住宅ローンについて

こんにちは。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。

住宅ローンについてですが、4000万円を借り入れしてローンの審査に通るかどうかよりも支払い続けられるかどうかを良く考えましょう。
また、住宅を購入すると住宅ローンのほかに固定資産税がかかってきます。その他には修繕費の積立をご自身でしないとなりません。物件にもよりますが、10年後に100万円から200万円の準備をしておいたほうがいいでしょう。

住宅ローンの審査については、総合的に判断されます。勤続年数、勤務先の規模、物件の担保価値、自己資金の額、借入額、年収、他の債務などです。よって40万円のキャッシングは影響が出てきます。

住宅ローンついては、maitomoさんの場合には、フラット３５Sを使ったほうが金利が低く（今月の金利です。実際は融資実行時の金利が適用されます。）借りられ固定金利であるため適しているかと思われます。

そのほかの注意点としては、注文住宅の場合には通常つなぎ融資を組むことになりますので、つなぎ融資を取り扱っている金融機関を選ばないとなりません。
また、注文住宅の場合には、購入した土地に埋設物（浄化槽など）があったとか建築中にコンセントやカーテン、照明、エクステリアなど変更が出てくると大きく予算が変わってきます。できれば、100万円ぐらいは建築のための予備を置いておいたほうがいいと思います。

ｍａｉｔｏｍｏさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『年収５００万円で４，０００万円の住宅ローンは審査通るでしょうか。』につきまして、例えば、住宅ローンの審査金利を４．０％・返済期間３５年とした場合、ご主人様の年収に占める住宅ローンの負担割合は、４２．５％にもなってしまいますので、年収からは残念ながら住宅ローンの審査は難しいかも知れません。

ただし、住宅ローンの審査に無事に通ったとした場合でも、現在の支払い家賃と比較したうえで、家計に負担をかけることなく無理なく返済していけるかどうかを十分にご検討ください。

収入の４割以上を住宅ローンの返済に充当していった場合、家計は相当に苦しくなってしまうと思われます。

『クレジットカードでのキャッシングで．．．３万円ずつ返済しています。これは審査に影響あるのでしょうか？』につきまして、クレジットカードの名義がご主人様の名義の場合には、住宅ローンを申し込んだ金融機関では、個人の信用情報を取り寄せますので、そのときにクレジットカードでのキャッシングしていることは判明してしまうことになりますし、クレジットカードでのキャッシング分も含めて、住宅ローンを返済していくことができるかどうかを審査することになります。

尚、クレジットカードの名義がｍａｉｔｏｍｏさんでしたら、クレジットカードでのキャッシングが住宅ローンの審査に影響するようなことはありません。

住宅ローンを組んだ後から家計に負担をかけることなく無理なく返済していくためには、手取り月収金額に占める住宅ローンの負担割合として、２８％ほどとなりますので、ご両親からの住宅取得資金の援助などにより、頭金を増やすことができないかも含めて、ご検討していただくことをお勧めします。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄

maitomo様へ

はじめまして、FP事務所アクトの山中と申します。
今回、maitomo様からのご質問につき、お応えさせていただきます。
下記をご参考にされてはいかがでしょうか。

（ご参考）

１．maitomo様の年収を基に住宅ローン可能額につきまして、

年収５００万円、借入期間３５年、金利２．５～４％（審査金利）、返済負担率３５％以下、他の債務４０万円（毎月３万円返済中）

・変動金利型を選択する場合（審査金利４％）

借入可能額２，６１０万円以内⇒クレジット完済条件なら３，２９０万円以内

・全期間固定金利型を選択する場合（審査金利３％）

借入可能額３，０００万円以内⇒クレジット完済条件なら３，７８０万円以内

・フラット３５を選択できれば（審査金利２．５％）

借入可能額３，２４０万円以内⇒クレジット完済条件なら４，０７０万円以内

＊つまり、クレジット完済条件でフラット３５が申込み出来れば、仮審査はギリギリ通過すると推測いたします。

２．そこで、住宅ローン（含むフラット３５）をスムーズに認可・実行して頂きためには、年収、勤務年数、勤務形態、さらに個人信用情報（全銀協個人信用情報センター、CIC、JIC）が金融機関で無難にチェックされていることが必要と考えます。

以上