対象:着付け・着物
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アンティーク着物・リサイクルの着物の購入を検討している者です。
昔のお着物って色柄が粋で素敵ですよね。
現代のものとはまた違った魅力があると思います。
ただ、残念ながら昔のお着物はサイズが小さいんですよね。
私は祖母の着物をいくつかもらったのですがやはりちょっと小さすぎる・・・。
着られないことはないのですが、特に胸元と裾が着崩れやすいです。
昔のお着物(特にモダンな柄のもの)は短めに着た方がシルエットが可愛らしい気がしますが、
どれくらいまでが許容範囲なのでしょうか。
なお、私は身長163センチで標準的な体型ですが、少々腕は長いです。
また、アンティーク着物・リサイクルの着物選びにあたって、
サイズ以外で特に注意すべき点がありましたら教えていただけると助かります。
よろしくお願いいたします。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
回答:1件

結月 美妃
着付け講師
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アンティーク着物は古着という意識も必要
結美堂の結月美妃と申します。
さて、アンティーク着物ですが、やはりまずはサイズが問題ですね。
その他にはやはり何と言っても何十年も経ったものですから、色褪せたものが多いです。わたしは毎日銀座にいますが、銀座でも時折、明らかに色褪せたアンティークを着ているひとがいたりして、それはちょっとまずいと思うことがあります。
アンティークという言葉で、レトロ感が混同されているのですが、色褪せているのが骨董的にレトロだと勘違いした例だと思います。
例えば、大正期の着物にしても、それが作られたときは染めたてのきれいな色であったわけで、それから何十年も経ったものを色褪せたまま着るのがおかしいことは、洋服でも同じです。
だから、どうしてもその着物が着たいのであれば、最低限染め直しをしておくとかしないといけません。ともかく古くて汚いものでも、レトロだったらいいというわけではありません。
それにやはり時代というものもありますから、いくらおもしろい図案でも、今の時代に合わないものもあるわけで、着ていく場所によってはそのあたりのことも注意が必要です。
アンティーク着物とは、業者もうまい言葉を考えたと思いますが、つまり「古着」です。昔はお金に困ったら着物を売りに行っていたわけで、そうした古着を着るのであれば、着る場面は考えないといけません。
状態によってはいいものも時折ありますが、やはり古着であるという意識は必要なのだと思います。
補足
もし、どうしてもその図案で着たいけれども状態も悪いし、寸法も合わないというときは、ちょっと高くはつきますが、その通りに最初から作り直して復刻することはできます。
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