を払い始めてから、年金を受け取り終えるまでの期間、5年定期預金の金利がどう動くかは、今の段階では、わからないからです。
ところで、ご検討されているプランの掛金払込総額と年金受取総額の比較はされましたか?
少なくとも、年金受取総額が、掛金払込総額を上回っていなければ、貯蓄の機能が果たせません。
学資保険の方もそうなのですが、お手元の電卓を使った単純作業なので、まずは、これをやってみてください。
ちなみに、私が同じ立場なら...
という意味で言えば、どんな数字になっても、私は、約10年の固定利率のものは、選択しないと思います。
というのも、日本は、この先10年で金利が上昇する可能性があると思うからです。
10年という期間で絶対にそうなるとは、もちろん言い切れませんが、もし金利が上昇するような事態になった場合は、おそらく物価の高騰とセットになります。
例えば、牛乳1本200円が、400円になるような時代に入れば、今ある銀行預金は、額面は一緒でも実質的な価値は、半減してしまうわけです。
この説明だけでは、ピンとこないかもしれませんが、そういう時代が、ある日突然やってくる可能性が高まっているということだけは、知っておいてください。
なお、上記の説明は、万一の時の保障機能は不要で、貯蓄機能のみを目的としていることが前提です。
以上、ご参考になれば幸いです。
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
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