対象:住宅設計・構造
回答:1件
高断熱・高気密と換気方式
fujiitakaoさん こんにちは
6/9にご質問されて誰も答えていないようなので、不詳安藤も省エネの研究もしているので一応お答えしましょう。
確かに、高断熱高気密には換気が絶対に必要で切ってはいけない関係ですね。
それにしても良く勉強されていますね。 Fujiitakaoさんは建築関係の方でしょうか?
通気断熱WB工法は、基礎・壁・小屋裏の屋根に近い部分まで断熱材で覆う工法ですが、基本的に外断熱に分類されます。
FB工法は基礎・壁・天井までを断熱材で覆う方法で壁部分においては外断熱と言えるでしょう。
内断熱は、床上・壁・天井裏を断熱材で囲いますね。
よって、上記の2工法とはちょっと違うので、内断熱とは違う定義になります。
いずれも、床壁小屋裏を連続させて通気させているのでエアーサイクルの一種になりえますが、外断熱とか内断熱とか、組み合わせとか関係なく、最も良い方法を見極めれば良いのでいろいろな工法が生み出されるのでしょう。
又いずれも、機密性が高くなればなるほど室内の強制換気が必要となります。
この中で最も自然で人に優しい工法は通気断熱WBでしょうね。
木造であれば、自然換気のさいたるものが東大寺の正倉院ですが、湿気を帯びると木が膨らんで通気を閉ざし、乾燥すると木がちじんで通気性がでる仕組みは、WB工法の夏に通気が良くなり冬に通気を減らすなど良く似ていると思いませんか。
もう一つ、木造ともRCとも鉄骨とも言っておられませんが、外断熱に関して木造は断熱材が柱と柱の間の外側にあり、RCはコンクリートの外に断熱材があるので、木造とは若干の違いがあります。
どちらかというと健康に住まうためには木造など材木が多く室内に露出している建物がお勧めですね。
又、最悪なのは、通気性の少ない断熱材を使った内断熱です。
NPO全国住宅省エネ防犯研究会
評価・お礼

deckさん
回答有難うございます。小生は建築関係の仕事には全く縁はありませんが、2年後の定年退職を機に、省エネでランニングコストが安く、ヒートショックの無い、木の温かみと吸湿性が十分感じられる家を、木造軸組みを前提に検討中です。ご意見を参考にさせていただきます。
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