対象:投資相談
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昨年末に地方債(県債)を200万円購入しました。
10年債・利回り1.83%でしたが、6月の利子が9千円ちょっとしかなく疑問に思っております。
年2回の利子がつくというので、200万円x0.0183x0.8x0.5=14640円 が1回分の利子だと思うのですが・・・。
長期金利が上昇しているので購入した債券の評価価格が下落し評価損の状態です。
地方債は固定金利と安心して購入したのですが、債券価格が毎日変動し実際の利子との因果関係があるのでしょうか。
想像していた利子が入らないなら損してでも売りたいと思っております。
御指導よろしくお願い申し上げます。
pipiさん
回答:4件
金融機関に聞いてみましょう
pipi様、バームスコーポレーションの杉山と申します。
購入された金融機関に聞いてみるのが一番よいと思います。pipi様の言われていることは、もっともな話です。
ひょっとして、債券を購入していたのは100万円だけだったなどという話であれば、取扱金融機関以外ではわかりません。
あせらずに納得してから対応すればOKです。
以下はおまけと思って聞いてください。
地方債は固定金利と思います。pipi様の計算でよいと思います。
固定金利ですから、利息が日々の評価額に左右されることはありません。
>長期金利が上昇しているので購入した債券の評価価格が下落し評価損の状態です。<
これが債券のリスクです。10年間持ちきるのであれば気にすることはありません。
このリスクを減少させるには、個人向け国債あるいは債券型ファンドなどがあります。
私に連絡が必要なときはこちらからどうぞ
回答専門家

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「利率」と「利回り」を勘違いされたのでは?
はじめまして、FPの岩川です。
pipi様の情報から推測すると
「利率」と「利回り」を勘違いされているのではないでしょうか?
利率は、「発行価額(額面)に対する利息」です。
それに対して利回りは、「投資元本に対しての1年の利息」です。
利回りは、購入時の価格によって変化します。
また、既発債券を購入する場合は、当然利回りで判断するのが基本であり、購入時の多くは、「利回り」で表示されます。(利率も表示されますが)
以上のことから「利率」を見落としているのではないでしょうか?
いずれにしても、詳しくは、購入した金融機関等で確認することが良いでしょう。
回答専門家

- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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利子の計算は日数計算です。
pipiさん、ご質問ありがとうございます。
ファイナンシャル・プランナーの大間です。
ご質問の件ですが、
他の先生方も言っておられる通り
購入された債券の
・種類(地方債)
・発行体(例:○○県)
・発行時期(○年○月○日)
を確認してください。
pipiさんのお住まいの県の地方債を購入されたという前提で検索すると
神奈川県民債第144回が利率の条件が同じなのですが、
発行日が2007年2月23日です。
ちなみに利息の計算は日数で計算し、
かつ、債券発行直後の第一回利払日は
半年無い場合が多いです。
先ほどの第144回神奈川県民債の例で計算すると・・・
発行日である2007年2月23日から
第一回利払日である2007年6月20日までの日数が117日です。
この場合、額面200万円分の利息は
200万円×1.83%×117日÷365日=11,732円
11,732円×80%=9,385円 となります。
債券は発行時の条件に従って、
利息の支払い・償還等が行われますので
慌てて売却は行わず、
再度詳細を確認するところから行ってみましょう。
評価・お礼

pipiさん
諸先生方 お忙しいなか御回答ありがとうございます。
日頃はPCの前で株価ボードとにらめっこの毎日で債券のことをすっかり忘れていたのですが、連休続きのノンビリ状態で債券購入の証券会社サイトを見たところ利子入金があり 「12月償還」という文字に「昨年末に購入」とばかり思い違いをしてしまったようです。
1回目の利子は半年未満なので先生御指摘の数字に当てはまるようですね。
大変お騒がせをして申し訳ございませんでした。
どうも有難うございました。
回答専門家

- 大間 武
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社くらしと家計のサポートセンター 代表取締役
お金にも“心”がある。送り出す気持ちで賢く上手な家計管理を
法人、個人の形態を問わず、クライアント(お客様)のパートナーとして共に次のステージを目指し、クライアント(お客様)の質的成長にコミットします。

吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
利回りと利率、金利と債券価格です
pipi様 初めまして、CFP®の吉野充巨です。
手放す前に、ご購入された県債の利率をお確かめください。利率と利回りが異なります。
利率は額面100円に対して付く利子の率で、今回の場合
200万円×利子率×0.8×0.5=受取利息になります。
一方利回りは
収益の合計(利息+額面−購入金額)÷償還残年数/購入価格×100=利回りになります。
従いまして、pipi様の購入価格に基づく計算が必要です。
0.0183={受取利息÷0.8×2+(100円−購入価格)÷年数}÷購入価格であれば、利回りは購入時の表示とおりになります。
債券は長期投資に適した商品です。償還時には元本が保証されている有価証券です。
従って途中の価格上昇・下降があっても10年債の償還時では200万円が帰ってきます、この200万円−購入金額も利益になります。
出来ればそれまで保有することをお勧めします。
金利と債券の関係を述べます。債券の額面価格(100円)−金利=現在価格です。従って金利が上がれば現在の価格は下がりますし、金利が下がると現在の価格が上がります。
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