対象:経営コンサルティング
現在ネットでの開業を検討しております。
サービス内容は「ギフト向けに複数の商品や花、メッセージカードをセットにしたパッケージ」の販売になります。
ECショップを開業して小売りを行う場合は卸から購入して販売するのが一般的だと思います。
が、この私共は「一般に販売されている商品を組み合わせてギフト用のギフトボックスにアレンジし、
花などを添えて付加価値をつけて販売する」形のため、卸売業者から仕入れたり販売契約を結んで仕入れなくても、
小売店や正規店から購入した商品で仕入れをしてもかまわないと考えています。
(むしろ、個別の交渉が必要ない分、そちらのほうがよいと考えています)
これについての違法性や、法的観点において留意するべきことはあるでしょうか?
一言で言うと、一般の小売店で購入したものに花などを添えてパッケージ化してネットで販売することに問題はあるでしょうか?
仕入れ先は国内に限り、海外からの輸入などは視野に入れておりません。
一般的な小売りにおける食品・酒の取り扱いや商標、著作権の取り扱いについては理解している
つもりなのですが、そもそも言うなれば「転売的モデル」における問題点などありますでしょうか。
ほか、気にしているのは次の2点です。
1)独占販売契約などがあるケース(ブランド品)や、いわゆる一流ブランドでなくとも、
国内メーカーの正規店でしか取り扱いのない商品(アクセサリーなど)をこのような形で販売することは可能なのか?
2)ギフト用にアレンジして箱詰めする際に、商品を元の箱から出して別の箱(ギフト用など)
に詰めたりする場合、その扱いは中古品という扱いになるのか?
(古物商の取り扱いになるのか?)
他、認識していない問題点などあればご指摘いただきたく。
よろしくお願いいたします。
補足
2011/12/04 02:31追伸:
卸から仕入れないというわけでは無いです。
すべてをそれで対応する時間と手間を考えると、商品ライナップを充実させる意味からも直接正札でいれて利益率を犠牲にする選択肢もあると思いまして。
Rocinantesさん ( 東京都 / 男性 / 36歳 )
回答:1件

齊藤 孝浩
経営コンサルタント
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再販すること自体は問題ないと思います。
真正品(本物)であり、流通の過程において、商標権者に付加価値に対する正当な対価が払われている限りは、正規ルート、並行輸入にかかわらず、問題ないと思います。
実際、人気ブランドを店頭で購入し、自店やサイトで販売されている小売店がたくさん存在しています。これは、法的には問われません。但し、リメイクなど加工をして、もともとの商品の品質を変えてしまった場合は別です。パッケージは商品そのものではないので、問題なさそうですが・・・
むしろ、ビジネスとしては、店頭購入したものの再販売で、付加価値が付けられるかどうかがポイントだと思います。
セレクトのセンスがよいとか、店舗が少なくて、通販もやっていないお店の商品を扱うとか、腕の見せ所ですね。
評価・お礼

Rocinantesさん
2011/12/05 15:31ありがとうございます、大変よく理解できました。
おっしゃるとおり、ビジネス的にどこまで付加価値がつけられるかがポイントだと思います。
実績をつくってきちんと仕入れルートを開拓していくことも大事ですね。
ありがとうございました。
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