絵画教室のクラス選択について

人物画に興味あるのであれば、まずは人物画を選択してみてはいかがでしょうか？

静物画、人物画共に絵が上手にかけることが重要ではなく

ものを捉える力=観察力をつけることなのです。

それはどちらにも必要なことなので

興味のある人物画をおすすめします。

デザインの世界でもデッサン力はとても必要です。

クロッキーをやらないと上達をしないということはありません。

まずクロッキーの本質を知ることです。

簡単に言えば短時間で素早く描く素描です。

20分以内で描きますが、1、2分で描いたりする事もあります。

クロッキーは時間をかけない分、描きたい部分を強調したり

余計な部分を削ぎ落としたりと、自己主張の確認のためのものだとも思います。

初心者と上級者でのクロッキーの捉え方も変わってくると思います。
それはあなたが上級者になったとき分かってくると思います。

わたくしも初心者の頃はクロッキーの意味がわかりませんでした。
パッパッと勢いよく描くのですが全然へたくそで、もっと時間をかけて
じっくり描きたいと思っていました。

興味のある人物が上手にかける頃には静物画も上手にかけるようになっていると思います。

通常初心者であれば鉛筆の使い方から始まり、円柱や石膏、手、自画像などから始めた方が
良いと思います。

興味のあるものはモチベーションもあがると思いますし吸収が早いと思います。

今回の質問の答えとしては

人物画から描いてみてはいかがでしょうか。

こんにちは。
絵本作家・イラストレーターのすずきかずたかと申します。

私の経験上、人物画が静物画に比べて難しいという事はないと思います。
強いて申し上げるなら、人物画はモデルが多少動きますので静物画に比べて多少描きにくいかもしれません。
しかし、それは経験者でも同じ事で、初心者だから人物画が描きにくいという事にはならないと思います。
人物画にご興味をお持ちなのであれば、やはり描きたいものを描いた方がモチベーションも上がりますし、上達への早道だと思います。

私が通ったのは東洋美術学校のイラストレーション科ですが、デッサンは静物画・人物画ともやりました。
人物画の場合は学生同士がモデルになり、交代で1人当たり10分程度でスケッチするカリキュラムがありました。
しかし、時間内に完成しない人は大勢いましたし、私もその1人ですが、現在人物画を描くのに特に不自由な思いはしていません。
クロッキーは練習の一部としては確かに必要かもしれませんが、それが完璧にできなくても人物画が描けないという事にはなりません。
むしろ、描きたいものが明確にあるのですから、堂々と人物画コースを選択されるべきだと思います。