対象:心と体の不調
はじめまして。
妊娠を望む女性のアレグラ・バイナス服用についてご相談させてください。
私は妊娠を望んでいるのですが、今年花粉症がひどかったのでアレグラとバイナスを服用していました。
念のため産婦人科で相談して、お医者様からは妊娠が分かってからやめれば大丈夫と言われました。
しかしやはり心配で色々調べると、「抗ヒスタミン薬」と分類され「治療上の有益性が危険を上回ると判断される場合にのみ投与すること」となっていて、危険な薬ではないものの、安全を考えるなら飲まないほうがいいのかも?というような雰囲気を感じました。
私はバイナスを3月末まで、アレグラを最終月経の最初の数日まで飲んでいました。もうすぐ排卵日なのですが、今回はスキップした方がいいのでしょうか?
kunel1006さん ( 千葉県 / 女性 / 35歳 )
回答:1件
おおらかな気持ちで考えて大丈夫です
kunel1006さんへ
私は、かつて医療機関への医療用医薬品を販売する仕事をしておりました。
返信が遅くてもうお役に立たないかもしれませんね。申し訳ございません。
本来は、医師の方にご回答を頂くのが適切と思いますが、
ご回答がないようなので、参考までに、書かせて頂きます。
元気で健康な赤ちゃんを望まれていらっしゃるので、
薬や食物、生活にもきっとお気遣いをされていることとお察し致します。
まず、薬の添付文書では、妊婦に対する記載の主なものは以下の4区分です。
1.〜投与しないこと(妊婦禁忌)
2.〜投与しないことが望ましい(準禁忌)
3.〜治療上の有益性が危険を上回ると判断される場合にのみ投与すること(比較的安全)
4.同項目の記載なし(ほぼ安全)
そして、ほとんど多くの薬は、
3.「〜治療上の有益性が危険を上回ると判断される場合にのみ投与すること」となっています。
それは、製薬メーカーの製造物責任法(PL 法)にも関わります。
どんなに実験的に安全だとしても、「絶対安全です」と表示して、
万が一の時、責任を追及されたくない部分があるので、
「危険がゼロではない」という表示をとりがちなのです。
また、ほとんどの薬は、体内に入ってから、4〜24時間以内に、体外に排泄されます。
体内に蓄積があるものは、妊婦への投与は、「1.の投与禁忌」の表示があります。
ご参考までに以下のサイトに禁忌の薬剤の一覧があります。
http://www.jaog.or.jp/japanese/jigyo/senten/kouhou/kusuri.htm
アレグラ・バイナスは抗ヒスタミン剤の中でも、マイルドな効き目の薬剤です。
特に、アレグラは容量を減らして子供にも投与できる薬剤です。
花粉症で、体調が整わず、かえってそれがストレスになり、
逆に、排卵がうまくゆかないことも考えられます。
お母さんの体調管理が、まずは最優先です。
薬剤のことは、先生方がプロフェッショナルです。
先生を信頼ましょう。
おおらかな気持ちで、コウノトリを迎えられるをお祈り申し上げます。
評価・お礼

kunel1006さん
2011/05/10 13:11詳細なご説明をありがとうございました。
とても気持ちがらくになりました。
あまり神経質にならないでいようと思えるようになりました。
ありがとうございました。
回答専門家

- 鈴木 安希子
- (東京都 / メンタルヘルスコンサルタント)
- 安希カウンセリング事務所 代表
あなたの未来を楽しくするお手伝い
私自身もかつて対人関係や仕事のストレスで悩んでいました。あなたが、自分を好きになり、自分らしく、人生を楽しむお手伝いができればと思っています。あなたの答えを一緒に探ってゆきましょう!!
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