対象:新築工事・施工
外壁に窯業系サイディングを採用しましたが、新築2年目で南面の一部に塗膜の剥がれが発生しました。部分補修して3年目、塗膜の剥がれが南面のほぼ全面に広がりました。外壁は黒に近いグレー色ですが剥がれた部分が白くなり、大げさに言うと南側一面が水玉模様のようになっています。(塗膜10年保証の商品ですが・・・)北と東面は全く剥がれていないので、夏場の直射日光と冬場の凍結が原因ではないかと思います。見た目も悪いので補修しないといけないのですが、再塗装しても2、3年でまた同じように剥がれてくるのではと心配になります。2年目に補修した部分も一部剥がれています。それなら外壁を金属サイディングなどに張り替えてしまった方がいいような気もします。10年、20年という長いスパンで考えた場合、コストの面なども考慮してどのように補修するのがベターでしょうか?雪の降る地域ですが、気温が氷点下になる日は多くありません。
補足
2011/06/10 15:14申し訳ございません。説明不足でしたので補足します。施工方法としては通気胴縁の上に金具留めですが、窓周りなど一部で釘打ち施工が見られます。剥がれは1cm程度のものが全面に分布しており、上部ほど数は多いです。サイディングは大手外壁メーカーの既製品です。施工過程はハウスメーカーより全て写真にして提供頂いていますので、施工に問題はないと思われます。またこれまでの補修(この件以外も)は全て無償で対応して頂いており信頼できるハウスメーカーです。
近所に全く同じサイディングを同じ時期に施工した家がありますが、同じように南面だけが剥がれてきています。このようなことから製品自体に問題がある可能性が高いのですが、メーカーからリコールなどは出ていないようです。前回は部分補修でしたので脚立で対応できましたが、今回は補修するにしても足場を組まないと作業できないと思いますので、ハウスメーカーも対応に頭を悩ませているようです。その都度補修を繰り返すよりも、こちら側も相応の費用負担をして張り替えた方が良いのではないかと悩んでいるところです。
jungoo523さん ( 福井県 / 男性 / 33歳 )
回答:2件
渕野 陽子
工務店
18
回答になっていないのですが
jungoo523様
こんにちは
渕野工業 渕野です
質問に対して質問返しのようになってしまいますが、
文章で、水玉模様とあるので、
施工時に金物施工ではなくて、釘打ち施工だったのかな?とも思いました。
地域性で凍結、結露、などが起こると、場合によっては(何らかの衝撃等で、亀裂や見えないひびが入っていたり)剥離などが起こる場合があると思います。
塗膜10年保証とあるのですが、最初の補修は施工会社による無償だったのでしょうか。
メーカーによっては、材に対して決められた施工方法でないと保証しない場合も
あります。(例えば、決められた金具を使用していないとか、など)
前面張替え等になると、コストもかかるし、下地の都合などもあると思います。
まずは、施工会社様と、なぜ、南側がこうなったのか、原因の調査提示を請求して
よくよく話しあった上で、張替える場所(前面なのか、部分なのか、どこまでを
保証してくれるのか、など)を熟慮して工法、材料の選択をしていくのも
ひとつの考え方かと思いました。
将来的には、張り替えるなり、かぶせたり、などの施工を考えるほうがいいと思います。
業者を施工会社とは違うところなどにする場合は、しっかり相談して現状と経緯を
話しあうのが良いかと思います。
回答に遠ざかってしまい、申し訳ありませんでしたが、ちょっと疑問点が気になって
回答させていただきました。
参考にならなかったらお詫び申しあげます。
早期の解決を願います。
書き込みさせていただきありがとうございました。
渕野 楊子
評価・お礼
jungoo523さん
2011/06/10 21:43お忙しいところご回答頂きありがとうございました。ご回答内容を参考にハウスメーカーと話し合いたいと思います。また補足を追加しましたので、お時間があれば目を通して頂ければと思います。
渕野 陽子
2011/06/17 10:07ご評価いただきましたて、ありがとうございました。
信頼できるハウスメーカー様とのやり取りであることがわかり、安心しました。
補足を拝見していると、製品自体になんらかの可能性はあるのかもしれません。
リコールがないのは、まだ事例が少ないのかもしれません。
外壁材料は、近年たいていのものが寒冷対応商品になっている為、メーカーも
首をひねっている部分もあるかもしれません。
適用下地と工法は、組みあわせを選択する為、通気金具を選択していないとか、
通気がどこかでうまくいかなくなっていた部分があるなど、何か原因はあると
思います。
金属サイディングに施工しなおすなら、通気を確認して行えば、将来的な
メンテナンスは現状より楽になると思われます。
しかしながら、やはり原因をなるべく深く調査してから
次のステップを踏むほうが、ハウスメーカー様、お施主様、両方に
とって大切かと思われます。
長い付き合いになる住宅施工会社はしっかりした関係が必要かと
思います。
大変かとおもいますが、解決に向けてがんばってください。
ありがとうございました。
渕野
下大園 幸雄
建築家
5
原因の徹底調査を
ログ家設計の下大園です。
jungoo523様の窯業系サイディングの塗膜の剥がれについて
現在、築5年位でしょうか。塗膜10年保証とは、現場での吹付け塗装ですか。
既製品の材料でしょうか。施工会社が調査して保証工事で対応は無理なんですか
塗膜が膨れる要因は、サイディングの裏側の通気工法が機能してなくて、
結露等で乾燥が悪く、夏は水分が高温で膨らみ、冬は、凍結で膨らみ、密着が悪
くなった時におこり易い。雨漏りが原因の場合は、部分的なケースです。
現状のまま再塗装しても、数年で同じ症状が考えられます。まず、施工店に、
通気工法が機能しているか、または、通気工法をしないで直接、貼り付けてない
か調査が必要です。壁の断面寸法を実寸で作成してもらう事で判断できます。
また、壁の内部の熱が通気層を通じて屋根裏、軒裏等から出るように機能してい
るかです。途中で塞がっていては施工ミスになります。 原因が解ってから
対策を決めてください。
金属製(断熱付き)を通気層を設けて施工すると長期的なメンテは解消出来ます
が、足場、材料、施工の費用負担で工務店さんとの調整が必要です。
参考にしてください。
補足
現場塗装でも、既製品でも、通気層が機能していない場合は、同じ現象です。
また、吹付けの場合は、吹付けるときに素材の乾燥が不十分な状況で作業した可能性のあり得ます。(前日雨で、吹付け作業時時は、表面だけ乾いた状態)
評価・お礼
jungoo523さん
2011/06/10 21:49お忙しいところご回答頂きありがとうございました。ご回答内容を参考にハウスメーカーと話し合いたいと思います。やはり金属サイディングの方がメンテが楽そうですね。勉強不足でした。補足を追加しましたので、お時間があれば目を通して頂ければと思います。
下大園 幸雄
2011/06/11 10:29評価いただき有難うございます。 近所も同じ現象が有る事等から海風が南面にあたる立地何でしょうか。 海岸近くの場合は、お天気の日に風が強い場合は、塩分が壁に付着します。特に窓上は、雨によって流れない為に下部より症状が重くなります。種子島で体験しました。 または、温泉源泉場が近くに有る場合は、化学変化の可能性もあります。(腐食、劣化が早い)
ハウスメーカーで施工されていますので施工の不具合、製品の不良等は考えにくいと思います。 近所の立地がわからないので参考にしてください。
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