対象:リフォーム・増改築
漆原 智
建築家
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少しずつ広がる壁のヒビ
まあちゃん☆こんにちは。
はじめまして、アーバンプロジェクトの漆原と申します。
壁のヒビが広がってくると、誰でも不安を感じますよね。
「いつの間に広がり壁も少しゆがんできました。・・・天井から壁半分のところまでたてにヒビ
が。。。」
とありますので、柱間が下より上が開いていると思われます。
この現象が起こるのは、何らかの力でゆがんでいることが考えられます。
どちらの方向の壁か定かではありませんが、
ひとつ考えられるのが、軽い地盤沈下により片方に傾き引っ張られると良くある現象です。
壁にヒビとありますので、おそらく下地が石膏ボードと思いますが、力に負けるとこのようなこと
があります。
敷地が分譲地などで、ひな壇式の場合は、よう壁工事で柔らかくなった土が、時間の経過で圧密し
て沈下することにより、このような現象が起こることがあります。
もう一つは、石膏ボードや合板の継ぎ目の処理が甘いと起こります。
板の継ぎ目に補強材をいれて、しっかりとめてあれば良いのですが、
この辺りが雑だと、地震などの時に揺れて、継ぎ目が開く場合があります。
耐震強度が不足しているお宅では、よく見られる現象です。
窓の上部など比較的強度の不足がちな壁で良く見られます。
状況をお伺いしますと、お近くの専門家に一度ご相談されるとよろしいかと思います。
調査して原因に問題があるか、無いかで、今後の対応も含めて、異なってきます。
心配され続けるより、気分も楽になると思います。
ご参考になれば幸いです。
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この回答の相談
築10年ほどの家に引越しはや二年たちました。あるとき、階段の真横の壁にヒビを発見しました。
元からあったかな?と特に気にとめずに居たら、いつの間に広がり壁も少しゆがんできました。
今日改めてその… [続きを読む]
まあちゃん☆さん (静岡県/24歳/女性)
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