対象:キャリアプラン
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まもなく50歳の女性です。大学を卒業してからいわゆる大企業に就職して、現在にいたりますが、会社の経営状況が悪化し、いつリストラされても、やむを得ない状況です。自分のリスク管理ができていなかったことを反省しつつ、生きていくために、次の仕事も考えなければならないのですが、これからどこかに就職できるのか、それとも、それが不可能なのか、教えていただきたいです。現在特になんの資格もなく、先日は、派遣登録会社に行きましたが、登録もできませんでした。資格をとっても、就職に結びつかないとは聞いていますが、少しでも可能性がある方向に進みたいと考え、資格取得も考えています。大学では心理学を学び、会社では、サービス業につきました。最近では新人教育や、社内外国人の教育にあたりました。漠然としていますが、できれば、学校、研究機関や、公的機関で、働くことはできないかと考ています。アドヴァイスをお願いします。
たんとんたんさん ( 東京都 / 女性 / 49歳 )
回答:2件

税所 彰
キャリアカウンセラー
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ライフキャリアを考える
こんにちは。Resourceキャリアコーチの税所 彰です。
年齢に関わりなくいつまでも続けられる仕事とは何か。
世の中にはいろいろあると思いますし、答えは人によって違います。
何がやりたいか、何が出来るか、についてまずご自分で検討されることを
お勧めします。どんな仕事が興味があるのか、情報を集めて具体的に
絞り込んでいくことが第1歩です。
ここで大切なことは、具体的な仕事の専門を決めることであって、会社
や組織にこだわることではない、という点です。
どこにいっても通用する自立した専門職、というイメージなのです。
これがはっきりすればたとえ派遣だろうと、どこで働こうと年齢や制限から
自由になれます。
ご自身の今までの経歴で、社内教育にあたってきた、とありますし、大学で
心理学を専攻されたのなら、ひとを対象とする仕事に関心があるのかも
しれませんね。例えばカウンセラー、人事コンサルタント、臨床心理士の
ような仕事に向くのかもしれません。
また、外国人への教育に携わったのであれば、英語力も重要なスキルの
ひとつになるでしょう。
それ以外にも、たくさんの役立つスキルをお持ちなのではないでしょうか。
50歳前後は、そろそろ会社を離れたキャリアであるライフキャリアを
考えていく時期です。
ライフキャリアとは、経済生活のため仕事をするというよりも、自分が
心からやりたいこと、生涯を通じてやり遂げていきたいキャリアのことです。
自分のライフキャリアを見つけるには、時間がかかるものです。
幸い現在は大企業に居て職業があるのですから、先延ばしせず、今のうちに
準備を始めることをお勧めします。
もし自分だけでは不十分ということでしたら、公的な機関としてハローワーク
でキャリア相談が受けられますし、民間なら産業カウンセラー協会などを
通じてキャリア専門のカウンセラーや、あるいは独立のキャリアコーチ
に相談する方法があります。
積極的に取り組んで新しい道を見つけられることを願っています。
評価・お礼

たんとんたんさん
2010/11/05 14:53ありがとうございます。ライフキャリアという発想はありませんでした。ただ、自分にとっては突然目の前に現れた現実にとまどうばかりです。初めて、新聞の求人欄やハローワーク、また本屋で資格取得本などが急に目につくようになりました。そして、もしかしたら、これが私に与えられた、チャンスかもしれませんよね。自分の好きなことというのが、何なのか、よく考えてみます。それがとてもばらばらなもので、自分でもわからないのですが。また、質問するかもしれませんがよろしくお願いいたします。

上田 信一郎
キャリアカウンセラー
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個人独立が現実的
基本は雇われることから離れ個人独立を図る方向でスタートするのが現実的でしょう。転職はかなり縁故人脈がないと難しいかもしれませんし、派遣も専門性を活かしたものは実際にはないのが現実です。低額の事務作業は可能と思いますが。修業のために民間教育会社などで委託契約などで働くことは良いと思います。
そして、独立するならどのような分野が良いのかを絞って考えてみたらどうでしょうか。資格取得はいろいろあるでしょうが、私自身もやってみましたが食べられるカウンセリング資格はあまりないのではないでしょうか。自分自身で相当な営業活動が必要でしょう。自分で自分を売り、仕事をとる営業活動をやる覚悟はありますか?その覚悟ができれば道は相当開けますよ。人のあまりやらない穴場、スキマを狙うのがピントになります。かえって資格にはこだわらない方が道は開かれやすいのかもしれません。他人との差別化がポイントですから。
なお私は大学の非常勤講師をやっていますが、大学も教員、職員は非正規化が大きく進んでいる少子化による縮小市場です。非正規の講師などは開拓すればあるかもしれません。職員は派遣、パートの非正規雇用や臨時職員契約で年間有期契約などが多いのではないでしょう。
評価・お礼

たんとんたんさん
2010/11/05 15:02ありがとうございます。現実的で、具体的なお答で、まさに私の望んだものです。やはり、おっしゃるように、相当な覚悟で準備しなければならないということですね。とにかく、できることからひとつずつやっていき、そこからまた、何かが見えてくるかもしれません。今までのツケがあるかもしれませんが、勇気も湧いてきました。と、考えると、こんなお仕事も素敵ですね。本当にありがとうございました。

上田 信一郎
2010/11/05 21:09具体的にどのような分野に挑戦したらよいかですが、人生の体験すべてが財産になります。コンプレックや傷も大切な財産です。離婚した人でないと離婚コンサルタントにはなれません。倒産した経営者でないと倒産防止コンサルタントにはなれません。私がキャリアコンサルタントになった動機は、私自身が就職転職の失敗者だったの1点につきます。リストラされたらその経験を活かして、個人の側に付くリストラ対策コンサルタントやセカンドキャリアコンサルタントを目指されたらどうでしょうか。そうしたら人生開き直れますよ。心配せずにリストラがやってきたらそれも財産になると思って堂々と立ち向かってください。逃げる必要はありません。大いにゴネ、ノウハウを身につけてください。
(現在のポイント:6pt)
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